【トレンドを掴む魅力】【23卒】アイアの夏インターン体験記（文系/総合職）No.19366（龍谷大学/女性）（2022/1/18公開）

アパレル業界に興味があったことに加えて、本社での対面開催だったため、より会社の雰囲気を知ることができると考えたから。また、長期にわたって幅広い世代から親しまれているブランドを持っており、多角的な視点から商品企画ができるのではないかと思ったから。

先着だったため、選考に受かるための努力はなかったが、インターンシップ参加前には、自主的に企業のホームページや、各ブランドのホームページ、インスタグラムを閲覧した。

新規提案型のグループワーク

会社説明の後、5〜6名のチームに分かれて自己紹介をしてからグループワークをする。2日目には全体の前でプレゼンを行い、マーチャンダイザーの方からフィードバックをいただく。最後には優勝班の発表がある。

商品企画における市場調査や競合調査の考え方とトレンドの掴み方。

2021年冬のトレンドを取り入れた商品企画

1日目にやったこと

最初に人事の方から企業の概要説明とインターンシップのテーマの発表があった。それから、グループごとに市場調査と競合調査を行い、アイテムとデザインの決定をした。その後は、プレゼン用のポスター作成と、発表練習を行った。

2日目にやったこと

1日目に引き続き、ポスターの仕上げと発表のリハーサルを行った。午後からは各班のプレゼンがあり、マーチャンダイザーの方から直接フィードバックをいただいた。最後には優勝班の発表があった。残りの時間は、質疑応答の時間が設けられた。

マーチャンダイザー

なし

学生7チームに対して、人事1名とマーチャンダイザー1名だったので、あまり密に関わることはできなかった。しかし、社員の方が巡回されているときに気軽に質問をすることができた。マーチャンダイザーの方が｢お客様にとってどんなアイテムを手に取りたいかということを常に考えなければならない。｣とおっしゃっていたことが印象的だった。

インターンシップに参加したのは夏だったので、2シーズン先のファッションのトレンドを把握するのに時間がかかった。また、ただトレンドを取り入れるだけでなくブランドのイメージや購買層に沿った商品を提案しなければいけない点が難しかった。加えて、発表とプレゼン用のポスター制作を同時進行で行わなければいけないことが大変だった。

短い時間の中で、ポスター制作と発表準備の両方を行わなければならなかったので、互いの得意分野を生かした役割分担を行った。ファッションに興味があり、美意識が高い人が多く、流行に敏感な学生が多いなと感じた。

本社で開催されたので、オンラインよりも会社の雰囲気を知ることができた点が良かった。また、実際に商品が作られる出発点となる企画を体験できたことで、メンバーと協力して0から1を作り出していくことの面白さややりがいを知ることができ、有意義な時間を過ごすことができた。

ファッションのトレンドを掴んだ上で、今後どのようなものが流行っていくか、逆にどのようなものが廃れるかということを考えておけば良かった。

市場調査や競合調査から始まり、ペルソナの設定とオリジナル商品の提案という一連の流れを体験できたことで、実際の業務のイメージがしやすかったから。さらに、現場で働く方からのフィードバックを直接いただけたことで、企画の際に気をつけなければならないことを具体的に伺うことができたから。

高い評価を得ている参加者を観察したり、社員の方のお話を伺う中で、この会社は、負けず嫌いで自分の意見をはっきりと主張できる人が成長しやすい環境であると感じた。一方、私は比較的協調性や調和を重視する性格であり、あまり良い評価は得られないのではないかと思ったため。

インターンシップでの会社説明会や質疑応答を通じて、まずは店舗勤務スタートということを知った。お話の中で、現場から本社に異動できる人は、店舗での実績が高かった少数の従業員のみということを知り、ギャップを感じた。インターンシップの参加者は、積極的で活発な方が多く、入社した際に自分が埋もれてしまうと思ったことや、元々激しい競争を好むタイプではないため、社風に合わないと感じ、志望度が下がった。

学生の人数に対して社員の方が少なかったため、インターンシップ内では深く関わることはできなかったものの、必ず早期選考に招待していただけることは有利に働くと思う。また、選考において、インターンシップでの経験を話すことができることもアドバンテージになると考える。

元々メーカー業界に興味があり、ファッションが好きなのでメーカー要素のあるアパレル業界も見ていた。しかし、インターンシップで社員の方に直接お話を伺い、社員の大半は店舗勤務で数字と向き合う仕事を行っていることを知った。そのことから、私がこれまで見ていた会社の業務内容は、一部の花形の職種のものであり、他の多くが泥臭い地道な仕事なのだと感じた。

これまでは、漠然とアパレル業界は華やかな世界だと思っていたが、業務内容が思っていた以上に泥臭く、社員も体育会系の方が多く、キビキビとした印象を受けた。本社での業務は、チームで行うものなので魅力的に感じたが、店舗での業務は個人間の成績争いであるため、自分には向いていないなと感じた。一方で、アパレルだけでなくゲーム開発も行うなど、業界にこだわらない柔軟さがある企業だなと思った。