【損保業界の魅力を体感】【22卒】あいおいニッセイ同和損害保険の冬インターン体験記（文系/（総合職）Bossのかばん持ち3days）No.14331（関西学院大学/男性）（2021/5/6公開）

損害保険業界を就職活動で見ていく中で、業界上位のポジションに興味を抱き、参加をした。本音では3メガ損保のインターンに参加したかったが、日程の都合が合わなかったことや落選してしまったため、損保の業務を理解するためにこの会社のインターンに参加した。

面接対策として、企業のホームページを見て志望理由を固めた。またインターンを通じて、どうなりたいかを明確化した。

競合他社の選考とは違い、あいおいを志望する理由や、あいおいで何をしたいかを中心に面接が進んだ。

営業の体験や損害サービスの業務を体感するワークを行う。

1日目に自己分析や簡単な説明を行った後、2・3日目はワークを行う。

他社と差別化するための営業や、お客様に寄り添った電話対応を学んだ。

損害保険の業務を体感する

1日目にやったこと

最初にグループに分けられ、簡単な自己紹介を行った。その後、自己分析を深めるワークを行い、チーム内で意見を交換した。最後には企業の説明を受け、次の日以降で必要となる情報のインプットに努めた。

2日目にやったこと

この日は営業の体感ワークが中心であった。お客様役を設定し、そのお客様の信頼を勝ち取るためにはどのような行動を取るべきかをチークで考えた。最後には営業社員の紹介動画を拝聴した。

3日目にやったこと

この日は損害サービスの体感業務であった。最初には電話での誠実な対応の仕方を学び、次に判例タイムズを用いて、事故の過失割合を考えるワークを行った。最後には社員方との座談会もあった。

なし

基本的には社員の方と話すタイミングはなく、チーム内で完結することが多かった。しかし最終日には1時間ほど座談会の時間があり、そこでインターン中に抱いた疑問を質問することができた。

3日間かけて同じチーム内でワークを行うため、チーム内の円滑な関係を構築することには配慮する必要がある。しかしワーク自体は非常に簡単なものであり、特に大変なことはなかった。むしろホームページにもある情報を繰り返し説明され、退屈なくらいであった。

3日間を通じて同じチームでワークを行うことができるが、他チームとの関りはない。

正直なところ、インターンだからこそ得られる特別な情報はなく、あいおいだからこその業務内容を体感できるわけではない。しかし座談会でお会いする社員方や、インターンを運営している人事の方々の雰囲気をつかむことはできるので、「人」や「社風」を軸に就職活動をしている人には良い機会になると思う。

特に基礎知識を必要とするワークは無いので、勉強する必要はない。強いてあげるなら、座談会のために自分の疑問点を明確にしていると良い。

特に他社と変わらない一般的な損害保険の業務を行うため、自分が働いている姿はイメージできた。また社員には柔和な人が多く、自分が働く場合にも、他社ほど営業成績に縛られることなく、のんびりと働くことができるのではないかと推測できた。良くも悪くもゆったりしていた。

インターンに参加している学生のレベルは高いとは言えず、さらに募集人数も多いことから、しっかりと対策すれば内定が出るのではないかと思えた。またインターンに参加した学生には社員との面談の案内が来ることや、本選考の書類選考を通過した際には限定座談会の案内が来ることから、有利に働くと感じた。

正直、競合他社と比較した突出したものはなく、給与も大手3社には劣るため、志望度は上がらなかった。柔和な方々が多くのんびりと働ける環境も魅力とは感じたが、自分のキャリアプランを考えた時、まず若手のうちはガツガツと自分のスキルを養いたい想いが強く、そこもあわなかった。

インターン参加者には1対1の面談の案内が来るため、そこで社員の方に聞きたいことや選考で必要となる情報を聞くことができる。またインターンに参加したこと自体が志望度のアピールになる。

インターンに参加する前は損害保険業界を中心に見ており、他には東京海上日動や損保ジャパンなどのインターンにも応募していた。しかしあいおいのインターンに損害保険の業務そのものに疑問を抱き始め、他の金融業界を見るようになった。具体的には銀行やリースなどの方面に興味を抱き始め、最終的にはそちらばかりを受けた。

インターン参加前はホームページの内容から、日系企業にも関わらず挑戦的に新たな事業に取り組んでいる印象であった。しかしインターン参加後は、いたって一般的な日系企業の1つであり、そこまで挑戦心溢れる環境であると感じるようになった。一方で柔和な方が多く、会社全体としては穏やかな雰囲気があり、働きやすいのではないかと感じた。