【未知の業界へ挑戦】【20卒】富士通の冬インターン体験記（文系/総合職）No.8655（東北大学/男性）（2020/2/14公開）

多くの会社のインターンシップに参加していたが、気づかぬうちに金融業界のインターンにばかり参加していたため、その他の業界特にメーカーも1つは参加したいと考えていた。富士通にインターンES締め切りが比較的遅く、参加できそうなメーカーが富士通だった。

とにかくESの推敲にたくさん時間をかけた。ESでは、2題の設問があるが1つは200字、もう一つは400字と文字数が少ないため、その字数内に収めることが最も大変だった。就活解禁直前の時期の提出であったので、ES記入とともにWEBテストにも多くの時間をかけた。

仮定の町における、課題解決案としてどのようなソリューションが提供できるか

1日目にやったこと

午前中に課題解決に関する根本的な説明が進行役の社員によって行われた。その後例題をもとにした簡単なワークを行い、午後からは仮の町に関する課題解決に関するワークを行った。ワーク終了後は、各班についている社員からの講評がある。

普通社員

なし

限られた時間で、誰を対象にどのような視点からそのソリューションが必要なのかという観点を大事にしてほしいというアドバイスである。短い時間で町のすべての課題解決に至るソリューションの展開は求めていないからこそ、何を相対的に最優先にすべきなのかその観点の必要性を感じた。

ワークの時間が短く、限られた時間内で最適なソリューションを展開するに至るその過程すべてが難しかった。ワークに参加する学生のレベルも高く、議論についていくのですら精一杯であった。ただ、高レベルの議論やグループワークをインターンで経験できたのはとても大きな経験であった。

限られた情報、時間という条件下で取捨選択して最適解を見つけるという難しさとその答えを探るための観点を知ることができた。メーカーならではのワークだからこそ、様々な観点からのソリューションの展開が可能であり、単に営業することだけがメーカーの業務ではないと感じた。

特にない。ただ、場馴れは必要かもしれない。グループワークで自分がどのような役割を担うのか、その役割の重要性などを知るには経験を積むしかないと思う。

富士通という企業の社会貢献性の高さ、様々な事業を手掛ける企業だからこそ将来性の高さから、この企業で働きたいという気持ちは強くなった。企業内外の多くの方と1つの大きな課題に対して、協力してソリューションを提供するやりがいの大きさは計り切れるものでもない。また、入社後のキャリア育成などの面でも社員とのフリートークで聞くことができたため、この企業で働く姿を想像できた。

メーカーで勤務する上で、最低限の理系的目線と論理的思考が必要であると今回のインターンシップで感じた。多くのメーカーは、受験者数における採用人数がかなり少ないため、その数少ない枠争いの中で、当時の自分が持っている力では内定には遠く及ばないと感じた。

メーカーでの具体的な業務内容やキャリア育成、入社後の身につくスキル、人事異動など様々な事柄を理解でき、その上で入社した数年で経験を積み、中堅になってから大きなプロジェクトや大きな責任が伴う仕事に富士通でチャレンジしたいという強い気持ちになった。

インターンシップ参加者限定セミナーが存在するため。また早期選考の案内も届くこともある。実際に勤めている社員の生の声を聞く機会は滅多にないため、本選考に有利になると判断した。

業界を絞らずインターンに参加していたが、気づけば金融業界のインターンに多く参加していた。1月2月は本選考に向けた準備期間であるからこそ、沢山の業界のインターンに参加してどの業界で勤めたいのかを確認する期間だと今も思う。ベンチャー企業で働くことや転職ありきの就活は考えておらず、大企業などの終身雇用でプライベートと仕事の両方を充実できる企業に入りたいと考えていた。

メーカーという幅広い事業を行う会社で自分が何をできるのか、それまで不明であっただけに、このインターンを通じてメーカーに対する好感度は上がった。企業理解に関しても、十分にできたためとても有意義なイベントであった。また、参加していた学生が真面目に取り組んでいる姿を見て自分もやらなければいけないと危機感を感じるようにもなり、就職活動に力を入れるようになったきっかけのインターンになった。