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株式会社マルイチ産商 報酬UP

【水産文化を支える挑戦】【20卒】マルイチ産商の総合職の本選考体験記 No.7686(明治大学/女性)(2019/7/26公開)

株式会社マルイチ産商の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒株式会社マルイチ産商のレポート

公開日:2019年7月26日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 明治大学
インターン
内定先
  • マルイチ産商
  • 日本製薬
  • 三井物産流通グループ
  • 日本赤十字社
  • アルフレッサ
入社予定
  • 日本赤十字社

選考フロー

企業研究

前提として卸売業界の立ち位置・ビジネスモデルを把握し、そのうえでマルイチ産商が扱っている商材かつマルイチ産商が展開しているメーカー型卸のビジネスモデルを理解する必要があると思います。具体的に、扱う商材という点で、総合食品卸というカテゴリーではありますが、水産物に力を入れており、他社卸とは少し異なる仕事内容もあります。そこに関しての理解や覚悟を面接では問われました。メーカー型卸のビジネスモデルに関しても、マルイチ産商の強みの一つであると思うので、どのような展望を持って事業展開しているのか確認する必要があります。また、面接に関して、全選考を通して学生1対面接官1~3かつ実施時間30~60分という形態なのでかなり深堀りをされます。エントリーシートだけでなく、発言一つ一つに深堀りされるので、アピールしたいことや伝えたいことは事前にしっかりと整理して統一性を持たせることが重要だと思います。

志望動機

貴社の一員として、食の川上から川下に関わり、世界に誇る日本の水産文化を盛り上げたいと考えるからです。日本の水産文化は世界に誇る食文化ですが、近年、水産資源の減少や漁業者の高齢化などさまざまな課題を抱えています。その中で、貴社のビジネスモデルであるメーカー型卸の機能には、日本の水産文化を保全する社会使命を果たすことがあると捉えています。特に、現場に入り込んで協働意識をもって生産者とともに0から商品を作りあげることができる点に魅力を感じています。メーカーとして生産者とともに試行錯誤して作り上げた商品を、卸として生活者の皆様のもとにお届けするという一連の流れに携わり、日本の水産文化を盛り上げたいと考えています。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2019年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

マルイチ産商の選考に進みたい理由

ES対策で行ったこと

いわゆる一般的なESの内容ではなかったので、とにかく選考に進みたいという気持ち・熱意を伝えることを心掛けました。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

SPIの参考書を二週。テストセンターは慣れるために、何度も受験をした。

WEBテストの内容・科目

テストセンター

1次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
人事
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一次面接に関しては、学生の人柄を見ることが目的だと思うので(その意味で会場がカフェであり、お茶を飲みながら、リラックスした状態で素を見たいのだと思います。)自身のことをありのまま素直に話すことが重要です。かなり深堀りされますが、自己分析していれば大丈夫です。

面接の雰囲気

ホテルのカフェが面接会場でした。面接が始まる前に、面接官の方が「緊張してる?リラックスしてね」と声をかけてくださり、非常に和やかな雰囲気で進めることができました。面接に関しては、目を見て「うんうん」とうなずきながらしっかり聞いてくださり、真剣に学生に向き合ってくださっていると感じました。

1次面接で聞かれた質問と回答

自己PRをしてください

私の強みは、出来事を振り返り次に活かそうと考えることができるところです。出来事を振り返るツールとして日記を活用しており、特に3年生のゼミの活動においてその力を発揮しました。今期は研究課題を45分間で発表する機会が2回ありました。1回目の発表では、伝えたいことをうまく伝えられず悔しい結果となりました。振り返りを行うと、要点の整理と表現の仕方が課題であると気付きました。2回目の発表ではその気付きを活かし、要点を絞り結論から話すことと文字を減らし図を活用した見やすい資料作りを心がけました。その結果、教授と仲間から「要点が明確で分かりやすい」「スライドが工夫されていた」とフィードバックを頂きました。そして振り返りを行うと新たな課題を発見したので、そこは更なる次に活かそうと考えています。

学生時代に複数で何か一つのことを成し遂げた経験

大学受験向けの予備校のアルバイト先で、先輩三人とプロジェクトチームを組んで、生徒の個人面談をアルバイトが実施するベース作りを、およそ半年かけてアルバイト全員を巻き込んで完成させました。私が主体的に担った役割は二つあり、生徒目線の意見を出すこととプロジェクトノートを作成することです。一つ目の役割では、私自身チームメンバー最年少という点で最も生徒に近い存在であると考え、話し合いの中で生徒の目線に立った意見を出しました。例えば、このプロジェクトの目的につながる「なぜ生徒の個人面談を社員ではなくアルバイトが行うのか」というテーマについて話し合った際には生徒の立場から「アルバイトが行うメリットとデメリット」を徹底的に考え、意見を共有しました。二つ目の役割では、先輩が先陣を切って話し合いを進めてくれたのでサポート役にまわろうと考え、記録係として話し合いの内容や進捗状況を書き留めました。この時、チームメンバー以外のアルバイトが見ても「どんな目的を持って、どんなテーマで話し合い、どんな結論が出たのか」が理解できるよう大枠と詳細の記録を分けて書くようにしました。上司から「このノートがあったからプロジェクトが一人歩きすることなく、全体に共有されながら進んでいった」との言葉を頂きました。

2次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
人事・営業
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

二次面接に関しては、まずマルイチ産商で働きたいという熱意を伝えることができるか、そのうえでマルイチ産商でしたいこと(どの部門でどのような仕事に就きたいか)が明確かどうかが重要になってくると思います。

面接の雰囲気

一次面接と比較すると、面接らしさはありましたが、雰囲気はやはり和やかで話しやすかったです。また、一次面接同様、真剣に学生に向き合ってくださっていると感じました。

2次面接で聞かれた質問と回答

説明会から、御社は年代関係なく挑戦できる社風にあると理解したが、それを象徴する具体的なエピソードがあれば伺いたいです。(逆質問)

実際に説明会で座談会に参加してくれていた商品開発部の○○さんがいい例だと思う。今現在彼女がリーダーとなって、特にスイーツ分野で商品開発に励んでくれている。彼女は入社した当初から商品開発をやりたいという熱意を持っており、現在その商品開発で活躍しています。また、リーダーという役職に関しても、年代性別関係なく任せる風潮にあります。各部署チームで動いているが、やはり若い世代の意見というのは非常に貴重で、ベテラン世代では出ないような斬新で素晴らしいアイディアが出る。どうしても同世代のチームでは意見に偏りが出てきたり、視点が足りなくなったりしてしまう。その意味でも、若い世代にリーダーなどの役割を任せることが多々ある。それが年代や性別など関係なく挑戦できる社風につながっているんだと思います。

マルイチ産商でしたいこと

水産物に関わる部門で、特に新鮮な生ものを扱う部門で、営業として働きたいと考えています。新鮮な生ものという点で、スピード感や季節や時期に応じた臨機応変な対応が必要になってくると考えています。また商材の特性上、早朝の業務もあると思いますが、そのような厳しい現場を身をもって知るという意味でも、営業として働きたいと考えています。また、大学の講義でジェンダー学を学び、ステレオタイプの「男性は外で仕事、女性は中で家事」という性別役割分業の考え方に違和感を覚え、女性の社会活躍に興味を持つようになりました。現状として卸売業界において女性の営業職は少ないですが、女性ならではの視点や共感を大切にして女性営業として活躍したいと考えています。

最終面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
50分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接では、二次面接以上のマルイチ産商で働きたいという熱意を伝えることが何よりも重要です。かつマルイチ産商で活躍できるような(マルイチ産商の社風に合っている)人材かどうかを判断していると思います。

面接の雰囲気

面接官が役員の方なので、緊張はすると思います。ですが、一次二次同様、しっかりと学生を見てくれ、うなずきながら聞いてくださる姿勢は変わらず、時々笑いも起こるような温かい雰囲気でした。

最終面接で聞かれた質問と回答

マルイチ産商(会社・社員)の印象

海なし県に水産品を届けたいという思いのもと立ち上げられた会社であると学び、水産物に関してのノウハウやコネクションが一つの強みである会社だと捉えています。特に漁業協同組合との提携などから現場や地域に寄り添った姿勢を受け取ることができ、ほかの食品卸では感じることができない生産者や地域との協働意識のようなものを持って仕事に取り組むことができると考えています。その意味では、これまでお会いした社員の方から仕事に対する熱い思いを感じ取ることができました。貴社のビジネスモデルであるメーカー型卸では食の川上から川下にまでかかわることができ、そこから生まれる使命感や達成感が貴社で働くやりがいに直結するのではないかと考えています。

マルイチ産商で働く覚悟があるか

あります。貴社の一員として日本の水産文化を盛り上げたいと考えています。そのために水産物を扱う部門で、営業として現場の第一線で働きたいと考えています。女性の営業社員はまだまだ少ないと存じますが、自らの姿勢をもって女性でも活躍できる職場環境の推進に努めたいと考えています。またゆくゆくのキャリアとして、営業での経験や知識を活かして、本社機能となる管理部門、人事部や総務部で働きたいとも考えています。
この質問に関しては、マルイチ産商が扱っている商材のメインが水産物であり、その特性上早朝勤務などの変動的な勤務が存在するため、その認識がしっかりあるか、そのうえで覚悟ができているかを問うようなものだと感じました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定をいただいあとも就職活動を続けさせてくれた。しかし、一応の期限として三週間を提示され、採用人数の関係上期限が早まるかもしれないという旨を伝えられた。

内定に必要なことは何だと思うか

なぜ食品卸売業界を志望するのかを明確にすること。メーカーや小売りではだめなのかを説明できるようにする必要があると思います。また、それを踏まえたうえで、なぜマルイチ産商なのか、マルイチ産商で何がしたいのかをしっかり考えること。マルイチ産商の立ち位置、今後のスタンスを理解し、マルイチ産商が目指すメーカー型卸の確立に向けて自分のどのような力を発揮し貢献できるかアピールすることが重要です。また、面接時間が長く学生1面接官1~複数のため、各選考においてかなり深堀りされるので、丁寧な自己分析が必要です。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

マルイチ産商に入りたいという熱意があるかどうか。マルイチ産商の社員は仕事に対して熱い方が多く、またそんなに大きな会社では無いため全体の顔が見えるようなチームワークなので、本気でマルイチ産商に入りたいという思いがなければ、通らないと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

私はインターンシップには参加していませんでしたが、インターンシップ生限定の早期選考があるとのこと。3月4月時点で内々定が出ると伺いました(通常は5月以降)。また、前回の面接の内容の引継ぎがしっかりとされている印象があったので、各選考に統一性を持って挑むことが大切です。

内定後、社員や人事からのフォロー

同期や先輩社員との交流できる内定者懇親会の案内をいただいた。

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マルイチ産商の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社マルイチ産商
フリガナ マルイチサンショウ
設立日 1951年1月
資本金 37億1900万円
従業員数 1,059人
売上高 2548億500万円
決算月 3月
代表者 柏木 康全
本社所在地 〒381-2202 長野県長野市市場3番地48
平均年齢 40.1歳
平均給与 626万円
電話番号 026-285-4101
URL https://www.maruichi.com/
NOKIZAL ID: 1134877

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