【未知への挑戦、成長の証】【20卒】明治安田生命保険相互会社の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6462（東北大学/男性）（2019/6/25公開）

金融業界を中心にインターンに参加することで、多くの学生と触れ、本選考に向けてのモチベーション増加につながると考えたため。まだ業界を絞らず、様々な業界を見ていた中で、友人も受けていた金融業を受けることでインターンがどのようなものか、どれくらい自分が現状としてグループワークを通して活躍できるかを知るために参加した。

特に受かるためにやったことはないが、webテストが選考フローになかったため、ESは誤字脱字や意味のわからないことは書かないよう努めた。

明治安田生命が海外保険事業を展開するなか、「先進国と新興国のどちらを優先して開拓・投資すべきか」

1日目にやったこと

生命保険業界の仕事理解として、人事部のリーダーの方や営業部で働く社員の方が講演を行った。午後からは翌日から参加する部署の選択を行い、グループごとに自己紹介等を行った。その後、営業所長、法人営業担当経験者による体験談をムービーを通して学んだ。

2日目にやったこと

初日に決まったグループごとに各部署に向かい、そこで提示されるテーマに対して議論を行う。
私は海外事業推進部に参加したが、そこでのテーマは、明治安田生命が海外保険事業を展開するなか、「先進国と新興国のどちらを優先して開拓・投資すべきか」であった。50分ほどグループワークを行い、その後発表。

3日目にやったこと

3日目は広報部に参加した、2日目同様、提示されたテーマに関してグループで議論。広報部に参加したが、そこでのテーマは明治安田フィロソフィー」を広く社会に訴求するために、企業イメージの浸透・定着に向けた具体的なプロモーション策を企画・立案せよであった。60分ほどグループ内で議論し、その後発表。

各部署ごとの社員。私は海外事業推進部と広報部に参加したが、両方ともに部署の社員の方が審査員だった。

なし

社員の方からは基本情報の書かれた紙から、どのようなニーズが求められているかを想像しなさいと最終的にフィードバックを受けた。目に見える形として現れない、奥底にあるニーズを引き出し、感じ、それに応えるのが営業で活躍するために必要という言葉が心に残っている。

各部署ごとでの最終発表が最も大変であった。60分という短い時間の中で、同じチームの学生の意見を引き出し、それを最終的にまとめるというその過程で何度も道を踏み外し、2日目のグループワークでは最終的に結論までたどり着かなかった。3日目は、前日の反省を生かしてうまくチームをコントロールし、なんとか結論を出し、うまく発表することができた。

金融業界について大まかな理解をすることができた。参加して金融業界の面白さを感じた一方で、部署ごとに訪問した際に、明らかに疲労の溜まっている社員の方を目にするなど、生保業界の闇を見たとも正直感じた。ただそういう点はあまり知る機会もなく、本質を知るとても貴重な機会であったと今は感じている。

事前に生保では何を売っているのか、特に明治安田の強み、他者との決定的な違いを知っておくとグループワークの際に面白い施策提案ができたと感じた。

生保という人の生命を売るという点で違和感をもともと感じており、その点での問題解消に繋げるべく参加したが、社員の方にその質問をした際に、あまり明確な返答が返ってこず、社員の方も同じ違和感を感じているのだと思ったから。また、デスク訪問の際に、電話営業をしている社員の方が多く、激務であると感じたのが大きな理由。

グループワークを通じて、選考を突破していくために必要なコミュニケーション能力を持っていると自分でも感じたため。生保という近年、志望者も減っている業界なので選考突破することは可能だとインターンを通じて感じた。ただ、金融に関する知識不足は否めないため、その点に関しては勉強が必要だと感じた。

志望度が下がった理由は、金融業界で働く自らのイメージを具体化できなかったから。確かに多くのお客様と接し、人生をサポートするという点にやりがいを感じるが、社内そしてお客様からの信頼等を常に頭に入れながら生活を過ごさなきゃいけないという点で、面白くないと感じたため。

インターン参加者のみの選考ルートがあるため。インターンないの出来不出来にかかわらず、ほぼ全ての学生が特別ルートに乗り、選考が有利になる。書類もほぼ通るため、生保業界を志望する人は参加が必須のインターン。

インターン参加前は特に業界を絞っていなかった。選考の早いテレビ局などのマスコミを受け、本命業界の選考の事前練習として様々な業界を受けた。ITベンチャー等も受けていた。中でもインフラ特に鉄道業界を志望していた。鉄道会社の選考フローにはグループディスカッションが多く含まれており、その対策としてインターンでもグループワークを取りれている会社を受けた。

このインターンを通じて生命保険業界を就職活動の軸から外すことにした。大手企業に入ると自分がどの位置に属しているのか、自分の業績が会社にどの程度の利益を生んでいるかという点でわからなくなってしまうと感じた。そのため、総合職として会社を牽引し、最終的には経営を担う人材として活躍できる会社に勤めることが自分のキャリアステップにマッチすると感じた。