17卒 本選考ES
技術職
17卒 | 奈良先端科学技術大学院大学大学院 | 男性
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Q.
ゼミ・研究室での内容について教えてください
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A.
低分子では小さな力も、高分子では増幅されて大きな力として発現されます。身近な例では、天然ガス(エチレン)が買い物袋(ポリエチレン)として利用可能となる現象です。これは高分子に特有な性質ですが、これまでにほとんど解明されていません。そこで私は、ステレオコンプレックス型ポリ乳酸を利用して、高分子間に働く弱い力の測定に取り組みました。本研究は、新規研究領域を拓き、選択的接着材料への応用が期待されます。 続きを読む
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Q.
ご自身の価値観や企業選びのポイントを踏まえ、当社を志望される理由は何ですか?
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A.
自分が手掛けた製品や技術を通じて、世界中の人々に質の高い生活環境を提供することや自然環境を豊かにする夢を達成できるかを企業選びの軸としています。一方で、モノづくりをする上で重要な事は、製品が研究段階から人々の手に渡るまで、一貫性を持ったものでなければならないと考えています。また、幅広い産業領域を手掛けることで、各分野で培った技術を他分野で応用することができ、結果として、社会に貢献できるモノづくりに貢献できると考えています。貴社で働くことができれば製品開発を手掛けるだけでなく、自分の視野を広げ、最終的には、私の夢を具現化できると考えましたので、志望致します。 続きを読む
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Q.
弊社に就職した場合、どんな分野、どんな仕事に携わってみたいですか?
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A.
研究開発職の生活関連産業用ケミカルの仕事を通じて、人々の暮らしに欠かせない製品を提供したいです。中でもハウスホールド研究は、我々人間にとって身近な存在であり、市場に出た時に使用ユーザーの反応を受け取るだけでなく、自分自身でも使うことで日常生活においても小さな発見をする可能性があります。その発見を改善点として取り組み、自ら手掛けた製品をさらに高め、結果的として社会に貢献できる魅力的な仕事だと考えています。 続きを読む
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Q.
学生時代にチャレンジした事で最も印象に残っている事を教えてください
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A.
「とにかく何でもやってみる」ことをモットーにしています。研究室に留学生が来たときに、苦手としている英語を改善するチャンスだと考えました。簡単な挨拶や日常生活については、コミュニケーションを取る事が出来ましたが、時に書類の手続きや研究に関する相談の場面で、円滑なコミュニケーションを取る事が出来ない場面がありました。そこで、身振りや不細工な文章でも「自分の言葉で伝えなくては成長しない」という思いで取り組んだところ、徐々に意思疎通ができるようになりました。現在では、英語に対する苦手意識も薄れ、自ら話しかけるなど、英会話を楽しむようになりました。 続きを読む
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Q.
これまでご自身が苦労された事の中で、自ら乗り越えた経験を教えてください
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A.
研究活動を通して、困難な事にも果敢に取り組む、一研究者としてのスタンスを身に付けました。大学院では測定手法が確立されていない新規研究テーマに携わり、ゼロからの一歩を踏み出す必要がありました。当初はどのように研究をすれば前進できるか分からず、何度も失敗を繰り返しました。しかし、実験結果に対する詳細な考察をノートに記し、一人で解釈が困難な時は先生に相談することで疑問を残さずに研究を進め、また就寝前に研究背景となる論文を1報以上読み、研究の全体像を整理しました。この結果、1ヶ月で測定手法を確立することができ、配属後3ヶ月で学会発表することが出来ました。 続きを読む
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Q.
ご自身のセールスポイントを、具体例を踏まえて記述してください
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A.
高い目標を設定し、達成する計画性が私のセールスポイントです。研究室の第一期生である私は、研究室の基礎を作るだけでなく研究業績を残すことも念頭に置きました。効率良く研究を進めるためには、様々な研究者からの多角的な意見が必要だと考えました。そこで、定期的に学会発表を行うために、1年間の研究計画書を作成しました。具体的には、9月と3月の学会発表を目標に定め、優先順位を付け研究に取り組みました。また、1週間毎に研究の進捗を先生と相談し、研究の方向性を修正していきました。この結果、2016年3月時点で、学会発表3件と特許出願1件の業績を残すことが出来ました。 続きを読む