【広告制作の魅力、体験せよ】【22卒】ニトリの冬インターン体験記（理系/BASICコース～広告宣伝部～）No.12716（早稲田大学大学院/男性）（2021/2/9公開）

製造・小売業だけでなく広告部門まで自社で抱えていることがニトリの特徴であり、その特殊な体制下での広告制作の一端を見たいという思いからインターンに参加した。デザインに興味のある自分にとってはニトリの4職種インターンの中でも最も楽しみなものであった。

第一段階の"Special Live"(説明会)聴講後、エントリーシートの提出で参加が認められる。人生で一番挑戦したエピソードを書くように求められるので、自らの研究や趣味での経験をいかに外部に発表し伝え、自らも学びを得たのかという内容を書いて提出した。このような内容が、自社内に多様な業種を抱えるニトリに対しても適切な自己PRであったと考えている。

ニトリの商品（季節物家具・システム家具・ガーデン用品等）を顧客に対して宣伝するための方策を立案する。

1日目にやったこと

ニトリの企業全体の姿勢と広告宣伝部の特徴に関するレクチャーがあった後、2時間程度がグループワークに割かれる。最終的に各グループ間で成果を発表し、それに対して社員側が採点・順位付けをする。

ニトリ社員

なし

広告物の作成にあたり、テレビやSNSといった各媒体に固有の特徴をどのように捉え活用するかという指摘が重要であったと感じる。また実際の宣伝物作成の事例を交えながらのフィードバックも有意義であった。

全体的にテンポの速いインターンシップであり、グループワークの時間配分に苦労した。発表練習にも時間を割くことは難しく、半ば本番のアドリブに頼るような形ではあった。ニトリのインターンは参加学生数が多く、進行がかなりシステム化されていると感じる一方で、参加する学生のレベルもピンからキリまでという印象である。

広告宣伝という、それまで自らの専門分野とはあまり関わりのなかった業種についてニトリを通して学ぶことができたことは良い経験だった。また学生の制作した課題に対し、ニトリの実際の広告事例やその中での要点を交えてフィードバックが行われれる点は両者の比較ができ刺激的だった。

特段求められる知識のようなものはないが、ニトリや他社の広告を幅広く学んでおくと、課題に対するアイデアの引き出しになるように感じる。

オンライン開催ということもあるが、全体的に業務の上澄み部分を見ているような傾向が強く、勤務の体制や職場の雰囲気に触れることはできなかった。仕事の中での楽しさや刺激を感じることはできたが、そこから実際に働く姿をイメージできるかと問われると厳しいと感じる。

Basicコースの4職種（商品、法人営業、O2O、広告宣伝）各コースでグループワークに積極的に参加したことで、ニトリの業務に関して深く理解できた。加えて、それぞれのコースでの発表で優秀賞を獲得できたことは選考においてもアピールポイントになると感じている。

Basicコースの4職種インターンへの参加を通して、ひとつの企業で多様な職種をジョブローデーションで経験していけることが、自らにとっても刺激的であると感じた。また社員の方々の話を伺うと、ワークライフバランスに優れた企業であると感じさせられたため。

他のインターン参加者から聞くところによると、社員の方曰く、一般選考に比べてインターン参加者限定の早期選考に登録する学生は優位な評価を下されやすいということだった。

建築を専門に学んでいたため、その知識を生かすことができるゼネコンや設計事務所などの建築業や、社会貢献度の高い輸送・インフラ業界の施設・技術系総合職などを検討していた。しかし就職活動に際してはより広い業種について見聞を深めたいという思いから、商社やメーカーなど分け隔てなくインターンには参加し続けていた。

建築業や施設系総合職の働き方がどうしても勤務時間が不安定で長くなりがちな中、メーカーに近い企業ではワークライフバランスが比較的安定しているということを学んだ。自身はクリエイティブな仕事をするために適切な休息は不可欠であると感じているため、ニトリや他のメーカーのようにワークライフバランスに優れる企業が志望対象として浮上した。