【0から1を作り上げる喜び】【20卒】 メタルワン 総合職の通過ES(エントリーシート) No.28752（九州工業大学大学院/男性）（2019/7/26公開）

１つ目は、私は趣味であるスノーボードの時間を仲間と共有したいという思いから、仲間５名で協力しスノーボードサークルを立ち上げました。立ち上げに際し、メンバー確保や経費、企画などの問題点を洗い出し、その問題点に対応するため各部門の幹部を決め、それぞれの方針を固めました。私は企画部長として、年間スケジュールの決定や企画実行のための施設の予約などを計画的に行いました。企画は成功を重ね、１年間でメンバーは７０名以上にまで膨らみ、仲間と趣味の時間を共有することができ目的を達成することができました。この経験から10から15にするより0から1を作り上げる難しさを学びました。自分の考えた企画に集まってくれた喜びと感謝がたまらなく、感無量でした。 ２つ目は、人工衛星開発プロジェクトに所属し、電源系副リーダーとして人工衛星の各機器への電力供給するシステム構築の担当をしました。この人工衛星は2018年10月28日に種子島宇宙センターから打ち上げられました。人工衛星をロケットによって宇宙へ運ぶためには、ロケットや一緒に打ち上げられる他の衛星への配慮も必要です。各機器に求められる電力や仕様などの開発チーム内部からの要求に合わせ、安全性やロケットや他の衛星との干渉など開発チーム外部からの要求があり、それを見落せば開発した人工衛星は打ち上がりません。もちろん、システム構築の開発も一筋縄にはいかないことも多々あり苦戦を強いられましたが、自分の見落としで何千万もの大金と仲間が努力した時間が水に流れる状況で、精神的なプレッシャーの方が大きかったです。しかし、時間を惜しまず一つ一つ慎重に要求に対する対処を考え、その対処が要求を満たすかどうかを確認するという努力により、着実に開発を進めていきました。人工衛星開発の全タスクを終了した時、全身の力が一気に抜けました。あんな感覚は初めてで最高でした。 続きを読む

・モノをもたない ・モノに付加価値を与える ・トレード ・事業投資 ・資本主義 ・海外勤務 ・ビジネスマン ・人間性 ・グローバルな視点 ・スーツ 私が考える商社とは、モノにスペックという価値を与えるメーカとは違い、需要と供給を把握した上で、モノの使われ方の可能性を最大限に引き出し、モノに付加価値を与える仕事だと思うからです。このモノに付加価値を与えるという考えは、私が人工衛星の開発から気づかされたことで、宇宙に行って初めて、役割を果たす人工衛星を見つめながら、開発を無事に終えることができた喜びと共に、地上では何の価値を出せない寂しさを感じました。 さらに、国内だけでなく、海外で活躍するビジネスマンというイメージもあります。世界中の取引の仲介に入りモノをもたない分、人間性がより重要だと考えます。また、近年はトレードだけでなく事業投資を行っている商社も多く、よりビジネスの幅を広げつつあるというイメージです。 続きを読む