17卒 本選考ES
技術職
17卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
研究内容
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A.
私は新規農薬開発のため、病害菌である赤カビの毒素代謝を専攻しており、毒素生産に関わる遺伝子の制御機構の解明に力を注いでいます。 赤カビはムギ類の収量を大きく低下させ、人畜に毒性を示す代謝物を作物の可食部に蓄積するため、世界的に大問題となっています。「遺伝子は生物の設計図だ」と言われて、生物体内の化学反応は遺伝子が記録している情報の発現によって制御されています。現状を踏まえて、私は毒素生産を調達する遺伝子という新しい研究アプローチを取り入れて、赤カビの生育と毒素生産量に変化をもたらす物質の探索を行い、毒素生産を調達する遺伝子の発現状況を分析しながらその物質の作用機構を解明します。遺伝子の研究をやっていますが、学部の時学んだ化学知識を今の研究に生かし、実験を進めています。 この制御機構を解明すれば、毒素生産を抑制出来る新規農薬を開発ができ、世界の人口増加に伴う食料問題を解決に貢献できます。 続きを読む
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Q.
得意な分野・科目
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A.
データに基づいた分析と応用が得意で,菌体に対するある物質の作用効果を測定した時,270種類のデータから統計学的方法を使って,各要素の関連を洗い出して作用効果が一番良い培養方法を確定しました。 続きを読む
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Q.
課外活動
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A.
問題点を特定し、努力と誠意で家主の信頼を得て日本家屋を一週間貸してくれた経験があります。 中国の友達に関西観光を案内し、9人の合意を得て泊りたい日本家屋を決めて、不動産屋さんを通して探しましたが、外国観光客として家主に信頼されず、依頼を2回も断られました。 家主と会って自分の行動で信頼を得たいですが、お年寄りと接触した経験がないと言語の問題があります。不安ですが、「自分を鍛えて日本に溶け込むチャンスだ」という喜びも込み上げ、問題を直面して2回大阪に行って家主と会いました。一回に会って正直な態度で家主と遣り取りしても断られました。理由を探したいと思い、部屋の紹介資料をしっかり読んで実際にお部屋を見ました.そして日本人友人の協力で家主の考えを理解し、歴史がある内装破損の不安が分かりました。日本家屋への愛を家主に伝え、共感を得て不安を解消し、築50年の日本家屋を貸してくれました。 最後までやり遂げて、自分から積極的に働きかけて相手に「熱意」を伝える一方、問題の本質を把握することが大事だと考え、周囲の人の信頼を得て職場で活躍したいと考えています。 続きを読む
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Q.
学生生活を通じて学んだこと
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A.
研究室での研究に取り込み、実験データが英語の学術論文に採録されて、以下の3点の力を身につけました。 1、計画力:実験の待ち時間が長くて、時間を無駄にしないために、複数の実験を組み合わせてスケジュールを立てて,計画通りにやり抜きました。今の段階の実験は教授の予定より1ヶ月間早く完成しました。 2、持久力:微生物の生育を解析するために、4時間毎に実験データを測定し、48時間で間違いなく実験することができます。 3、継続力:2ヶ月間休まず60種類の方法を解析し、新たな実験方法を確立しました。 貴社において研究で培った力を活かして成長し、会社業績向上に役を立てる人材になりたいと考えています。 続きを読む
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Q.
希望職種
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A.
ホットメルト接着剤の研究開発に関わる技術者として,持ち味である[勤勉さ]と多分野の知識を使って研究した過程で培った[問題解決力],[多角的視野]を活かし,世界に新機能,新製品を提供したいと考えています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
諦めずに最後までやり遂げる能力は私の強みです。その力を活かしてアルバイトと実験を両立してきました。来日ばかりの私は自分を鍛えるために、コンビニのアルバイトを挑戦しました。語学と経験不足のため、面接で2回も落ち、採用してくれた店に1日間で解雇されました。 自分が否定されたと思って落ち込みましたが、諦めずに自分の不足を補い、アルバイトを探しました。接客用語と商品の名前を暗記した上に、先輩にアドバイスを貰って、深夜に実地見学しました。努力の甲斐があってついに採用されて継続して働きました。そして大学院に進学して研究が忙しくなってもアルバイトと実験を両立してきました。研究室のチームメンバーと話し合って実験の進捗を明確にした上で適当な計画を立てて、気力と根性でやり抜きました。朝8時から夜9時まで実験し、続いて翌日の朝6時までアルバイトした事は10回以上ありました。 その結果、生活費を自分で稼ぎ、研究結果が学術論文に採録されました。仕事の中で目標を明確に定め、責任を持って計画的に取り組んで目標達成に頑張りたいと思います。 続きを読む