21卒 インターンES
臨床開発職
21卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
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Q.
研究テーマについて(500文字以内)
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A.
私はマウスの気管上皮に存在している繊毛の運動評価を行っています。 哺乳類の気管には多数の繊毛が存在しており、この繊毛は往復運動を行うことにより気管内腔の粘液の流れを形成し、外部から侵入した病原菌などの異物を排出する役割を持ちます。この繊毛運動が正常に行われないと、異物を体外へ排出できなくなり体内へ病原菌が侵入することで結果的に感染症などの疾患を発症することが報告されています。しかし、現在繊毛運動異常による疾患の根本的な治療法は確立していません。 そこで私は呼吸器疾患のモデルマウスを用いて繊毛運動の正常化、異物排出能の回復を最終目標として研究を行っています。繊毛に様々な物質を添加し、その運動を評価することで異常な繊毛運動が改善される物質の同定を目指しておりました。論文読み込み、先生や先輩とのディスカッション、試行錯誤を積み重ねた結果、繊毛運動を活性化させる物質を1つ同定することができたため、今後はその活性化した繊毛運動によって異物が実際に排出されるようになるのかを調べていきたいと考えております。この研究が前進すれば、将来的には呼吸器疾患の治療法の確立につなげることができると確信しております。 続きを読む
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Q.
インターンシップを通じて最も学びたいこと(500文字以内)
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A.
私が貴社のインターンシップにて私自身が臨床開発職として会社にどのように貢献することができるのかを身をもって体感したいと考えております。 今年の春に胆管がんで祖父を亡くした経験から、私は病気で苦しむ人々の健康と笑顔に貢献したいという思いがあり、自分の専門性を生かしつつ様々な人と密接にかかわりながら人々の健康に貢献することのできる製薬会社の臨床開発職に大変興味を持っております。しかし、新薬の臨床開発成功可能性が9.6%程度であることを踏まえると非常に難易度の高い臨床開発という仕事の中で自分がどのように活躍することができるのかが不透明であるというのが現状です。 そこで、製薬業界でトップクラスの承認取得数を誇り世界一の製薬企業として世界の人々の健康に貢献してきた貴社に大いに興味が湧き、貴社のインターンシップに参加することで (1)臨床開発職に必要となる力 (2)臨床開発職のやりがい (3)臨床開発にて苦心することの3点を学び、自分が将来臨床開発職としてどのように活躍することができるのか、またそれにより臨床開発を成功させている姿を明確にイメージすることができるようになりたいと考えております。 続きを読む
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Q.
現時点で将来やってみたい仕事、目標(200文字以内)
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A.
私は将来、ドラッグラグをなくすことで適切な治療を受けることのできていない患者さんを救いたいという目標があります。新薬が他国で発売されてから自国で発売されるまでの期間が日本では4年近くあり、このタイムラグによりたくさんの患者さんが治療を受けられず苦しんでいます。そこで私は国際共同治験に関わり海外の人々を相手に、自分の計画した治験計画によって臨床開発を成功に導きたいと考えております。 続きを読む