【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】役員【面接の雰囲気】面接官の方は年配の方で、かなり固い雰囲気の下面接が行われました。基本的には、ESに書いてあることを順番に詳しく聞かれるというものでした。緊張はしますが、圧迫ではありませんでした。【あなたはどんな40歳になりたいですか。】『「若さを持ち合わせたベテラン」になりたいと考えます。仕事の面では40歳と言えば、ある程度自分の専門的な役割を確立し、自分の考えに基づいた仕事が出来るようになる時期だと考えます。そしてその自分の考えとは、それまでの様々な経験によって醸成されていくと考えます。そこで、自分の考えに自信を持って行動するために、人よりも多くの様々な濃い経験をしてきた「ベテラン」になりたいと思います。しかし一方で、自分の考えの軸が定まるということは、その分新しい視点を持ちづらくなることに繋がるはずです。そこで、常に若い頃のマインドを保ち続け、新しいことを学ぶことに対する貪欲な姿勢を貫きたいと思います。また、いくら優れた考えを持っていたとしても、実際にそれを行動に移せる肉体が無ければ意味がないことから、プライベートな面に関しても、スポーツなどを通じて、肉体的な若さを保ち続けていきたいと思います。』突発的な質問であったため、かなり焦りましたが、自分の尊敬する社会人の姿を思い浮かべて答えました。【当社を志望する理由と、入社後にやりたいことを具体的に教えてください。】『まず私は自分の仕事選びの基準として、やりがいが大きい仕事というものを掲げました。というのも、仕事をしていくうえで、モチベーションの維持こそが重要であり、そのためにはやりがいを感じられる仕事に就くべきだと考えるためです。そして、その「やりがい」のある仕事とは何かを考えた時に、より多くの人に影響を与えられる仕事であると考え、これを最大限で実現できる仕事として、我々人類全体の未来を創っていくことに貢献できる仕事がしたいと考えました。そして、人類の未来が今後どこに向かっていくかを考えた時に、今までの、モノを使って捨てるという「消費型社会」から、限りある資源を如何に有効活用するかという「循環型社会」への移行が進んでいると思います。そこでこの、循環型社会の形成を担っている企業に身を置くことで、ひいては「人類の未来に貢献したい」と思い、この「循環型社会の形成に関われる企業」というものが、私の企業選びのポイントです。②企業の志望理由→その中でも御社を志望する理由は、御社でこそ、この循環型社会の形成に携わることが出来ると考えるためです。そう考える理由を二点挙げさせて頂きます。⑴まず一点目なんですけども、前提といたしまして、先ほど述べた循環型社会は結局何によって、構成されているのか考えた時、社会をややミクロにすると都市であると考えます。そしてこの都市に関して言うと、スマートシティーと呼ばれる環境に配慮したまちづくりというものがあると思うのですが、結局、この都市を構成しているのは、多くの建物であると考えます。そう考えた時、御社は、環境に配慮した長寿命の建物を建設する技術に加え、「エネルギー」そして「IT」の技術を駆使することによって、建物内のエネルギーの省エネ化を行う技術を持っており、これは他社にはない御社だけの技術であり、これこそが、循環型社会を形成する建物であると考えます。⑵続いて二点目の理由ですが、御社は東京ガス様大阪ガス様と新電力のエネットを設立しており、2016年には家庭に向けた電力の小売り自由化がなされると言うことで、今までの御社の主力顧客であった法人に加えて、個人に対しても御社の省エネの技術が活かされることになり、今後より多くの家庭でも御社の技術を活かした電力の省エネが普及していくと考えます。以上二点の理由から、今後の循環型社会を形成していくと言える御社に身を置き、御社の技術を普及させることで、ひいては「人類の未来に貢献したい」と思い、御社を志望しております。』最終面接ですので、長くなることを覚悟で、思っていることを全て述べるようにしました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】内定通知の電話にてフィードバックを受けるのですが、とにかく明るく元気に話していたことが印象的でしたとのお言葉を頂いたため、そこが評価に繋がったのだと思います。特に、営業職を希望している場合は、その点に注意しましょう。また、自分は事業内容をあまり把握しておらず、逆質問でどんどん質問したのですが、その積極性もひょおうかに繋がったみたいです。
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