【未知なる組織の探究】【22卒】全国農業協同組合連合会の冬インターン体験記（文系/JA全農　2020-2021 1day仕事研究　基礎編）No.15147（神戸市外国語大学/男性）（2021/6/1公開）

夏に別の企業ですが農業系の企業のインターンシップに参加して以来、農業に対する関心は少し薄れていたのですが、JA全農であれば、海外事業もあるため、海外と接点を持って仕事をすることも可能であると思ったため参加を希望しました。

このインターンの選考に受かるため工夫したこと・行った対策・準備・勉強したことはとくにありません。しいて挙げるならば企業ホームページをよく読んだことです。

正直に申し上げてどの点が評価されたのかはわかりません。このインターンシップは複数タームで開催されており、私は、第１，２タームの選考で落ちてしまいました。そして第３回目の応募で参加できることになりました。しかし、この3回にわたる選考の間、私は自分のESを書き直すことなく、毎回同じものを出していました。なので、どうして1回目2回目がだめで、3回目で通ったのかはわかりません。恐らく、最初はより優秀な学生が集っていたからなのではないかと考えています。みなさんもあきらめずに挑戦し続けると参加できる可能性が高まるかもしれません。

JA全農という組織を理解するためにビジネスマップを作成する

グループに分かれた後、グーグルスプレッドシートを用いて作業を行う。

業務については学ぶことはできませんでしたが、JAというのは非常に大きな組織であるため組織図がわかりにくいのですが、どの組織とどこが関係を持っているのか、どういったことを行っているのかという関係図を作成したことで非常に明確になりました。

ビジネスマップを作成しよう

1日目にやったこと

複数人で一つのチームとなって、組織図を完成させます。JAグループの企業のロゴと説明が書いてあるので、それをよみつつ、どことどこが卸の関係なのかなどを自分たちで見えるかしていきました。

人事の方

なし

このインターンシップのプログラムにおいては社員の方とはそれほどかかわりはありませんでした。ただ、人事の方が最後に質問を少しだけ受け付けてくださったような気がします。

組織図に書き出す組織の数が10以上あったので、それぞれの組織の説明を読んで、組織間に矢印などをつけていくときに常に関係性を整理しておく必要があった点が非常に難しかったです。ただ最後に人事の方が模範解答を見せてくださったので、それをみることでより理解が深まりました。

５，６人のチームになり、ズームでブレイクアウトセッションを用いて作業をしたので、同じ班の人とは会話をしました。

プログラムのタイトルにもなっているように、今回は事業の内容というよりも、ビジネスマップを作成することに注力されていました。それによって、複雑で入り組んだ組織を可視化することができたため、ＪＡという組織、そして全農という組織について理解を深めることが出来ました。

やはり自分でも参加する前に少しは組織図を簡単にまとめておくといいと思いました。それによって当日は理解度が深まると思います。

正直、今回のプログラムからだけではこの企業で働いている自分というのは想像することが出来ませんでした。なぜならビジネスマップを作成しただけで、実際の仕事については何もわからないままだったからです。ですが、JA全農という組織がどういう組織関係になっているのかについて理解できただけでも大きな成果だと思います。

正直に申し上げて、このインターンシップはまだ基礎編の話で、この後に、基礎編参加者だけが応募できる応用編というのがありました。なので、この基礎編に参加しただけでは、自分が本選考で内定が出ると思うかどうかなどという次元までもたどり着くことが出来ていなかったです。

まずはこうして、組織について理解できる機会を学生に与えてくださったJA全農に対して感謝しているのと、しっかりビジネスマップを作成した際に海外事業という枠があったことから志望度があがりました。ただ、具体的にどのように海外と接点を持って働けるのかについてまでは深ぼりできませんでした。

有利になると思った理由は上述の通り、インターンシップに参加することによって、実際に働く社員の方々の生の声を聴くことができるため、実際に働く自分というのをイメージしやすくなったからです。

このインターンシップに参加するまでは正直農業に対するモチベーションは下がっていたのですが、JA全農であれば、これまで興味のあった農業に携わりつつ海外とも接点を持って働くことができるのではないかと、興味がわくようになりました。ですので、農業という業界に限って言えば、この組織を本選考でも受けるという風に決めました。

これまでJA全農と言えば、農家と協力して農作物を全国に展開する手伝いをしている組織であるというくらいの認識しかなかったのですが、今回ビジネスマップを作成したことにより、具体的にどのようなフローを経て消費者の物へと届いているのかということまでイメージできるようになったので、この変化がもっとも大きなものだと思います。