【21卒】エスペックの冬インターン体験記（文系/総合職）No.10483（2020/7/17公開）

インターンシップ内の前半における企業説明では事業概要などからどれだけ環境試験器が社会にとって必要不可欠なものであるかを初めて理解することが出来た。そして、後半のGDやフィードバックでは就職活動全体として意識するべき考え方を理解することが出来た、

正直なところ、インターンシップ参加前に必ず必要な準備はないが、GDにおける立ち回りを意識しておくとより有効な実践練習の場となったように感じた。

企業における働き方が実務レベルまで理解することは出来なかった為である。企業説明やGD練習から業務内容や就活対策といった面では満足することができたが、どのような社員の方がいるのかといった点では人事部の社員の方が２人のみで対応されていたため、様々な職種の方と接する機会がなく、この企業で働く実務レベルの想像にまで落とし込むことは出来なかった。

周囲の学生と比較した際に、実際の経験と紐付けて志望動機を述べることができると考えたためである。社会にとって必要不可欠な製品を扱うBtoB企業への志望動機はなかなか考えることが難しいと考えていたが、周囲に自分のような裏方業務をしてきた学生は少ないように思えた。

企業説明において、社員の方がどのようなところにやりがいを感じるのかといった社員の本音や縁の下の力持ちとして社会に貢献する一方、アスリートや料理人といった第一線で活躍する職業の方と携わりながら仕事が出来るという点についての理解が深めることが出来た為である。

インターンシップに参加した学生はその後の日程で行われる企業説明会に優先的に招待され、他の学生に数歩リードして、早期に選考を受けることが出来る。また、人事の方により近いところで関わることで覚えて貰いやすい機会であると思った。

人事部の方のフォローとして、インターンシップ終了後にアンケートに記入した質問についての回答や補足説明が後日メールにて行われた。

計測機器や電子部品業界の島津製作所や村田製作所といった大手のBtoB企業を中心に就職活動を行おうと考えていた。理由としては、社会の根幹を支える役割、脇役的な存在ではありながらも周囲にはある程度名前の通った企業に行きたいと考えていたからである。そして、知名度の高さと社会貢献度の高さは比例するモノであると考えていた。

結論、志望する企業や業界には大きな変化はなかった。しかし、知名度の高さが社会貢献度に比例するという考え方は間違っていると認識した。そのため、元々見ていた、就職四季報の優良中堅企業版を見返し、その他にどのような企業があるのかという点について改めて調べ直すようになった。自分の中での大手志向が変化したと感じている。