【楽しさと愛、感じる企業】【20卒】ニトリの冬インターン体験記（文系/総合職）No.8609（東北大学/男性）（2020/2/14公開）

それまでインターンに参加していた企業が金融業界に偏っていたので、他の業界のインターンに参加することで気分転換しようと考えていた。金融会社以外のインターンではどのようなことが体験できるのか知りたいと考え参加した。

選考が応募のみであったため、特に対策したことはない。ただ応募自体が12月から1月あたりにかけてだった記憶があるので、この当時はWEBテストやSPIの対策を行っていた記憶がある。また、少し難易度が高い企業にESを出すことで、現状の文章で通過できるのかを判断していた。

応募

講義形式でテーマや課題はなく、社員の方々とのディスカッションがあった。

1日目にやったこと

ニトリの事業や特徴に関する説明を社員の方が行い、その後実際に勤めている社員が2名登場し、その方々とパネルディスカッションを行った。希望者はインターン終了後に内定者やディスカッションに参加した社員との座談会に出席できる。

なし

学生一人ひとりに向けたフィードバックはなく、印象的なフィードバックはあまり覚えていない。社員の方を見ていて感じたのは、業務への楽しさと会社への愛であった。取り繕っているように最初は感じていたが、イベント終盤にはこの企業のこと好きなんだなと感じるくらいには会社愛がすごかった。

パネルディスカッションでの質問内容を考える点で少し苦労した。そもそも生半可な気持ちでこのインターンに参加したこともあり、特にニトリへの事前知識があったわけでもないので、質問内容を考える点では多少苦労した。また、ニトリのインターンに参加した週でたくさんの企業のインターンを詰め込んだせいで体力的にきつかった。

ニトリとう会社の事業展開や製造ルートどのような思いで業務に取り組んでいるのか等、1dayとは思えないほど中身の濃いインターンであった。特にこのインターンでは、新入社員の入社後のキャリア育成や数年後どのような職に就けるのかなど明確な目標を抱けるので重知りイベントであった。

ニトリでどのような業務が行われているのかに関する最低限の知識があると、社員との座談会やパネルディスカッションという時間を有効活用できたと思う。

もし入社した際に、どのような職について、数年後どのような職に就きたいかというキャリプランや人生プランを想像できたため。ただ、人事異動が頻繁なことや入社1~２年目は店舗での営業を必ず経験することが必須であるため、マイナスな点はいくつか存在した。

内定が出るだろうなと思えるほどの部分はありつつも、ニトリに入社して自分が何に携わりたいのかという明確で密な目標が抱けず、このまま本選考に進んでもリクルーター面談の時点で落ちるだろうと感じた。周囲の学生の中にはニトリへの就職意欲が高い学生もおり、時にはガツガツと質問する姿が必要であり、その姿の形成するニトリへの知識の蓄積も必要なため、自分はまだまだだと痛感した。

ニトリに対する印象がもともとあまり高くなかったため、相対的に良い企業だなと思える要素が多かった。営業を積むことで、お客様の意見や求めるニーズを把握でき経営を担う人材や、企画するという立場になった時に活かせるという点では営業は必要不可欠であるため、しっかりした人材育成プランが存在することは大きい。

早期選考のチャンスがあるため有利。夏や冬のより早い時期に行われていたインターン参加者の中に内定をもらっている人がいるため、インターンの参加は必須なのかもしれない。

インターン参加者は早期選考に進むチャンスが得られ、社員の方から連絡が来る。また、より早い時期のインターン参加者の中にはリクルーターがついていて、早い人では1月中旬に内定を貰えてる人がいた。

当時は金融のインターンに多く参加していたが、金融業界に限らず、多くの業界を見ていた。1月2月は本選考に向けた準備期間であるからこそ、沢山の業界のインターンに参加してどの業界で勤めたいのかを確認する期間だと今も思う。ベンチャー企業で働くことや転職ありきの就活は考えておらず、大企業などの終身雇用でプライベートと仕事の両方を充実できる企業に入りたいと考えていた。

それまで一ミリも考えていなかったニトリを本選考でも受けようと思えるインターンシップであった。企業理解に関しても、十分にできたためとても有意義なイベントであった。また、参加していた学生が真面目に取り組んでいる姿を見て自分もやらなければいけないと危機感を感じるようにもなり、就職活動に力を入れるようになったきっかけのインターンになった。