【航空機メンテナンスの魅力】【20卒】全日本空輸（ANA）の冬インターン体験記（理系/グローバルスタッフ職（技術））No.6013（東京工業大学大学院/男性）（2019/6/24公開）

誰でも知る非常に有名な企業であり、就職ランキング等でも常に上位に位置する企業であるが、どのような事業を具体的に行っているか知りたかったため。また、全日本空輸の航空機を利用することが多く、興味があったという点もある。

まず、インターンシップ選考の内容を調べた。その後に全日本空輸ホームページ上の社員のメッセージを熟読し、業務内容を詳しく知った。

講義形式、実際の機体を使った演習、課題解決型グループワーク(トラブルシミュレーション)

1日目にやったこと

アイスブレイク(1時間ほどでやや長め)、実際の機体を利用したメンテナンスの演習。メンテナンス演習では、7人ほどのグループにそれぞれ分かれて、航空機のそれぞれの箇所の点検を行った。

2日目にやったこと

座学メインでANAの歴史、機体の特徴を教えてもらい、午後にはトラブルシミュレーションを机上で行った。その後には、実際に働いている方との座談会、実際の現場の見学を行った。

なし

メンテナンスや安全性に対する意識の高さへの大切さを教えてもらったことが印象的であった。メンテナンスでは大きな結果に繋がることは無いが、疎かにしないことの重要性、メンテナンスに関する勉強を常に行っていると教えてもらい、ANAの強みを知れた。

実際の機体を用いた作業では、指示は頂いたものの何をやればよいかわからないときがあった。7人に対し指導係りが1人であったために、教えてもらうタイミングが少し取りにくく、やや時間をもてあましてしまうことがあった。機械に興味を持つ人であれば、現場に行くだけで非常に面白いのではないかと感じた。

整備現場で実際に作業ができたのは非常によい経験になったと思う。また、実際に働いている社員と座談会を行う機会を与えていただき、多くの社員の方と話をさせていただいた。世界中で活躍できる会社であるために、キャリアデザインも多種多様であり、ANAの強みややりがいが非常に伝わった。

ANAのホームページに非常に詳細な情報が載っているため、ホームページを熟読すれば殆どの企業情報を知ることができると思う。

現場での作業が多かったため。特に、実習用の機体を用いて作業をすることができたために、自分がどのような作業を行って1日を過ごすかがイメージしやすく、入社後の自分の姿が想像できた。また、座談会では多種多様なキャリアを持つ人を選んでいただき、非常に参考になった。

航空業界に対する業界理解は十分できたが、インターンを通してなかなかやりたいことが把握できなかったため。面接等でやりたいことを聞かれたら、論理的に答えることができないと感じた。また、自分の専攻も機械系ではないため、興味を持てなかったということもある。

インターン前後で航空業界に対するイメージがだいぶ変化したため。メンテナンスをこれからの仕事にしていくのは大変だなという感想を持ち、業務に対する興味を持つことができなかった。しかし、今回のインターンを通して将来に対するキャリアプランを考えるよい機会にはなった。

事業に関して理解することができたことは大きいと思う。選考でそれらの経験を基に志望動機や部門を作り上げることができ、インターンに参加しなければ得られないものだと思う。

人々の生活を支えることができるインフラ業界を志望していた。特に志望企業等は決めていなかったが、電力・ガスを第一に考えていた。インターンも短期・長期含め参加した。それらの業界は非常に自分にマッチしていると感じ、インターン前後で第一志望の業界に変化は無かった。インターンでマッチ度を調べるのは大事だと感じた。

航空業界が志望業界ではなくなった。このインターンを通して、世間で人気・有名だからといって自分にあった会社ではないと、当然のことではあるが、実感できた。これ以降は、自己分析を再度行い、やりたい仕事のイメージ、キャリアデザインを再考した。しかしながら、いくつかのインターンを通して、大企業は自分に向いていると感じ、大企業に絞った就職活動を行った。