【18卒】ユーシーシー上島珈琲の総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3773 （2017/12/13公開）

志望理由と入社してから実現したいこと/学生時代頑張ったこと

競合他社とは違うこの会社ならではの強みに惹かれたことをアピールした。また入社してからやりたいことなど具体的に考えながら書くようにした。

1次面接は基本的な受け答えができるかどうかと、その人の印象を見ているだけのように感じた。時間が短いため、簡潔にわかりやすく話をしたことが評価されたのではないかと思う。

面接官は若い女性の人事の方でとても気さくな雰囲気だったが、時間が押していたのかかなり焦って面接しているように感じた。雑談のようにコーヒーは好きかどうかなどを聞かれて、世間話におもえる一言からも学生を見ていると感じた。

もし入社できたらどのようなことを成し遂げたいか

私が御社で成し遂げたいことは営業として御社のコーヒーを広めるとともに、飲み方についても提案していくことです。私は毎朝コーヒー豆を挽いて飲んでいるほどコーヒーが好きです。そのためコーヒーについての知識はもちろん勉強し、真摯にコーヒーと向き合っていきたいと考えておりますが、それと共に、どんな飲み方ができるのかということまで自ら探り、お客様それぞれに合ったコーヒーの飲み方を提案することで、お客様のニーズに合わせた価値提供ができると考えます。そして、お客様にとって、御社のコーヒーが特別なものになるように尽力したいです。また、私は海外と関わる仕事がしたいと思っているため、海外にある御社の農園との取引に関わる仕事もできたらいいなと思っています。

就活をするにあたって軸としているものはなにか

私が就活をする中で軸としていることは３つあります。1つ目は、食に関わる仕事ができるということです。というのも、高校時代に運動部のマネージャーを務めた経験があり、その際に選手に作った差し入れのお菓子や手料理がとても喜ばれたことに大きなやりがいを感じたからです。このことから、食を通して人々の力になれる仕事がしたいと考えています。2つ目は女性が長く働ける環境があることです。将来結婚や出産を経験した後でも、長く働き続けられるような制度や社風のある会社で働きたいと考えています。3つ目は、海外とかかわりを持つ機会があることです。私の強みは、探求心と好奇心であると自負しており、海外との取引を持つ会社で、より多くの国の人々や文化に触れ、新しい経験をしたいと強く望んでいます。

面接官が終始真顔で、和やかな雰囲気ではない中で、はっきりと自分の主張を話せるかどうかを見られていたように感じた。やや圧迫ぎみな態度にも動じず、笑顔を絶やさなかったことは評価されていたと思う。

2人の面接官のうち、１人は50代くらいの男性で、一次面接よりも堅い雰囲気だった。雑談などもあまりなく、淡々と面接が進む感じだった。

入社したらどの部署でどんなことをしたいか

私は御社に入社したら、営業として取引先の外食店に向けての、コーヒーに関する提案を行っていきたいです。御社の会社説明会にて営業担当の方が、大手回転寿司チェーン店に、寿司に合うコーヒーを提案してほしいといわれたことから、どのようなコーヒーが寿司と合うのか飲み比べて検討したことがあるというお話をされていたことがとても印象に残りました。私は日ごろから、自分でどのような食材の組み合わせで美味しいものになるかを考えながら料理することが多いですし、毎朝コーヒーを欠かさず飲んでいるほどのコーヒー好きですので、外食店のニーズに合わせてコーヒーの飲み方や飲む場所づくりの提案を行える営業がとても自分に合っていると感じます。女性ならではの視点で、私ならではの提案を行いたいです。

学生時代頑張ったこと

私は居酒屋のウェイターのアルバイトを2年間続けていますが、毎日発生していた寿司の廃棄を何とか無くす事はできないかと考え、廃棄の削減に力を入れました。まずラストオーダー時にお客様全員に寿司を食べないか確認することから始めましたが、それでは興味を持ってくださるお客様は少なく、うまく売れなかったため、まずお客様をよく観察し、寿司を注文しやすい人の特徴をリストアップして的確なターゲティングを行いました。また、コミュニケーションを積極的にとると、後で寿司を買って頂きやすいことに気づき、話題のきっかけとなりそうな一言を名札プレートに書いたりしました。そして最後に、寿司を注文したいと思ってもらえるような魅力的なおすすめができるように、提案に工夫を加えました。その結果、私の売り込みがお客様に受け入れられ、寿司をラストオーダーまでに売り切ることができるようになりました。

最終面接のため、入社してからのキャリアビジョンをかなり深く質問された。また、営業としてやっていけるだけの人柄と愛嬌があるかどうかを見られているように感じた。

最終面接のため、面接官は年配の方ばかりだったが、笑顔を見せてくれることもあり、和やかであった。物腰も柔らかく、しっかり話を聞いてくれている印象を受けた。

自分の強みはなにか教えてください。

私の強みは探究心が旺盛で、それによって生まれる疑問を解決するための行動力も持ち合わせていることです。アメリカへ１ヶ月の短期語学留学へ行った時に、実際にアメリカで生活する中で、日本とは異なる文化や習慣に大きなカルチャーショックを受けた私は、それらについての疑問をリストにしました。そして、その疑問について現地で暮らしている人々の生の声を聞くため、私が通っていた大学の生徒20人にインタビューして統計を取りました。その結果がとても興味深いものであったので、ほかの国から来ていた学生や同じく日本から留学してきた学生に結果を知ってもらいたいと考え、統計を取ったデータを１枚のポスターにまとめ、統計の結果をほかの生徒や教授に発信しました。このように、何事に対しても「知りたい」という気持ちを持ち続け、それを解決するべく行動する力には自信を持っています。

自分の強みを入社後どのように活かせるか

私の強みは探求心と行動力であると説明した通り、何事に対しても疑問を持って、解決に向かって行動する力は人一倍あります。そのため、御社に入社したら営業として、取引相手について知ろうという姿勢を忘れませんし、取引先のもつ課題を、共に解決するために行動できると考えています。取引先のニーズをくみ取り、相手に合わせたコーヒーの飲み方や、コーヒーを飲む空間の提案をすることには自信があります。また、御社は入社してからコーヒーに関する知識を学ぶ必要があると伺っていますが、何事も知りたい思う性格に加えて、コーヒーが好きという気持ちもありますので、自分から進んで、楽しんでコーヒーについて勉強できます。やらされているというよりも自ら進んで知識を身につけることは、営業として取引先にコーヒーに関する提案を行う際にも必ず活きてくるものだと考えています。

内定を頂いた時、すでに他社の内定があったのでどちらにしようか悩んでいると伝えると、ぜひそれぞれの社員に直接話を聞いたりして、しっかりどこに決めるか考えてほしいと優しく対応された。

コーヒーをメインで扱っているということから、コーヒーの勉強はかなりしなくてはいけないが大丈夫か、コーヒーをかなり飲むが耐えられるか、などの確認を受けたため、やはりコーヒーが好きだという気持ちが前提にないとかなり熱意をアピールしにくいと思う。また、学生時代どれだけ素晴らしいことをしていたかということよりも、入社後何がしたいかを明確にすることが大切だと感じた。あとは笑顔や態度など、学生の人柄を重視して選考しているようにも感じた。

まずコーヒーに関わる仕事がしたいという熱意をかなりアピールしたことと、重い空気の面接にも圧倒されずに、笑顔ではきはきと話せたことがよかったのではないかと思う。また、集団面接の際にだらだら話していた学生をその後見かけることはなかったため、短く簡潔に話をまとめることも重要だと思った。

会社説明会や座談会などで、社員の人柄がとてもいい会社だとアピールされるが、意外と面接では怖い雰囲気の面接官も多くいるため、それに怯えてオドオドしては落ちると思う。また、コーヒーを好きでなくても大丈夫とは言われるが、実際コーヒーを好きでないと熱意をアピールしにくいと思う。