【クリエイティブなサポート力】【18卒】アマナの営業職の本選考体験記 No.3009（早稲田大学/女性）（2017/12/15公開）

志望動機、志望職種、自己PR、自由記述欄

文字を入れるところが多くなかったので、特に対策はしませんでした。自由記述欄があったので、写真を入れてクリエイティブ性を出しました。

「広告」ということで思い違いをしているのか、「世の中を変えたい」など大きなことを言っている人が多かったのですが、私は「人のサポートがしたい」など地に足のついたことを言っていたのが評価されたと思います。

全体的にゆるかったです。服装も自由だったのでTシャツにジーパンで行きました。働いている人もそんな格好の人が多かったので、ラフな方が溶け込めます。

最近印象に残った広告、自分の好きな広告を教えてください。

自分が最近印象に残っていたのがポスターの広告だったので、その場で携帯でググってお見せしました。大学に行く時ふと目に入った、大学の最寄駅にでかでかと貼ってあったポスターでした。薄暗い青い背景に一人の人影、その上に明朝体のような真面目な文字で何か書いてあります。パッと見では「何かシリアスな映画のポスターかな」と思いましたが、よく文字を読んだらジャスティンビーバーのコンサートのポスターでした。シリアスな雰囲気に対して「映画じゃないのかよ！」「ジャスティンビーバーかよ！」と２段階でギャップがあり、とても印象に残っています。（どれだけ広告が好きなのか、を見ていたような気がします。「なるほど、君は広告のギャップに惹かれるんだね。」と言われました）

学生時代頑張ったことを教えてください。

私は大学でダンスサークルに所属しているのですが、サークル活動を頑張りました。毎年１２月にサークルの単独公演があり、それに向けて作品を作ります。週に３回練習があり、深夜練も多くあります（タフなアピール）。毎年３年生が振りを作って後輩に教えます。私たちのチームは、６人の三年生で３０人の後輩をまとめていました。一人、天才的にクリエイティビティのある３年生がいたので、私の役割は彼女の右腕としてサポートすることでした。例えば曲の編集を請け負い、彼女の理想としているイメージを注意深く聞き取りそれを再現するように努めたり、彼女が後輩に振りを教えている時についていけていない子に個別で指導したり、などです。チームでものを作り上げる楽しさ難しさを学びました。

リラックスして答えるのが重要だったと思います。一緒に働きたいと思う人を選んでいると思うので、カッチリと志望動機を丸暗記で答えるような硬さは求められていないと思います

１回目と同じく、ゆるい感じの雰囲気でした。「ぜんぜん、リラックスして答えてね〜〜」と言われました。面接官同士も仲が良さそうでした。

１分程度で自己紹介をお願いします。

○○大学○○学部の○○です。千葉県の田舎の漁師町の出身です。現在も地元に住んでいて、毎日２時間かけて通っています。大学では、とくに専門を決めなくて良い学部で、文系のリベラルアーツのような学部なので、自分に興味のあることを自由気ままに学んでいます。現在は社会学、ジェンダー学を中心に学んでいます。大学２年の時に、アメリカのオレゴン州ポートランドに一年間交換留学をしました。留学先では、主に英語とドイツ語、ダンスを学びました。帰国後はウェブ広告の会社で半年ほどインターンをしていました。主にアフィリエイトの記事広告のライティングを担当していました。「勝手にやって」という雰囲気の強いベンチャーだったので、グーグルに頼りながらやりきりました。

あなたを家電に例えたら何ですか。

リモコン・・・です・・。これは家にある全ての家電に対応している、（今でいうグーグルホームのような）リモコンなんです。オールマイティーに活躍できて、どの家電とも良い関係を築いています。「テレビつけたいな」「ちょっと寒いな」など、いろんな要望のハブとなって、持ち主の痒いところに手が届くような働きをします。（これは全員困り果てた質問です。なぜこんな質問を組み込んだのか。となりに座っていた人が、「霧ヶ峰」ですと答えていて、まさかの固有名詞か、と沸かせていました。霧ヶ峰のように周りの人をよく観察して、それぞれの人に冷房を使い分けるようにそれぞれの人に必要なサポートを適切に行います。とのこと。一本取られたなと思いました）

なぜ私が通過したのか、よくわかっていません。緊張した雰囲気にかなりテンパってしまったので、落ちたと思っていました。

強制的に私服で来るように言われました。今までの選考とは打って変わって、面接官の人数も多くとても緊張した雰囲気でした。

あなたのキャリアプランを教えてください。

絶対にこれを経てこれをやりたい、というのはまだ決まっていませんが、場所にとらわれずに生きていきたいと思っているので、１０年後くらいまでには「どこに行っても通用する、仕事が手に入る、人に必要とされる」ようなスキルを持った人になりたいです。そのために、御社での「プロジェクトマネジメント」の経験は、とても自分の基礎づくりに適していると思います。誰が何を求めていて、その関係の中でどこに問題が生じていて、自分は何をするべきなのかをきちんと判断し、着実に実行できるマネジメントスキルは、ビジネスパーソンとして重要なものだと思います。複数の案件を並行して進行するマルチタスクの力も、御社での仕事を通して身につけられると思います。

十年後の日本はどうなっていると思うか

自己紹介と上の質問１問だけだったので、最終面接では前の質問の回答しか答えていません。逆質問もなかったので、上記は他の人が聞かれていた質問です。（質問者は社長でした）その人は、「今まではテレビや新聞などが主要なメディアでしたが、インターネットの発達によりメディアの形はもっと変化していくと思います。そんなめまぐるしく変わっていくメディアを通して、広告を発信していくことは、従来の決まったやり方はもはや通用しないし、決まったやり方では世の中に影響を与えることはできないと思います。一つ一つの状況に個別に対応し、その時に最も最適な方法をイチから考えるということが、これからの広告には必要なのだと思います」というような回答をしていました。