2016卒の筑波大学大学院の先輩が松田産業の本選考で受けた1次面接の詳細です。自己PRや志望動機をはじめとする1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
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2016卒松田産業株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種名
-
- 不明
投稿者
選考フロー
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生5 面接官1
- 面接時間
- 120分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官が文系卒業の人事であったが、研究に関する質問もされた。そのため、「文系の人間にも伝わるような喋り方」が求められているように感じた。実際、自分は使える実験機器について聞かれた時に、ただ機器を羅列するのではなく、できるだけ用途をグループ分けし、詳細は言わないようにすることで、知らない相手にもどんな機器を使っているのかをイメージさせるように心がけていた。
面接の雰囲気
面接の初めに面接官が「みなさん何回目の面接ですか」というようなことを聞いてくれ、自分はそこが初めてだったが、その旨を伝えると「それはむしろ私が緊張してくる」というようなユーモアを返してくれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
研究でよく使う分野・機器は何か。
私の研究内容は「環境調和型の触媒開発」ですので、触媒化学が一番良く使う分野になります。また、触媒にも二種類ありまして、溶媒に溶かす触媒と溶かさない触媒があります。私は溶かす触媒を用いているので、錯体化学と呼ばれる分野になります。分析の際には電気化学を用いることもあります。よく用いる機器として、触媒の物性評価にはサイクリックボルタンメトリーという電気化学測定や、UV-vis吸収スペクトルという触媒の吸収波長を見るものがあります。また、触媒の同定のためにESI-MSという装置やX線を用いることもあります。触媒反応の評価には、物質の構造や量を見ることのできるNMRを用いています。分野の名前を強調するように話した。また、機器は大きく分けて「触媒を測定するもの」「触媒反応を測定するもの」の二つがあり、それぞれに別の機器を使っていることが分かるように話した。
入社後にやりたい仕事は何か。
大きく分けて食品部門と貴金属部門があると思いますが、大きな枠組では貴金属部門に携わりたいです。貴金属部門の中では、化成品開発部門に一番の興味があります。なぜなら、私が現在研究をしている中で、一番面白いと思うのが、触媒を合成している時であり、ものを作るのが面白いと感じるからです。他の「新規技術部門」であったり、「分析部門」はもちろん重要な部分だと思いますが、直接的にはものを作っていないため、私にとっては仕事のモチベーションを上げるのは難しいと感じています。どの部門に属したいかを、自分の好みとそのバックグラウンドが伝わるように話した。また、他の部門もあまり非難しないように心がけた。
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松田産業の 会社情報
| 会社名 | 松田産業株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | マツダサンギョウ |
| 設立日 | 1951年6月 |
| 資本金 | 35億5920万円 |
| 従業員数 | 1,698人 |
| 売上高 | 4688億4100万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 松田 芳明 |
| 本社所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 |
| 平均年齢 | 39.7歳 |
| 平均給与 | 637万円 |
| 電話番号 | 03-5381-0001 |
| URL | https://www.matsuda-sangyo.co.jp/ja/index.html |
