16卒 本選考ES
イベントプロデュース職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
学生時代に一生懸命に取り組み、達成したことについて記述してください。 (600字以内)
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A.
アメリカの大学で現地学生にプレゼンテーションを行った。その為の準備に全力で取り組んだ。私の所属する研究室では毎年アメリカへ研修に行き、現地の大学で「日本文化」についてのプレゼンを行う。英語による10分間のプレゼンを3人グループで行うのだが「プレゼンを聞いてもらう」という事は想像以上に困難な事であった。外国の方に興味を持ってもらえるテーマの選定や飽きさせない為の工夫に苦悩し、原稿やスライド、さらにはテーマまでも教授から何度もやり直しを命じられた。正直何が悪いのか最初は分からなかった。だが長い時間をかけチームで話し合い、試行錯誤を重ねた結果「音楽や小道具を使う」「スライドのフォントを分かりやすくする」などのプレゼン方法を習得した。それらはプレゼンをただやるだけではなく楽しんでもらわなければいけないという考えから工夫するようになったものであった。そしてさらに大切な事は発表の内容ももちろんだが、聴く人の視点も考える事であると気づいた。つまりこの場合、プレゼンを聴くアメリカの学生が何を考え何を感じる事に長けているか、そのような聴く側視点も考えるようになったのだ。日本人の視点だけでは不十分であることに気づいた為である。結果、現地学生の方々には終始笑顔でプレゼンを聴いて頂け、発表後「もっと聞いていたい」と言って頂けた。初めての海外でプレゼンを成功させるという困難な課題を達成出来た瞬間であった。 続きを読む
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Q.
「イベントプロデュース職」に就きたいと考えた理由と実現してみたいことについて記述してください。 (600字以内)
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A.
自分の一番輝ける場所は自分の大好きな事、そんな想いからイベントプロデュース職を志望した。私は大学で放送研究会の音響技術部に所属していた。主に所有するプロ仕様の色々な機材と大学サークル1番の大人数という力でイベントの企画・運営をしたり、他サークルのイベントを音響・照明・映像・制作・アナウンスの観点から彩るという事をしていた。私は前述の通り主に音響を担当し、会場の空間作りに力を注いでいた。イベントを作り上げることは並大抵のことではない。1つのイベントにどれだけ多くのスタッフが関わっているか、その事は実際に自分が裏方で参加しないと気づけない部分であった。そして何より「それがあって当たり前」と思われていることに気づく事も私にとっては大切な気付きであった。そのイベントに参加している人にとってはその空間があって当たり前のように思えるが実はその裏で凄まじい準備と運営が行われているという構図がある。その大変さ、そして大変だからこそ無事終わった後の充実感は何物にも代え難いものである事、その事を身を持って知っているからこそ私はイベントをプロデュースする仕事をこれからも続けたいと思っている。中でも実現してみたい事として「立体音響」「プロジェクトマッピング」「ドローン」など様々な新しい事、そこにはまだ新しいイベントのあり方を構成する力が眠っていると思う。そこを呼び覚まし感動の瞬間を創りあげていきたい。 続きを読む
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Q.
あなたが現在興味・関心を抱いていることについて、その魅力を教えてください。(600字以内)
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A.
突然だが私はラジオが好きだ。高校生の時に好きな歌手が出ているという理由から聴き始め、それ以来ラジオの魅力にとりつかれている。そんな私が最近関心を抱いているものが「ラジオドラマ」だ。そもそも皆さんはラジオドラマを聴いた事があるだろうか?私の祖父母世代であればある程度馴染みがあるかもしれない。しかし現代の若者のラジオ離れは著しく、テレビやネットの影響で若者とその親世代でもラジオドラマを聴いた事のある人は少ないだろう。私の好きなラジオ、そしてラジオドラマにもっと馴染みを持ってもらいたいと考え、私は今大学の卒業制作として「早稲田大学人間科学部のプロモーションラジオドラマ」の制作に着手している。ラジオドラマの魅力は画が無い事だ。テレビやネットのように映像が無い、つまり視覚的情報が無く聴覚的情報しか得られないという所にある。ラジオは想像のメディアであり創造のメディアだ。ラジオドラマの登場人物がどのような顔でどのような動き方をしてどのような場所に立っているのか、ある程度ナレーション等で説明はあるものの基本的には視聴者の感性に委ねられている。目を閉じて何も無いその空間に自分から画を想像し入っていく。そう、視聴者も制作者なのだ。沢山の情報が溢れ、どうしても受身の生活を送りがちな私たち現代人がふと立ち止まって自らコミットしていく場所、そんなラジオという空間に皆さんも少しアンテナを向けてみて頂きたい。 続きを読む