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第一三共ケミカルファーマ株式会社 報酬UP

【研究を伝える堂々とした受け答え】【19卒】第一三共ケミカルファーマの研究職の1次面接詳細 体験記No.6012(山梨大学大学院/女性)(2018/12/19公開)

2019卒の山梨大学大学院の先輩が第一三共ケミカルファーマ研究職の本選考で受けた1次面接の詳細です。1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2019卒第一三共ケミカルファーマ株式会社のレポート

公開日:2018年12月19日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 研究職

投稿者

大学
  • 山梨大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

1次面接 通過

実施時期
2018年06月
形式
学生1 面接官4
面接時間
40分
面接官の肩書
人事/不明
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

常にはきはきと自信があるように研究の内容についての質問に答えていたので、しっかり研究に対して理解しながら取り組んでいるのだと伝わったと思います。また、面接が終わった後に面接の手ごたえはどうでしたかと聞かれたときに「自分の伝えたいことは出し切ったので、これで落ちてしまっても縁がなかったと思って諦めます」と伝えたことが、かえって潔かったと評価されたのかなと思いました。技術面接なので、自分の研究を他分野の人にもわかるように伝えることが大切なので、何度も面接練習をし、質問の対策はしっかり練ったほうが堂々とした受け答えができ、評価されやすいと思います。

面接の雰囲気

とても和やかでした。面接を始める前の控え室で人事の方がESの内容から部活について質問をしてくださいました。それがとても緊張をほぐしてくださるものだったので、そのあとの面接も緊張せずに受けることができました。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究内容を教えてください。

私の研究内容は新規FGFR結合環状Nアルキルペプチドの探索とiPS細胞培養試薬および抗ガン剤の開発への応用です。線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)はiPS細胞に発現する受容体であり、そのリガンドタンパク質である塩基性線維芽細胞増殖因子(FGF2)との相互作用は、iPS細胞の分化多能性維持と増殖に重要であることが知られています。しかし、FGF2は安定性が極めて低く、37℃という培養条件下において短時間で失活してしまうという問題点があります。一方でFGFR の過剰発現はFGFの相互作用による血管新生によって多くのガン細胞の増殖に関与していることも知られています。その相互作用を阻害する化学合成可能な医薬品化合物の開発は、抗ガン剤開発に非常に重要であると言えます。これらの背景から本研究では、iPS細胞の分化多能性維持と増殖に有用なFGF2の機能を模倣するFGFRアゴニストとガン細胞の増殖を阻害するFGFRアンタゴニストの開発を目指しています。そして、新規にFGFR結合環状Nアルキルペプチドの発見に成功しました。現在は、iPS細胞を用いたアゴニスト活性の評価を行い、かつ、ガン細胞等を用いたアンタゴニスト活性の評価を行っています。

自己PRを教えてください。

私は目標達成のために努力を惜しまず、常に状況を見つめ直せることができます。それは研究で新規FGFR結合環状Nアルキルペプチドの発見をしたときに特に発揮しました。私は学部4年次の11月に新しく立ち上がった研究室に修士1年生から所属したため、他の研究室メンバーよりも研究が遅れていました。そこで、他のメンバーに追いつき、研究の結果を出すために主に3つの行動をしました。1つ目は土日も学校に通い、夜遅くまで研究することで少しでも多く、実験の回数を増やすようにしました。2つ目は先生に個別で研究の講義をして頂き、わからないことは積極的に質問をしたり、インターネットや専門書、論文で勉強をしたりしました。3つ目は実験で失敗した場合になぜ失敗したかを考え、もう一度実験する前に、必ず先生とディスカッションを行うことで無意味な実験をしないようにし、実験が早く成功するように心掛けました。この結果、研究を始めてから4か月後に他のメンバーに追いつき、新規FGFR結合環状Nアルキルペプチドの発見に成功しました。私は当初、新規FGFR結合環状Nアルキルペプチドの発見のために同じ実験を繰り返す必要があったため、「研究は失敗がつきものであり、すぐに成功するほうが稀なのだから気長に実験を行っていくもの」と考えて実験を行っていました。これでは、ただ実験をさせられているのと変わらないので、ただ漫然と実験を繰り返すのではなく、失敗からどのように次の一手を出すのかを考えた上で、地道に実験を重ねていくことが大切だと考えるようになりました。この強みを活かして貴社で仕事をする際には、与えられた研究テーマに対して、いかに早く研究結果が出るかを常に考えながら実験を行うことで、貴社に貢献していきます。また、こまめに先輩方とディスカッションを行いながら実験を行うことで、自分では気づかなかった視点を取り入れながら研究を進めていき、より安価で効率的に医薬品原薬の製造ができるように尽力していきます。

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第一三共ケミカルファーマの 会社情報

基本データ
会社名 第一三共ケミカルファーマ株式会社
フリガナ ダイイチサンキョウケミカルファーマ
設立日 2007年10月
資本金 5000万円
従業員数 634人
売上高 514億5300万円
決算月 3月
代表者 池谷孝信
本社所在地 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目5番1号
電話番号 03-3243-9270
URL https://www.daiichisankyo-cp.co.jp/

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