私は◯◯予備校のリーダー講師として、◯◯教室規模で友達紹介キャンペーンの促進に取り組み、現場の講師との見解の相違を乗り越えることで、入塾者数の増加に貢献しました。私がプロジェクトリーダーとして紹介キャンペーンを担当した当初、多くの講師が「紹介キャンペーンは塾の売上を向上させるためでしかなく、生徒の合格にはつながらない」と考えていたため、生徒に友達紹介を促すことに対して消極的でした。一方、私は「紹介入塾の促進により1人でも多くの高校生に少しでも早く受験勉強を始めさせることは、1人でも多くの高校生を第一志望校に合格させるという私の信念の実現にもつながる」と考えていました。講師達の意見を聞く中で、彼らは1人でも多くの高校生を合格させたいという目的で塾講師として働いている点では私と共通していることに気づきました。そのため、「その目的の達成には、担当生徒の成績をあげることと同じくらい、紹介の促進により指導できる生徒を増やすことも重要だ」ということを講師に理解してもらえれば、友達紹介に積極的に取り組む講師を増やすことができると考えました。そこで、自身が考えた紹介キャンペーンの意義やメリットと共に、生徒への声掛け方法をまとめた資料をチームで作成し、全教室に配信しました。また、全講師に情報を伝達するために教室会議を実施し、チェックリスト形式の議事録を用いてポイントを抑えながら共有してもらいました。その結果、現場の講師から「紹介に対する考え方が変わりモチベーションが上がった」という声を聞くことができ、積極的に取り組む講師が増えたことで、期間中の紹介入塾者数が前年比◯◯%の◯◯名に増加しました。強い信念をもって行動することで、異なる見解をもつ相手との共通認識を構築できることを学びました。
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