【未知への挑戦、成功への第一歩】【20卒】住友不動産の冬インターン体験記（文系/総合職）No.8348（東北大学/男性）（2020/1/29公開）

デベロッパー業界理解のために参加した。この時点では、志望業界を決めておらず、通過したインターンシップには参加するようにしていた。不動産業界といえど、各社での業務展開や強み、得意分野やステークホルダーとの連携、社内の雰囲気などバラつきがあるため、まずは1社デベロッパーのインターンに参加したいと考え出願した。

事前にインターン選考の内容は各就活サイトをもとに調べた。住友不動産のESではガクチカが最も文字数が多く、志望理由の文字数が少ないため、学生時代に頑張ったことの方に重きが置かれていると感じた。また、面接が集団面接であったので事前にインターン等に参加して他の学生がいる中でも自らの考えを発言できるように場数を踏んでおいた。そのおかげもあり、面接では全く緊張しなかった。

会社概要説明、入社後のキャリア育成などの説明、その後社員への質問会

1日目にやったこと

1時間半ほど会社説明や手がけているプロジェクトの説明が行われた。人事社員の中には、他のデベロッパーと住友不動産を比較した点からの強みなどを話す人もいた。社員とのトークセッションも行われ、その後は同ビル内の空きテナントを見学した。非常にフランクな雰囲気。

なし

住友不動産に対する悪いイメージの脱却に人事社員は奔走していた。体育会系が多いのは事実であり、実際女性社員はあまりいないという話を伺った際は少し驚いた。また、社員の方と個々で話す時間は設けられていなかった。イベント終了後に質問しに行けば良かったと後悔した。

参加学生が少ない中、社員とのトークセッションの時間が多く設けられていたため、質問を考える必要があったのは正直大変であった。また、大変だと感じたこととして、社内は実力主義の風土があるから、体育会系のような人材が多いと発言した際には、住友不動産で働く際には、大変なことが多々あるのだろうと予測できた。

住友不動産の強み、同業他社との差異化はこのインターンに参加したことではっきりできるようになった。デベロッパーという職種の面白さ、そして大変さは事前に聞いていたが実際に働く社員の方も大変なのは事実と仰っていたため、その再確認ができてよかった。また、内定に至るまでに現状の自分に足りないものを見つける機会にもなった。また、住友不動産が手がけたビルを内部見学できたのがよかった。

事前に業界研究を進めた上で質問事項は多めに用意したほうがよかったと思う。本選考以降は今回のような少人数イベントがあまりないため、質問事項を用意して、イベント終了後に人事の社員に個別に質問すると名前と顔を覚えてもらえると思う。

デベロッパーで働きたいという意欲はさらに高まった。自分の作りたい街づくりに携われることで得られるやりがいや達成感は計り知れないものであるため、デベロッパー業界の志望順位は上がった。だが、住友不動産に限って言えば、家族よりも仕事優先など、ブラックな一面もあるというのはインターン参加前から知っていたため、そのイメージの払拭には至らなかったため。

業界への知識不足を強く感じたため。また、創造したい街づくりに関して、明確なイメージを持っていたが、現状では不足している点も多く、また曖昧な点も多いと自覚したため、改めて見つめ直す必要があると感じた。ただ、住友不動産に対する理解では、ライバルたちに劣らないほどの理解ができ、そして住友不動産だからこそ実現できるモノに関しても明確なイメージを抱けたため、本選考までにより具体的なものにしようと考えるようになった。

デベロッパーで働きたいという思いが強くなったため、必然的に住友不動産への志望度は上がった。他の業界では経験できないほどの多くのステークホルダーと連携して、建物の完成に従事するため、得られるやりがいや達成感は想像できないほど大きいと憧れを抱いた。

インターンに参加することで人事に覚えられるチャンスがあるため。このインターンで登場する人事社員は本選考でも採用担当として何度も出てくるため、積極的に質問を行ったほうが良いと思う。また、住友不動産の本選考の選考過程が不透明であるため、とにかく人事の方に顔と名前を覚えてもらうことは必要不可欠であると感じた。

志望業界は特に絞っておらず、金融を中心とした多くのインターンに参加した。就活解禁の3月末にES締め切りが一気に迫ってくるため、それまでに受ける業界とESの大まかな内容を決めようと考え、多くの業界に手を出していた。ベンチャー企業に関しては考えておらず、大企業で働きたいと思い就職活動を進めるつもりであった。

デベロッパーを志望する大きなきっかけとなったインターンシップであった。また参加学生のレベルをしっかりと把握できたわけではないが、知的な学生が多く、コミュニケーション能力に長けている学生も多かったため、自分のこの業界を受ける上での現状の立ち位置を把握でき、内定をもらうためには更なる業界研究、企業研究が必要不可欠であると感じた。就職活動へのギアチェンジが入ったイベントでもあった。