【未知の可能性を探る】【19卒】バローホールディングスの冬インターン体験記（文系/SCDP向け2Daysインターンシップ）No.2646（早稲田大学/男性）（2018/4/6公開）

普段スーパーでアルバイトをしていることからなんとなく興味を持った。インターン参加経験がほとんどないころで、参加学生が偏差値上位行限定とのことだったため練習のためという意味も込めて受けた。また、名古屋開催で交通費支給のため観光の意味も兼ねていた。

ダイレクトメールで来た募集に応募した。その後ウェブテストを受験した。特に対策をしていた負けではないが通ったので要求はそこまで高くないと感じた。ただし、模擬SPIなどは受験していた。ダイヤモンド就活ナビやキャリタス就活ナビなどで利用できる。当時の私は模擬SPIだと80％強程度は取れていたと思う。

新規EC事業案とそのためにM&Aすべき会社を考えろ

1日目にやったこと

まずは簡単に会社説明を受けた。その後昼食のお弁当を購入するため近くのバローホールディングス系列の弁当店へ。ちなみに費用は会社持ち。その後課題を与えられて、作業を開始した。内容はECサイト立ち上げのためのM＆A案を提案することだった。
その後、社員を交えて夕食会へ向かった。そこそこ高級な中華料理屋で食べ飲み放題だった。夜についても時間に余裕があり、普通に飲み歩いた。

2日目にやったこと

発表向けの下調べと資料作成を行った。その後役員の今井さんより、採用方式についてやなぜこのような方式をとるのか、スーパー業界の今後についての展望などの話を聞いた。昼食時についてはSCDP採用で入社した社員の方を交えて昼食会だった。

人事部の社員と人事系の役員

なし

SCDP採用出身者の方の話は面白かった。5年間の自己人事裁量権を持っている為、入社数年目でもかなり裁量のある地位にいる方も多かった。「成長できる」という話にとても説得力があった。

提案課題が、M&Aに限定されていた点がやや難しかった。ECサイト立ち上げはどのスーパーにとっても鬼門のようで、生鮮食品は即時配達が必要な分採算がとりにくい。M&Aを含めていかにその状況を解決するかに苦慮した。だが、メンバーも優秀で気さくだったためとてもやりやすかった。

基本的な経営用語を学ぶきっかけとなった。また、インターンシップにおける議論の展開などその後参加したインターンシップにおいてもとても役に立っていると思う。学歴差別も問題だと思うが、一定レベル以上の人が集まっているという点ではとても実りある内容だったと思う。

もう少し経営用語などについて勉強しておいてもよかったかもしれない。だが、実際にはそこまで多用するわけでもなく、不要といえば不要。

社風自体はイメージで来たが、働き方が多種多様で逆にイメージはつきにくかったかもしれない。SCDP採用は幹部候補生のための高学歴者採用方式で、最初の5年間は自己裁量人事となっている。実際、入社3年目で物流センター長になった人がいるなどそれぞれがそれぞれに活躍されているのは分かった。

インターンシップからの選考特別ルートが用意されている。面接試験一発勝負で、最終面接のみで完結する。東京まで役員が来てくださって役員面接をしてくれる。バローホールディングス側は「背伸び採用」と言っていて、かなり採用意欲が高かったため採用率は悪くないだろうと思う。

スーパーマーケットへの就職は、普段アルバイト先で見てる分なんとなく想像できているつもりだった。しかし、自己人事裁量権を持っていることの大きさを感じた。選べる仕事の幅が広く、非常におもしろそうだと思った。実際に働いている人の声を聞けたこともとても大きかった。

何度かフォローアップもあったうえ、役員級の最終面接のみでの本選考にインターンシップ参加者のみ案内された。提出もESではなく履歴書。有利どころかとてつもなく有利だと言えると思う。

基本的にマスコミ業界、記者志望であった。だが、マスコミ、特に記者職での就職は難関業界であることもあって抑え的な意味で複数の業界を考えていた。具体的には、放送(民放キー局・NHK)・新聞(在京6紙)・出版(経済雑誌)の記者職。加えて、社会問題解決という意味でコンサルティング業界、旅行が好きなために旅行業界も見ていた。

志望企業・志望業界については全く変化なく、影響はなかったと言える。就職活動への影響は大きかったのではないかと思う。具体的には志望業界のインターンシップに参加する前の良い練習になった点、本選考に有利に進める打診をいただいたことで安心感につながった点がある。本選考には進まなかったが。その時点で志望業界からの内定があったことが理由であり、なければ受けてたと思う。