22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 信州大学大学院 | 男性
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Q.
志望動機
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A.
私が貴社を志望する理由は2つあります。1つ目はモノづくりに対するこだわりが強い点です。長い歴史の中で培われてきた高い技術力により4つのコア事業を基盤とし、幅広い製品群を有する貴社は我々の生活に欠かすことのできない存在です。既存の事業だけでなく、時代のニーズに合った新規投与デバイスの開発など価値提供型の新規事業にも注力しており、今後世の中に新たな価値を提供できる点に強く惹かれました。また、モノづくりに対するこだわりは製品の開発だけでなく「ダイセル式生産革新」といった画期的な生産体制にも表れていると感じました。2つ目は環境問題解決に向けて尽力している点です。私は大学の研究で環境負荷を低減する反応の開発を行っていることもあり、製品の開発を通じて環境課題の解決に貢献したいと考えています。貴社はCO2や廃棄物の削減にも積極的に取り組まれており、持続可能な社会の実現に貢献できると思い志望いたしました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
研究活動です。私は有機化合物の反応の開発をテーマとして研究に取り組んでいます。触媒を用いた新しい反応を見出し、目的物の収率を80%以上にすることが研究の目標でした。収率向上のために条件の検討(温度、溶媒、添加物等)を20回行うも顕著な収率改善には繋がらず、逆に反応が全く進行しないときもありました。そこで、手当たり次第検討を行うのではなく、なぜ反応がうまく進行しないのか原因を考え、先輩や教授と週に1回実験について議論するようにしました。議論を重ねることで自分では思いつかなかった実験方法や条件を新たに見出すことができました。それをもとに4ヵ月で50回以上実験を行った結果、収率は着実に改善されていき、実験開始当初13%であった収率を92%まで向上させることが出来ました。この経験から私は周りの人々の考えを柔軟に吸収し、目標達成に向けて努力し続けることの重要性を学びました。 続きを読む
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Q.
研究で最もアピールしたい成果
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A.
修士1回生の8月に筆頭著者として論文を投稿したことです。私は研究室に配属される前から、論文投稿または学会で賞を受賞し、在学中に成果を上げることを目標としていました。4回生の4月から1年間反応条件の検討を行い続け、論文を提出できる程度まで収率を向上させることが出来ました。その後2カ月で異なる置換基を有した化合物を21種類合成し、反応の適応範囲の考察を行い、論文の投稿を達成しました。 続きを読む