【学生の人数】1人【面接官の人数】5人【面接官の肩書】社長/副社長/人事部長/不明/不明【面接の雰囲気】最終面接にふさわしい緊迫した雰囲気だった。その中で今までのポテンシャルを重視した面接よりも、会社で何ができるかが重視された面接だったように感じる。【学生時代に取り組んだことについて教えてください】2016年に新しいスポーツを考案するコンペに出場しました。私は、放水されたダムの水を逆走して進むスポーツを提案しました。中間発表では、審査員に「発想は良いが安全面が確保できず、競技のイメージができないのでリアリティーがない」と判断され、最下位でした。しかし私はこのスポーツに、とんでもないワクワクを感じました。リアリティーを持って、ワクワクを共有してもらうために2つの手順を踏みました。まず、自身がダムについて理解を深めるため、実際にダムに足を運びました。ダムを管理する方にお話を伺い、ダムの安全性を確認しました。次に、情報を正しく伝えリアリティーが増すように現地視察の写真や動画を活用しプレゼンを準備し、情報を正しく伝える努力をしました。結果、最終発表では現地視察を行うというアイデアが評価され、優勝できました。アイデアを出すだけでなく、力の限りビジョンを視覚化する。その大切さに気付いたコンペでした。【今スポーツ衛星放送の業界はネット配信サービスにシェアを取られつつあります。その中で、衛星放送が残っていく道はありますか。】ネット配信は便利なサービスですが、衛星放送の長所を活かし差別化を図ることで盛り返すことができると思います。訴求ポイントは二つあります。一つ目に、解説についてです。ネット配信のサービスを実際に利用していますが、放送する試合数が多いからか全試合に解説がついていません。また解説がついている試合についても、その質が問題となっています。衛星放送では、放送する試合数は少ないですが、放送する試合については、著名な解説者をつけて放送しているため、その質は担保されています。玄人や1からルールを知りたい初心者には、衛星放送の方が親切であると考えられます。二つ目に、放送の電波の質です。Jリーグの試合を配信しているサービスにおいて、サーバーの不具合である特定の試合が放送できなくなるという問題が発生しました。それ以降も、そのサービスでは途中で試合の配信が止まってしまう等の問題が起きています。衛星放送では、電波を飛ばし受信してもらうシステムなので、サーバーの不具合が起こる心配もありません。安心して、見たい試合を必ず届けられる点も、訴求ポイントではないかと考えられます。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】今までのポテンシャルを、会社にどう活かしていけるかといった話が多かった気がする。自分が落ちてしまった一番の理由は、スポーツ業界に興味があって受けていたものの、テレビ業界には全く興味がなかったこと。両方の業界の知識が必要になると思う。
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