22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
研究内容(400字以内)
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A.
私の研究テーマは、キラルな界面活性剤を用いた速度論的抽出分離の開発です。キラルとは、鏡像関係にあって重ね合わせられない物質の性質のことです。界面活性剤を用いて、界面通過速度を下げ、抽出速度の違いによる分離の実現を目的としています。界面の物質通過において、拡散過程と界面通過過程が考えられ、拡散が律速段階であるとわかっています。律速段階とは、一連の反応が複数の段階に分かれている場合、その一連の反応の中で、最も反応速度が小さく、その反応が全体の速さを決める段階の反応のことです。つまり、物質通過において、界面通過で起こる反応は速すぎて、界面の寄与がみられないという問題点があります。そこで、私は、この拡散を排除して、界面通過に着目したいと考えています。キラルな界面活性剤を用いて物質移動の制御が可能になれば、キラル選択制を向上させた溶媒抽出系の構築が期待でき、新規分割法の開発に繋がると考えています。 続きを読む
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Q.
学業で取り組んだこと(400字以内))
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A.
私の研究テーマは、キラルな界面活性剤を用いた速度論的抽出分離の開発です。キラルとは、鏡像関係にあって重ね合わせられない物質の性質のことです。界面活性剤を用いて、界面通過速度を下げ、抽出速度の違いによる分離の実現を目的としています。界面の物質通過において、拡散過程と界面通過過程が考えられ、拡散が律速段階であるとわかっています。律速段階とは、一連の反応が複数の段階に分かれている場合、その一連の反応の中で、最も反応速度が小さく、その反応が全体の速さを決める段階の反応のことです。つまり、物質通過において、界面通過で起こる反応は速すぎて、界面の寄与がみられないという問題点があります。そこで、私は、この拡散を排除して、界面通過に着目したいと考えています。キラルな界面活性剤を用いて物質移動の制御が可能になれば、キラル選択制を向上させた溶媒抽出系の構築が期待でき、新規分割法の開発に繋がると考えています。 続きを読む
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Q.
自己PR(400字以内)
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A.
私の強みは、一度決めたことを最後までやり遂げる粘り強さです。私は、この強みを大学入学時に入会したテニスサークルの活動で発揮しました。初出場したダブルスの試合で、1セットも取ることができず、初戦負けをしました。初心者であったものの、自分で始めたからには、勝ちたいと思い、週に3回の全体練習に加え、ダブルスのペアと個人練習に励みました。練習の際に意識をして取り組んだことは二つあります。一つ目は、他者からの意見を積極的に取り入れることです。練習の際は、経験者の方に相談し、自分では気が付くことのできなかった、自分達の強みと弱みを教えてもらい、実践を重ねて自分達にあったプレースタイルを追求しました。二つ目は、目標設定をすることです。このことから、一つ一つの技術が向上し、少しずつ成長を重ねていくことができました。その結果、引退前には、大学内の対抗戦で25ペア中3位になることができました。 続きを読む
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Q.
周囲の人を巻き込んで行動した経験を教えてください。(400字以内)
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A.
私が周囲の人を巻き込んで行動したことは友人達とフルマラソンに挑戦したことです。私がそれまでに走った最長距離は7kmであり、フルマラソンの壁は高く、中々決断できませんでした。しかし、やらずに後悔したくないと思い挑戦を決め、自分で決断したからには完走すると心に決めました。しかし、課題として、正しい練習方法がわからないことと、練習が想像以上に厳しいことがありました。そこで、経験者のアドバイスを取り入れ、ステップアップしていることを実感することと練習を誘い合い、苦労を共有することで、お互いのモチベーションをあげました。これにより、3か月間、週3回の10kmの練習を欠かさず行うことができました。その結果、全員で完走することができました。この経験から、苦しい状況を仲間と乗り越えて目標を達成する喜びを学びました。これを心に留め、社会に出てもチャレンジ精神を持ち、仲間と共に最後までやり遂げたいです。 続きを読む
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Q.
今まで一番苦労したことを教えてください。(400字以内)
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A.
私が苦労したことは、学部時代に、第一希望の研究室に配属されなかったことです。ここで、私は現状を仕方がないと諦めるのではなく、大学院入試の際、希望研究室を志望する決断をしました。当時は、研究を途中で投げ出したくない気持ちと、自分の興味のある分野を学びたい気持ちの間で葛藤していました。そこで、学部時代の研究室と希望研究室の教授のお二方に相談をさせていただきました。その言葉を聞いた上で、再び自分で考え、やはり自分のしたいことを諦めたくないと思い、最終的に自分で決断できました。その後、一週間ごとのスケジュールを立て、それを意識してアルバイトや研究、試験勉強に取り組んだ結果、希望研究室に配属されました。また、研究においても真剣に取り組むことができた結果、学会でポスター発表の経験をさせていただきました。この経験から、計画性を持つ重要性と現状に満足せず、挑戦し、努力することの大切さを学びました。 続きを読む
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Q.
これまでの経験を生かして、大王製紙で成し遂げたいことを、大王製紙でなければならない理由を教えてください。(400字以内)
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A.
私が成し遂げたいことは、紙というシンプルな素材に、お客様のニーズに応えた付加価値を加えることで、お客様に寄り添って、人々の暮らしを豊かにすることです。これまでのフルマラソンの挑戦や現在の研究活動で培ってきた私の強みである粘り強さを生かしていきたいです。このことを貴社で成し遂げたい理由は二つあります。一つ目は、貴社の理念に共感し、やさしさあふれる商品開発を行うことができると感じたからです。まとめ買いすのニーズに応えた5箱パックのティシューや花粉症の方のためのティシューなど、実際に人に寄り添う商品が多くあり、魅力を感じています。二つ目は、社員の方々の製品愛を感じたからです。貴社のインターンシップに参加させていただいた際に、社員の方々がそれぞれ好きな商品のお話をしてくださり印象に残っています。商品開発力に強みを持ち、自社の技術や製品にプライドを持っているからであると感じました。 続きを読む
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Q.
10年後はどのようになりたいですか。(400字以内)
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A.
私が10年後ありたいと考える姿は、周囲の人から信頼され、一緒に仕事がしたいと思われる技術者です。私がそれまでに培った強みや専門性を他の分野の様々なものに広く応用できないか、という視点で仕事できるようになりたいです。そのためには、まずは自分の専門というものを磨いて、その道のプロとして十分な実力が備えた上で、様々な商品や開発段階を経験し、多くの技術や視点を学ぶことで、課題解決の糸口を見いだせるようになりたいです。私の強みは、諦めずに最後までやり遂げる粘り強さと周囲の状況をよく確認し、その上でどうすればよいかを考え、行動できることです。これらを生かして、正解のないという困難な課題に対しても、粘り強く取り組み、周囲と協働していきたいです。チームで同じ目標に向かって、お客様にも働く仲間にも寄り添い、新たな技術や製品の研究に取り組み、人々を笑顔にしたいです。 続きを読む