- Q. 志望動機
- A.
株式会社そごう・西武の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒株式会社そごう・西武のレポート
公開日:2018年11月20日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
様々ある百貨店の中で、なぜ西武百貨店なのかという理由を探すこと。そのためには西武百貨店の店舗を実際に見学するだけでなく、他の百貨店や商業施設を見に行く必要もある。西武百貨店は都心だと渋谷、池袋に店舗があるが、私はこの二つを五回ずつは見学し、このスペースを使ってこのような催事を行える、今話題のこの商品をこのフロアに持ってこれるといった具体的なプランを練って面接に臨んだ。また、当然であるが入社後のビジョンも極力具体的に用意していく必要がある。まだこちらは学生であり細かい部分までは分かり切っていないことは向こうも理解しているため、とことん深く聞かれることはないが、売り場なのか、バイヤーなのか、宣伝広告なのか、自分がどの仕事に魅力を感じて志望しているのか、またその仕事に就く際自分のどのような特徴が活かせるのか、話してきちんと伝える練習が必要である。
志望動機
私がそごう西武を志望する理由は二点あります。一点目は、長い歴史の中でお客様からの信頼を勝ち得てきた貴社にて接客を学び、「質の高い接客を行える販売員」になりたいと考えたためです。百貨店は他の小売り業種と比べ、ブランド力や提供する商品の安心感が評価されているのだと考えます。当然、それに付随して確かな接客も期待されています。中でも伝統ある貴社にて、高い技量が求められる環境に身を置くことにより、私自身努力を重ね販売のスペシャリストになりたいと考えました。二点目は、「百貨店を変えていきたい」という強い思いと挑戦心を貴社から感じたためです。売り場改革や商業施設の開設など、伝統に固執するのではなく、その時々において社会から何を求められているのかを考え、それを形にしていく、という姿勢に強く共感しました。貴社でなら、時代の流れと共に変化するニーズをとらえ、消費者に「選ばれる」百貨店を目指していけると考えました。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生4 面接官不明
- 時間
- 30分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
テーマ
来る母の日に行うイベントを企画する
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
きちんと人の話を聞き、相手を強く否定しない、相手の意見の良さを認めるといった、人と仕事をしていく上で当然の行動、振るまいができているか。的外れな行動、発言をしていないかが見られていたように感じます。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 人事、不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
コミュニケーションをとる時のクセのなさ。面接官が人事ともう一人が接客の現場で長く働かれている方だったので、実際にこの学生をフロアに立たせたら・・・と考えながら、受け答えを見られていたと感じた。
面接の雰囲気
とても優しい。私服での参加が義務付けられていたが、始まる前に「今日のファッションのポイントは?」など、緊張をとくためのアイスブレイクを入れてくれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代、最も力を入れて活動したことは?
イベントを企画するサークルの広報の仕事です。このイベントは他大生を中心に毎年約100人の方が来られますが、会場のキャパシティーが300席あるため、空席が目立つことが課題となっていました。私はそれを悔しく思い、自ら広報活動を行うべく広報に志願し、様々な挑戦を行いました。まず「足で稼ぐこと」を徹底して、毎週末他大学を訪問し、一年間で40の大学を100回以上回り、宣伝を行いました。そしてそこで築いた人脈をもとに当会として初めて他大学との交流会を開催し、当会について深く知ってもらう機会を設けました。会内外を問わず多くの人を巻き込み、広報活動を展開しました。こういった取り組みの結果、イベント本番には歴代最多の350人を呼ぶことに成功しました。
大学での専門と、それを選んだ理由
「肌感覚ではなく、数字という根拠のある視点から社会を見たい」という思いのもと学部では社会学コースに所属し、その中でも「社会学の原論や統計学を用いて社会問題、社会現象を研究する」ゼミに所属しました。またその中で私は、「インターネットと政治」をテーマに定め、インターネットが政治や政治思想に影響を与えた事例として、社会問題としての「ネット右翼」と政治関連のニュースのインターネット上での拡散について考察しました。「ネット右翼」は現状一つに定められた定義が存在せず、またその特性をはかる数値も変化しやすいため、論文のテーマとして避けられることが多く、先行研究も一つしか存在しませんでした。そこで、自らデータを得るべく、リサーチ会社の過去のアンケートから使用できるものを探し、そこから先行研究と合わせ、「ネット右翼」の社会的属性や行動特性、規模などを計算する、といった作業を行いました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生5 面接官3
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 社長/人事部長/不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
集団面接なので、自分のことだけを考えるのではなく、人のための時間をちゃんと確保してあげることが大事。接客業ということもあり、そういったホスピタリティが評価されたように感じる。
面接の雰囲気
面接官全員から優しい印象を受けた。前回の面接同様、緊張をとくためのアイスブレイクから入り、終始笑顔で話を聞いてくださった。
最終面接で聞かれた質問と回答
未来の百貨店はどうなっていると思いますか?
ただモノを仕入れて販売するだけの時代は当然終わっています。従来の仕組みにテクノロジーを組み合わせ、ここでしか経験できないようなことを、体験としてお客様に提供していると思います。例えば、ロボットやAIなどの人工知能が接客や、託児サービスを行ったり、VRを使っての商品の試着、試食、試飲などです。オンラインでのショッピングでも同様のサービスが提供されていると思います。そごう西武の場合では、そこにデータを使った販売戦略が加わると思います。コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンから得られた、どのような商品が好まれるのか、どのようなプロセスを経て購入に至るのか、といったデータです。私は大学で統計を学んでおりますので、そういったデータ解析の仕事にも関わってみたいと思います。
学問以外で頑張ったことを三つ教えてください。
一つ目は、イベントサークルでの広報です。毎年の傾向から主な観客層を当大学内外の大学生に定め、直接宣伝をすべく一年間で40以上の大学を100回以上回り、足を使って直接宣伝を行いました。二つ目は、世田谷の演劇祭でのボランティアスタッフです。区民劇団の稽古の運営を半年間担当し、演出のプロの役者さんと、参加者の区民の方々をつなぎ合わせる役割を果たしました。SNSを使っての新しい広報の試みを実践したり、ポスター貼りをして大学内での認知度の向上に努めたりもしました。三つ目は、新聞の訪問販売の営業のアルバイトです。マニュアル通りの文言を使うのではなく、自分で使える情報を探してインプットし、自分の言葉でそれを伝えるようにし、それを自分だけの強みにしました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
他社の内定状況を確認されはしたが、辞めるように指示されることは決してなく、悔いなく就活を終えてほしいと背中を押してくれた。
内定に必要なことは何だと思うか
とにかく大事なのは店舗を見学すること。これなしに合格することはまずありえない。店舗も一つだけ見学するのではなく、可能な限りは見て回ること。そして、競合他社と比較して、どのような工夫がされているか、またどのような点で他社に劣っているかの両方を自分の言葉で言えるようにすること。また、そごう西武だけでなく、百貨店全体に対する意見を持っていることも大事。斜陽産業と言われているだけに、どこに魅力を感じ志望するのか、どのように現状を変えられるのか、自分の言葉で話せるよう練習する必要がある。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
基本的なことだが、初対面の人と臆することなくコミュニケーションをとることが出来ることを何より評価されたように感じる。接客業である以上、入社後は一人一人が会社の顔になるため、目を見て話が出来なかったり、会話から相手の意図をくみ取れるような能力が大切。ちなみに、接客業とは言え外見だけで内定をもらえるようなことはない。
内定したからこそ分かる選考の注意点
全ての選考で私服を指定される。もちろんファッションセンスで合否が決まるわけではないが、スーツでは行かず、場をわきまえた服装を用意していくこと。最終面接前には他社の商業施設を見学することも求められるため、時間を確保することも必須である。
内定後、社員や人事からのフォロー
複数回懇親会が開かれたり、内定者SNSでコミュニティがつくられたりした。
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そごう・西武の 会社情報
会社名 | 株式会社そごう・西武 |
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フリガナ | ソゴウセイブ |
資本金 | 205億円 |
従業員数 | 9,323人 |
売上高 | 554億4900万円 |
決算月 | 9月 |
代表者 | 劉勁 |
本社所在地 | 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目18番21号 |
電話番号 | 03-6272-7111 |
URL | https://www.sogo-seibu.co.jp/ |