【食のサービス提案、新たな視点】【22卒】全国農業協同組合連合会の夏インターン体験記（文系/総合職）No.12644（立命館大学/男性）（2021/1/20公開）

実家が農家であることから、昔から農協にお世話になっていた。
そのため、農家に関わる仕事を体験したいと感じた。このインターンシップでは、食の流通や商売に関すること、業界のこと等を学べるため、良い機会だと思い参加を決意した。

エントリーシートがあったものの、書けば通るような簡単なものであった。
そのため、文章に間違いがないかといった基本的なチェックはしたものの、大きな対策は行わなかった。

食のサービスの提案について

1日目にやったこと

午前中に会社の説明があり、今後の展望や目標等を学んだ。
また、全農がもつ役割や、他の農協との違いを学んだ。
午後からは、全農が行っている仕事をグループワークをもとに理解し、その結果をお互いの班で発表した。

人事担当

特になし

「農協」と聞くと、正直何をやっているのかがわかりにくいが、農業全体を取りまとめる商社のように捉えてくださいね、という言葉が印象に残った。
それまで、どのような仕事をするのかイメージが湧いていなかったが、商社にカテゴライズされるのかと感じた。

午後からはグループワークや発表が多かったが、初めて触れる業界のことを、初めて話す人たちと共に作業するということに苦労した。
人事担当がその場にいたことから、選考に何かしらの影響があるということが推測され、それがさらに一層緊張を高めた。
また、グループ内の人があまり積極的に参加していなかったため、苦労した。

まず、業界について詳しく知ることができた。農協と聞いて何をやっているか全く分かっていなかったが、グループワークや発表を通し、仕事内容は商社に近いということや、BtoBやBtoCの両方を受け持っているということも理解できた。
また、社員の雰囲気もインターンシップに参加しかからこそ理解することができた。

業界についての知識が全くなく、グループワークの際に苦戦したため、事前に情報を仕入れていれば、スムーズに進んだように感じた。

農家の生まれということもあり、農協との関わりは小さい頃からあった。
これから、農協という立場で仕事をするにあたり、農家がどのようなことを求めているかということは理解しやすく、考えやすいと思う。
インターンシップの内容は、農家と直結して行われていたため、働く姿が非常に想像できた。

まず、社風が私に合っていると感じたため。
インターンシップでのグループワークの際、社員さんに助けてもらうことが多くあったが、その雰囲気や、インターンシップ後の社員の雰囲気を見て、メリハリがあり、人の気持ちを考えられる人が多いと感じた。また、社風もそのように感じた。
そのため、私に合っているように感じた。

インターンシップに参加する前は、業界について全く何も知らなかったが、インターンシップに参加することで業界について深く知ることができたし、農家としての体験を通し、仕事同士が結びつく瞬間に出会うことができた。
そのため、この仕事を通し、日本の農業をさらに盛り上げたいと感じるようになった。

会社説明や将来の展望を知ることはもちろん、仕事内容についてかなり詳しく知ることができた。また、発表の際に重役の人が多く見学に来ていたことから、インターンシップへの参加は選考に有利であると感じた。

インターンシップに参加前は、特に志望業界や志望企業はなく、インフラ系や交通運輸系、教育業界など、幅広く業界を見通していた。
また、まだ業界を絞る時期ではないと考え、ナビサイト上で興味の惹かれるままに応募をしていた。
ほかにも、人の役に立つ仕事がしたいと考えていたため、公務員も幅広く見ており、国家公務員や地方公務員の垣根を超えて業界を見通していた。

このインターンシップに参加し、これまで知らなかった世界を知ることができた。また、勝手なイメージのみで会社を見ることは選択肢を狭めることになるということも理解できた。勝手な偏見だけではなく、実際にどのような仕事をしているかということや、他の業界とどのような関わりを持っているのかということを考えながら業界を見通せるようになった。