【関西の誇り、安全と信頼】【23卒】阪急電鉄の運輸現業職の本選考体験記 No.31941（非公開/男性）（2022/6/13公開）

会社説明会

事業内容、運輸現業職の職務内容説明。先輩社員との座談会

質問できる時間が多いとは聞いていたため、あらかじめいくつかの質問は用意しておいた。社員は４回ぐらい入れ替わるため、同じ質問をしてみても人によって答えが違い、参考になった。

必須でないが、ESの考案には非常に参考になる。

研究課題・研究内容・自己PR・志望動機・過去のアルバイトなど・入社してやってみたいこと

郵送

用紙を印刷して手書きで記入

手書きなので、悪筆でも文字は丁寧に書くこと。それを前提として、文字の大きさや太さを変えるなどして、目につきやすいようにした。

過去の通過ESが載っているサイトを参考にしながら構成を練った。言いたいこととそれを裏付けるエピソードの間に論理性を持たせるよう意識した。

ワンキャリア、みんなの就活

クレペリン検査の形式に慣れておく、国数英のオリジナル問題が出るので、苦手分野（私の場合は英語）の復習をした。

クレペリン検査、鉄道総研NR式検査、国数英オリジナル問題

国数英合計で１時間。内容は高校入試から在学程度。

なし

受付後、面接室前待機。その後面接室へ呼ばれ開始。

コミュニケーション能力は重要視されていると感じたため、常に笑顔で大きな声ではきはきと答えるように意識しました。

非常に和やかに進んだ。口調も柔らかい感じで、一人一人の回答を真剣にうなずきながら聞いてくれるため良い印象を持った。

なし

ワンキャリア

最近の鉄道業界で気になったニュースは？

他社の話題にはなりますが、JR西日本の福知山線脱線事故から１７年経ったという特集記事を多く目にしました。死者１００名以上、けが人５００名強という日本の歴史に残る大惨事であったと思いますが、鉄道業界を志すものとして、しかも現場の最前線を志望するものとして、あらためてお客様の命を預かる非常に責任の重い仕事であるということ、また一つのミスが大きな事故につながるということを認識させられました。この事故を受けてJR西日本は大改革を迫られることになりましたが、この事故から得られる教訓は他の鉄道会社にも生かされていますし、これからも活かしていかねばならないと考えます。鉄道事業は安全の上にすべてが成り立っていることを私も決して忘れないようにしたいと思います。

（ESの深堀として）行政書士資格を持っているが、なぜ取ろうと思ったのか

法学部で学ぶ者として、卒業する以外に勉強してきたことを形に残したいと考えたからです。法学部生なので、普段から大学では法律の勉強をしていますが、その勉強はもっぱらテストのため、単位のために行う勉強であり、社会に活きる法知識として身についている実感がありませんでした。そこで、実際に社会で使える法知識を学ぶことができ、出題科目も法学部生にとっては基本の法律からしか出ない行政書士試験に挑むことで、社会で活きる法知識を身につけ、さらに合格に向け勉強したという一定の成果を誇ることができるのではないかと考え受験いたしました。勉強に当たっては過去問が解けないスランプの時期もありかなり苦労はしましたが、最終的に合格することができました。

受付後、面接室前待機。その後面接室へ呼ばれ開始。

基本的に見られている部分は１次面接と変わらないと思う。ただ、それでも元気にはきはきと答えることは必須だと思う。

一次面接よりは雰囲気が厳かになったが、決して圧迫ではなく、一般的な面接試験と同じくらいの厳格さだと感じた。

なし

ワンキャリア、みんなの就活

「しきたり」は変えるべき？変えないべき？

そのしきたりにもよるかとは思いますが、あまり安易に変えてよいものではなく、変えるならば相当重要な理由が必要だと思います。しきたりというのは人々の社会的関係の中で「お互いに気持ちよく過ごすためには」、「相手に迷惑をかけないためには」という問いに対し年月をかけて編み出された一つの答えであると考えています。その存在に歴史がないしきたりというものは存在しません。したがって、そのしきたりの持つ意味を考えることなく、「しきたり」事態が邪魔であるという安易な理由では変えるべきではないと考えます。ただ、最近に関しては女性の社会進出を妨げたりハラスメントにつながるしきたりも一部存在しているかもしれません。そういったものに関しては変革が迫られていると思います。

試験監督のアルバイトで学んだことは何？

試験監督のアルバイトでは、試験の実施に関わる全ての業務を担当します。具体的には、受験生が会場に到着する前は会場の整備点検や掲示物の掲出、受験生が到着したら教室への誘導、試験中は巡回と質問対応、試験が終了すれば答案の取りまとめや教室撤収などを行います。これら一つ一つの作業は、マニュアルによって細かく作業手順が定められており、それに忠実に従って作業することが求められます。これにより、定められたことを定められたとおりに行うという「業務に対する注意力」を育てることができました。また、多くの受験生は昇進や進学をかけて試験を受けに来るため、不安を抱えています。その不安を解消し全力を出し切ってもらうべく、困った様子の人がいればすぐに声を掛けました。これにより、相手の立場に立った行動を考える力を養うことができました。

受付後、健康診断。そののち面接

投げかけられた質問に端的に応えることが求められていたかと思います。答えにくい質問でも、そらしたような回答をするとまずいかもしれません。

概ね雰囲気は２次面接と同じくらいである。質問も最後の１問を除いてはESの深堀だったので、そこまで心配して受ける必要はなかった。

なし

ワンキャリア

マイブームはありますか

私の最近のマイブームは「スイミング」です。私は大学２年生の時にバイクを購入し、普段の移動にはバイクをよく使っていますが、それまでは徒歩や自転車で移動していたため運動不足を感じるようになりました。そこで何かいい運動はないかと考えていたところ、ふと小学校６年間続けていたスイミングスクールのことを思い出しました。冷たい水の中で自由に泳ぐのは非常に心地よかったのを今でも覚えています。そこで、最近になって道具を一式そろえて、自宅近くの市民プールに週２回ほど通っています。運動不足の解消という当初の目的のみならず、回数を重ねるごとにあまり疲れずに長距離を泳げるようになるという成長への楽しみも感じることができるようになりました。

就活の軸を教えてください

私の中で就活の軸としていることは主に二つあって、一つは生まれ育った関西の地で勤務できることです。私は大学進学に当たって関西を離れましたが、そこで関西にしかない笑いの絶えない文化や距離の近さなどに気づかされ、強い郷愁を抱くようになりました。そのため生まれ育った関西の地で働きたいと考えています。二つ目は、多くの人に関わることができることです。たとえば士業事務所であれば、依頼人の希望を叶えるために、その依頼人にかなりリソースを注ぐことになります。しかし、私は多くの方と関わって、その人その人の紡いできた物語に触れることにより、自らの生き方をも考え、成長していきたいという想いがあります。そのような想いから、この２つを軸としています。