19卒 本選考ES
総合職
19卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
当社を志望した理由は何ですか。
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A.
私が貴社を志望する理由は、「個人のレベルに合った教育を日本全国の子供たちに提供したい」と思ったからです。私は大学において教職課程を履修していますが、履修し始めた当初は学校教育について受動的に学習するだけでした。しかしながら、塾講師として実際に集団授業で子供たちを指導した際に、この教育方法が本当に子供たちの学力向上のために最適なのか疑問を抱くようになりました。その後、私が個別指導塾で子供たちのそれぞれのレベルに合った勉強を指導した際に、集団授業で指導していた子供たちよりもはるかに成績の伸び率が高いことに驚嘆しました。また、私の出身は兵庫県の山間部で、都市部と比べたら塾などの教育を受ける機会に恵まれていませんでした。そういった経験から私は教育の地域格差も是正したいと考えるようになりました。以上から、私は「個人のレベルに合った教育を日本全国の子供たちに提供したい」と思い貴社を志望致しました。 続きを読む
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Q.
・あなたが、これまでに受けた「授業※」で、「自分のためになった」と思う授業内容と、その理由を述べてください。 ※授業は「小学校・中学校・高校・大学・大学院」いずれの授業か明確にしたうえで、論じてください。
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A.
大学3年生の時に受講した「障害者教育論」という授業です。この授業では主に知的障害、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由などの障害を持った子供たちの特徴をまずしっかりと理解します。その上でその子供たちに対して行うべき教育方法に関して学習をします。そして、講義の最終回では実際に聾学校に訪問し、聴覚障害を持つ子供たちとコミュニケーションを図り、通常学級と特別支援学級の違いを体験するという内容でした。私はこの授業を受講する前までは、障害を持った子供たちは限りなくできないことが多く、指導するのはとても大変だと考えていました。しかしながら、この授業において毎回のように先生は「障害児が何もできないのではなく、教員がうまく障害児から能力を引き出すことができないだけだ」と仰っていました。つまり、障害児は聴力や視力が健常児より劣るというだけで能力的には何も変わることがなく、障害の特徴を知り、少しの配慮をするだけで健常児とほぼ変わらずに指導できると言うのです。私はこの先生の言うことを最初は素直に受け入れることができませんでした。なぜなら、障害児は何もできないという根拠のないイメージを持っていたからです。しかしながら、講義の最終回での聾学校訪問をした際に、私は子供たちが学習している内容が全く健常児の学習する内容と違わず、授業中に黒板ではなくパワーポイントや手話、口話を使用するといった授業スタイルだけが異なっていることを目の当たりにしました。この講義を通して私は「身勝手なイメージを持ち、相手を決めつけてしまうことの危険性」と「相手の特徴に合わせて、指導することの大切さ」の2つを学ぶことができました。私は「障害」があるから何もできないのではなく、「障害」を一つの特徴と捉えてその特徴に合わせた教育を行う必要があるという考えは、どういう状況であっても指導をする立場に立つ時にとても大切な考えだと思います。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に、「最大限『頭』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください
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A.
現在所属するミュージカル団体において、企画リーダーとして「観客動員数と顧客満足度の20%向上」という目標を実現したことです。当団体では公演毎に1400人前後のお客様に来場して頂くことができていました。しかしながら、私は公演の質や経費などを考慮した際により多くのお客様に来場して頂くことが可能だと感じ、企画リーダーとして団員150人程をまとめると共に、公演の全責任を負う立場として目標達成のために注力しました。私は目標を達成させるための方法として過去公演のお客様アンケートを分析し、目標と現状の差を可視化させました。そして、観客動員数と顧客満足度に対して目標と現状の差を埋めることができる計画的な戦略を立案し、実行しました。その結果、「観客動員数と顧客満足度の20%向上」という目標を実現することができました。この経験から、私は「目標を定め現状をしっかりと分析し、計画的に取り組むことの重要性」を学びました。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に、「最大限『体』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。
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A.
現在所属するミュージカル団体において、主演として後輩を指導した結果、質の高い公演を上演することができたことです。当団体は公演毎に1400人前後のお客様に来場して頂けるほどとても大きな団体です。しかしながら、ミュージカル未経験の人も多く入団します。私が大学2年生の8月に行われた公演で主演を務めた際にも多くの未経験の1年生が公演に参加しました。そこで、私は主演として公演に関わる役者を引っ張り、まとめる必要があったので、まず役者として最低限できなければならない「挨拶」と「稽古場の掃除」を1年生よりも率先して行いました。また、1年生の手本となるように稽古に対して全力で取り組みました。この結果、1年生も稽古に全力で取り組むようになり、お客様から称賛して頂ける大変質の良い舞台にすることができました。以上の経験から、私は「誰かを指導する際には、まず自分が率先して行動で見本を示すことの重要性」を学びました。 続きを読む