【変化を楽しむ行動力】【20卒】全日本空輸（ANA）の客室乗務員の本選考体験記 No.8077（同志社女子大学/女性）（2020/2/5公開）

当たり前ですがANAとJALの社風の違いを理解することはとても重要です。ANAという会社を理解するのにやくだった本は「ANAの口癖」です。ANAがベンチャーとして始まった歴史や、今現在にも続く精神が詳しく書いてあります。また、可能な限り説明会に参加するのもオススメです。あまり興味のない企業も、ANAとの違いを理解するのに役立つはずです。
そして、可能な限りOB訪問は行った方が良いでしょう。大企業ですので、福利厚生もしっかりしていますし、たくさんのキャリア選択があります。実際に働かれている方から、入社後の話を聞いてイメージを膨らまし、面接時にしっかりと入社後のライフプランを話せるようにしておくと良いと思います。人間性を重要視している会社なので、しっかりと自分の意思があることをアピールするのが大事だと思います。

ANAの客室乗務員の面接は独特で、1次から最終面接に至るまで志望動機を聞かれることはありませんでした。他の受験者の方もそう言っていたので、皆さんそうだと思います。
面接官の方から質問が一通り終わると、最後に「何か言いたいことはありますか？」と時間をくださいます。なのでその時に「志望動機を言わせてください！」と言いました。面接最後には毎度自由時間をくれるので志望動機似合わせて自己PRを盛り込むと良いと思います。
私の場合は、
・就職活動では人と接する仕事、グローバルな環境という2つを軸にしていたこと
・説明会などでお会いした客室乗務員の方々がとてもイキイキしており、率直に一緒に働きたいと感じたこと
・士気が高く、一人一人の社員を大事にしている点
・ベンチャー企業から始まったこともあり、チャレンジ精神に溢れている点
などに惹かれ志望に至ったことを伝えました。

他に迷っている会社があるかどうか聞かれた。他に内定している会社を聞かれたりしたが、入社意思の確認程度しか聞かれていません。

航空業界の中でも客室乗務員は人間性をもっとも重要視されている職種だと思います。普段からどんな風に人生を歩みたいか、どんな人間になっていきたいかということを自分の頭で考えていれば面接で聞かれてもすらすらと話せると思います。嘘はつく必要はありません、ただ逆に言うとあまり自分の意思を持たずに生活している人が、他の企業のような普通の質問ではないので動揺してしまうかも。
また、学歴は全く関係ないと思います。

エアラインスクールにいっている人が内定をもらえるとは限らないと感じました。型にはまった、聞き慣れた志望動機は面接官の方は何万回と聞いているので印象に残らないと思います。チャレンジ精神を大切にしている企業なので何か面白いことをいうのが良いと思います。

１、２次は面接官の方も笑っていて和気あいあいとした雰囲気で、会話のように面接が進んで行きますが、人間性を見られているということを忘れたらダメだと思います。気が緩んで言葉遣いが荒くなったり、足が開いたりということもあるので気をつけてください。

内定者向けに説明会があったり、ケアが厚いです。

• 20代の成長環境
• 会社のブランド・知名度
• 社員の魅力・実力
• 福利厚生・手当・働きやすさ
• 海外拠点で働きたい
• 会社の規模
• 給料・待遇

ワタベウェディング株式会社

最終的に決め手となったのは、福利厚生です。私はしっかりと働いて、しっかりとプライベートも充実させたいタイプであったので休みが十分にあるANAに決めました。不規則なフライトスケジュールのため、休みが多く、その間に資格をとったりする人も多いそうです。また、そういう時間も会社側が推奨してくれている自由度の高い企業であるのも魅力的でした。また女性にはありがたい育児休暇などのケアも十分にありますので長く働けると思いました。