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22卒 本選考ES
総合職
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Q.
(前問で「映画・配給」「コンテンツ・営業」など感心が高い事業の回答を踏まえ) 選択した事業に関心をもった具体的な理由をご記入ください。(650文字)
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A.
「プロモーション」という切り口から誰かの人生を豊かにしたいからです。私は、勤勉すぎて自分を追い込みがちな全ての日本人を心配しています。そんな日本人に対して、その人にとっての「お気に入り」を増やすという形で支えたいと思っています。映像作品は、たった数時間で生き方・音楽・土地といった多様な出会いを提供してくれます。つまり1つの作品が、その人にとっての「お気に入り」を増やすきっかけになると考えます。だから私は、作品が持つ魅力を的確に抽出し、それを余すことなく宣材としてプロモーションするという形で、より多くの人に「見たい」と思わせる仕事がしたいです。 私はこれまでもそのような活動をしてきました。例えば、大学祭実行委員会での○○作成です。○○は、ミスがなくある程度読みやすい状態まで仕上がったら妥協することも可能です。しかし私は、実行委員が一生懸命企画したステージ企画やイベントに、より多くの来場者に参加して欲しいと思ったため、「ワクワクするデザイン」や「わかりやすい内容」にとことんこだわりました。そして、私が手掛けた○○をきっかけに企画に参加してくださった方がいることをとても嬉しく感じてきました。だから、このような仕事ができる貴社の環境は私にとって魅力的です。貴社に入社した際は、私が持つ多角的な視点や柔軟な思考力を活かして、貴社の作品をより多くの人に届けていきたいです。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も力を入れたこと、その成果。(手書き記入)
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A.
ゼミナール活動で、自己改革に取り組みました。例えば、プレゼン能力の向上です。私は二年次のゼミで行ったプレゼンがうまくいかず、一生懸命考えたプランを聴衆に伝えきることができなかったことをとても悔しく感じました。この経験から、自分の考えを的確な言葉でスムーズに伝える力をつけたいと思ったため、プレゼンにおける自己成長改革に取り組みました。具体的には「過去の失敗原因を探る」「上手な人の真似をする」「録音して聞き返す」の3つを実践しました。まず、ゼミ生からもらったフィードバックを参考に課題点を洗い出しました。次に、プレゼン上手なゼミ生をよく観察し自分と比較することにより、取り入れるべき点を探りました。さらに、自分の発表を録音して聞き返し、何度も発表練習を繰り返すことで、発表態度や構成内容のブラッシュアップを行いました。自分の弱点を受け入れ、改善する作業は大変でしたが、これらの努力の結果三年次のプレゼン大会では総合1位を獲得することができました。このように、私はゼミナール活動という場を利用して自己成長に取り組んでいます。 続きを読む
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Q.
一番印象に残っている作品(映画・小説・演劇など)と、その理由。(手書き記入)
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A.
映画「サマーウォーズ」(細田守監督/2009年)です。なぜなら、登場人物である「栄おばあちゃん」が私の人生の目標だからです。この作品を始めて見た際、家族や昔の友人たちを様々な言葉で励ます栄おばあちゃんの姿にとても感動しました。このような存在が私にもいて欲しいと思うと同時に、私も誰かにとっての栄おばあちゃんでありたいと感じました。私は人の好きなものを把握したり様々な分野に精通したりすることを好みます。しかし、情報を蓄積するだけでは意味がなく、誰かに還元したりそれを基に誰かを励ましたりできて初めて意味があると考えます。その意味で90年の人生で得た人脈を活用し、相手が欲しい言葉をかけられる栄おばあちゃんは私の理想です。このように人生の目標を与えてくれたサマーウォーズという作品は私にとってかけがえのない作品です。 続きを読む
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Q.
これまでの人生で下した一番大きな決断。(成功・失敗は問わない)(手書き記入)
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A.
大学の推薦入試を受けるという決断です。私は高校時代なかなか進路を決められず、目標はないけれどとりあえず勉強をしているという状態でした。しかし、3年の夏ごろとあるきっかけで経営学に興味を持ち、○○大学の△△学部には推薦入試があることを知りました。この時の私は面接と小論文には大きな苦手意識があり、自分にはできないと思っていました。しかし、せっかく他の学生よりも1回多いチャンスが与えられているのだから挑戦してみたいという想いや、学問に対する探究心、そして先生や母親からの後押しもあり、推薦入試を受けることを決めました。その後2か月ほどは全力で対策に打ち込みました。対策を始める時期が遅かったことに大きな不安を感じたり、面接練習で行うように話せない自分に泣いたりする日もありましたが、これらの努力の結果、無事合格することができました。この経験から、少しでも「やってみたい」と思ったことは、ためらわずに挑戦することを、現在は心がけています。 続きを読む
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Q.
「ママはUber配達員」というタイトルでショートストーリーを作りなさい。 なお、「ママ」については変更しても構いません。(600文字)
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A.
「こんにちはウーバーです!…あれ?もしかしてゆうくん?レンがお世話になってます!」まずい、と思った。この人は僕の友達のママだ。まさかこんな形で会うなんて。僕がうろたえていると、すかさずうちのママの怒号が飛んでくる。「何してんだよ。早く持って来い!」どうやら今日もママの機嫌は悪いみたいだ。「おばさん、ありがとう」驚いた顔をしたレンのママの前で急いでドアを閉めた。「何?知り合い?」「レンのママだよ。」「レン?誰だよ?」この人は保育園からの友達すら覚えてくれていないのか。いつものことながら僕は肩を落とした。翌朝、僕は代わり映えのない通学路を歩いていた。「ゆう!おはよっ!」レンが後ろからすごい勢いで寄りかかってくる。「…オレと話してるとこ見られない方がいいだろ?」レンの腕を払いながら言った。「なんでだよ。それよりさ、昨日うちのママと会ったんだろ?」「ああ、うちに牛丼届けてもらっただけだよ」隣を歩いている女子たちが僕の方を見ながらヒソヒソ話をしている。「レン、やっぱり別々に歩こう」僕は目を逸らしながらレンを押しのけた。「なあゆう、なに気にしてんだよ。俺はお前の親がどんな奴だろうと友達だぞ!」ぎょっとした。まさか朝からこんなことを言われるとは思ってもみなかった。恐る恐るレンの顔をのぞく。「な!」…僕は本当にいい友達を持ったみたいだ。これならママや学校の奴らに何て言われようが、頑張れる気がした。 続きを読む