【未来を拓く金融戦略】【21卒】東京海上日動火災保険の夏インターン体験記（文系/総合職）No.9274（大阪大学/女性）（2020/7/13公開）

先輩から例年評判の良いインターンシップであると聞いていたため。また、金融業界に興味があり、支店配属型のインターンであれば仕事の内容、会社の雰囲気等がより深く理解できると思ったので。エントリーシートも基本的な設問しかなく、取り組みやすいと思う。

二次面接では、小学校の頃から現在まで、どんな人間であるかを深掘りされる。過去の体験記からどのような質問が来るか予想し、あらかじめ回答を頭にいれておくことは必須だと思う。また、その前段階として自己分析を始めておくことをおすすめする。

特定地域の企業をひとつ選び、事業戦略をたてて保険のサービスを考える。

1日目にやったこと

会社説明、社員の方とランチ、営業同行、オフィス見学など。実際に仕事をしている現場を見せてもらえるので、働くイメージが湧きやすいと思う。インターン生にも名刺が配られ、営業先では名刺交換なども行った。

2日目にやったこと

午前中にグループワークの班分け、テーマが発表され、その後数時間ワークを進める。午後からは代理店に行って出向中の社員の方にお話しを聞く時間があった。ワークの時間がかなり短いので、早めに筋道を立てておかないと厳しい。

3日目にやったこと

午前でワークを仕上げ、午後から発表がある。その後は、中堅社員、新入社員の方々との座談会があり、最後に年次の高い社員と一人ずつ面談する時間がある。懇親会もあった。

支店の中で年次高めの社員の方

勝敗は決めない

ワークには社員の方が代わる代わる付いて下さる。行き詰っていると打開策考えてくれたり、参考になる資料を印刷して持ってきてくれた。親身になって接してくれる社員の方が多い。

他のインターンに比べるとワークの時間がかなり短いため、スピード感を持って進めることは難しかった。ところどころ詰めが甘かったり、スライドの完成度が低いこともあると思うが、まずはしっかり方針を立てて時間内に間に合うようにすることが重要だと思う。

現場配属型なので、実際のオフィスを見れたり営業の様子を見学できたことは面白かった。実際に働くイメージが明確に湧いた。また、私は初めてのインターン参加だったので、ワークの進め方、プレゼンの仕方など他の優秀な学生から学べることもかなり多かった。

何十人もの社員とお話できるので、事前に何を聞きたいか考えておくとより有意義なインターンシップになると思う。

実際にオフィスを見学できたり、営業同行などをさせてもらったため。また、女性社員の方が多く、働き方やプライベートとの両立についても詳しく話を伺うことができた。一方で、他の部署でどのような仕事をしているか、ということについては理解が深まらなかった。

基本的にインターン生から多く内定を出す会社であり、さらに私の班は本選考に進まない学生も多かったので。インターン後の懇親会や面談、面接でしっかりと志望度を示すことが出来れば、内定獲得は難しくないと感じた。他社の選考状況や志望業界などは人事の方から逐一聞かれるので、整合性の取れる回答は用意しておいた方がよい。

業務自体にはそれほど興味がわかなかったが、社員の方は親身に相談に乗ってくれたり話を聞いてくれる人が多く、面倒見の良い人が多いと感じた。福利厚生も充実しており、安定して働きたい人には向いている会社だと思う。一方で、転勤や配属のリスクはあるので、どちらを重視するかは分かれ目になると感じた。

基本的にインターン生から多く内定を出す会社として有名である。インターン後もコンスタントに懇親会が開催されたり、模擬面接や人事面談でフォローアップもしてもらえる。

サマーインターンの応募段階では明確な志望業界や志望企業は決まっておらず、評判がいいと聞いていた会社のインターンを受けていた。主な参加インターンとしては、日系大手金融、IT、コンサルなどである。その中でも東京海上日動のインターンは中身が充実しており、金融業界志望者以外でも行く価値があるものだと感じた。

このインターンに参加したことで、会社自体への志望度は上がったが、金融業界への志望度は下がった。業務が単調で今後も変化が少なそうであり、安定を求める人には向いていると思う。また、会社全体として旧体質なところが残っていると感じることは多かったため、若いうちから裁量を持って働きたいという人には窮屈かもしれない。