【挑戦する印刷革命】【20卒】大日本印刷の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.8669（東北大学/男性）（2020/2/14公開）

就活解禁に向け、業界研究を進めている際に、出版・印刷業界に関する業界研究が進んでないことに気づき、大日本印刷のインターンを応募した。印刷会社と言われても、あまりパッと思いつく印象も無かった。印刷会社のインターンの選考難易度は高く、ESで落ちる可能性が高いため、その時点で仕上げていた本選考で提出しようとしていたESを出し、通過するか否かの判定基準としても応募した。

とにかくESの推敲だけは人一倍行った。
「社会人になってから、実現したいこと」というテーマであったが、印刷会社でも行えることをあえて選び、関連性を持たせた。

エントリーシート

新規事業の立案

1日目にやったこと

午前中は企業理解を意図した簡単なワークを行った。午後からは、進行役の社員を中心として新規事業立案に関するワークを行い、発表後は、社員の方がフィードバックを起こしてくれる。ワーク終了後は、座談会が設けられていた。

事業部の社員だった印象が残っている。

なし

まず、誰をターゲットにするのかを定めてから議論を始めるというフィードバックである。印刷会社は、ただ企業からの要請を受けた印刷をするのではなく、お客様情報を利用して、新たな分野に挑戦していくという変わった業界である。そのため、やろうと思えば何でもできる業界であるため、ターゲット層を決めないと議論がスムーズに進まないということを教えられた。

特に大変だったことは無かった。午前中の企業説明を含めたワークを行い、事前に大日本印刷が手がけているプロジェクトなどを理解した上での新規事業立案のワークであったため、グループワークに積極的に参加できた。グループワークはメンバーの運要素も大きいので、良いメンバーに恵まれたと思う。

大日本印刷で実際に働く社員の方数名の生の声を聞けたこと。あまり頻繁に就活生に対してのイベントを開いているイメージもないため、このインターンを通じて社員の働くことへの意義に関する意見ややりがい、若手の時の失敗などを聞くことができたのはとても勉強になった。

どんな事業を手がけているのか、今後どのような路線に力を入れていくのかに関する予備知識を備えておくと、もっと突っ込んだ質問が行えたと思う。

印刷業界の面白い点は、ユーザー情報や傾向を利用した新規事業展開であるが、何にでも挑戦できる環境にあるからこそ、自らが入社後何に一番取り組みたいのかが明確ではなくなってしまったため、想像できなかった。また、残業は他業界に比べても多い印象は受けた。その分、フレックス制などで自由度は高い。

大日本印刷で、自分がやりたいこと、将来的に実現したいことが明確にできなかったため、インターン終了後は本選考は厳しいと自分でも感じた。具体的に何に従事したいのか、自分にしか作れない志望理由や強い思いを創造しないと、印刷業界は難しいと考えていた。

事業展開が魅力的であったため、志望度が上がった。また、座談会を通じて社員の方が全員、仕事を楽しんでいる様子を感じ、ある程度の規則はあるがその中でも自由性は他社よりもあると感じたため、志望度が上がった。ただ、配属部署に関しては運要素が大きく、志望部署に行けない可能性が高いのも事実であるため、難しいところである。

必ずしも、本選考に有利になるとは言えないが、3月の企業説明会では時間に余裕がなく、社員に直接質問をする時間もあまり多く設けられていないため、本選考に向けた情報調達という面では本選考に有利になると感じている。

インターンに参加したことで、顔と名前を覚えてもらうチャンスはある。実際に、ある学生は熱心に質問を行っている姿を評価されたのか、社員の方から名刺をもらっていた。

特に業界を絞らず、金融やメーカー、不動産など多くの業界のインターンに参加していた。このインターンの開催が2月であったため、ある程度は業界を絞る必要があると焦る気持ちはわかるが、私はこの時期はWEBテストの勉強とESで記載する自分の強み、ガクチカの構成に時間をかけていた。1月2月は本選考に向けた準備期間であるからこそ、沢山の業界のインターンに参加してどの業界で勤めたいのかを確認する期間だと今も思う。

印刷業界を本選考でも受けるとこのインターンを通じて決めた。ワークの際に社員に言われた、まずターゲット層を決めるというアドバイスは本選考のグループディスカッションでも気をつけたことであるので、このイベントに参加してよかった。また、参加していた学生が真面目に取り組んでいる姿を見て自分もやらなければいけないと危機感を感じるようにもなり、就職活動に力を入れるようになったきっかけのインターンになった。