18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」というビジョンを実現するにあたり、どのような影響を与えていきたいですか?
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A.
私は新しい飲酒文化を社会に提案し続けることを目標に、フロントランナーとして周囲を巻き込み、励ましながら、それを達成して参ります。 まず私は、持ち前のフロンティア精神をもって飲酒文化における新たな価値を追求していきます。高校2年生で東日本大震災直後から3か月間のボランティアに、大学3年次には1年間の世界一周の旅に、未知な環境を目指して飛び込みました。被災地では人々の喜怒哀楽に寄り添い、人の輪を生み出す、お酒の魅力を発見し、海外では多様な文化を、姿かたちを変えながら支える、お酒の可能性に触れました。私は、これまでに見てきた飲酒文化の素晴らしさを伝えていくとともに、今後も常識に捉われず様々な観点から新たな味・飲み方・文化を提案し、人々の生活をより豊かにするお手伝いをします。 また私は、困難な状況においても、前向きさと粘り強さを通じて、チームを牽引することが出来ます。被災地では、中規模ボランティア宿泊施設の創設を目指し、目標に向かって走る情熱と、その過程の一つ一つを楽しむ前向きさが認められ、多くの方の協力のもと実現にこぎつけました。世界一周中のサハラ砂漠自転車縦断では、向かい風・上り坂といった困難な時のひと漕ぎこそが距離を重ねることに気づき、共に走った仲間と励まし合いながら、約2000㎞を走破しました。「意志あるところに道は開ける」を信念に、貴社のビジョン実現のため、粉骨砕身貢献して参ります。 続きを読む
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Q.
大学・大学院にて興味をもって学んできたことは?
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A.
私は、2つのゼミに所属し、日本酒の研究を行っています。 1.民族学考古学ゼミ 江戸時代後期の灘では現代にもつながる「寒造り」と呼ばれる冬に集中して酒造りを行う技法が発明され、品質・生産量ともに飛躍的な向上を遂げました。私は10の酒蔵へのフィールドワークを通じて、酒蔵の建築様式および屋敷図の変遷から、その技術革新の詳細な時期と伝播の過程を推定する研究を行う予定です。 2.情報通信技術に関するゼミ 近年の日本酒ブームは、かつての勘と経験による酒造りから、ICT技術による温度・成分などの厳密なデータ管理による酒造りへの変化を背景としています。その他、酒造米の生産・設備管理・流通といった様々な観点から、日本酒と情報通信技術の関わりを探り、一方でビール・ウイスキー・焼酎といった他の酒類との比較を行う予定です。 続きを読む
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Q.
今のあなたの志向や生き方に影響を与えたエピソードは?
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A.
私は東日本大震災でのボランティア経験を通じて、人生における3つの教訓を得ました。 「百聞は一見に如かず」一連の震災報道を見て、自らの目で状況を見極め、その中で自分のできることを見つけたい、と強い衝動を感じ、被災直後の陸前高田に伺いました。 「三顧の礼」一方で当時高校生だった私が、ボランティアとして役に立つためには多くの方の協力が必要でした。被災地では、礼を尽くして何度も熱意を伝えることで、地元の方が建設した仮設風呂で、泊まり込みで働かせて頂きました。 「意志あるところに道は開ける」しかし、時の経過とともにボランティアの数が減少していく現実に直面しました。そこで、陸前高田をボランティアにとって何度も訪れたい「第二の故郷」にすることを訴え、自治体会議では土地・建設技術の協力を、遠方の支援者からは98万円の支援金と資材を頂くことができ、20人規模の被災地密着型ボランティア宿泊施設の創設を実現しました。 続きを読む