【営業力UP! ドラッグストア挑戦】【20卒】Ｐ＆Ｇジャパン合同会社の冬インターン体験記（文系/営業統括本部）No.5996（早稲田大学/男性）（2019/7/23公開）

当時P&G出身のマーケターの方が頻繁にニュースで話題になっており、P&Gが人材輩出企業であるということを認知した。とりあえず就活の練習がてらウェブテストの受験をした。それに通りインターン参加募集のメールが頻繁にきたことが参加のきっかけ。

特に行っていない。今回のインターン参加までは2回のテストのみだったことに加え、一般的な就活で用いられるテストではなく企業オリジナルのものであるため、対策はできないと考えた。英語や独特な図形問題が科目に含まれているという前情報があったが、就活の練習と捉えていたため、対策は行わなかった。

ドラッグストアへの自社製品売り込みのロールプレイング

1日目にやったこと

P&G流のセールスノウハウの講義が1時間程度、アイスブレイクを兼ねた簡単なロープレを行なったのち、課題発表と資料が配布された。高そうなお弁当を支給されメンター社員含め、グループで食事を取った。午後からはディスカッションを再開し、途中で1回社員相手に売り込みの提案をする。そこから得た情報を新たに提案内容に組み込み最終発表。

営業現場の方々、役職がある方も数名

P&G製品

都度P&G流の営業手法を取り入れるよう言われた。意思疎通は非常に大切で伝えることに加えて相手から話を引き出すための聞く力の重要性を伝えられた。あえてこちらから多くを語らないことで相手が自然と喋り出してくれる、というような実践的なアドバイスが多かった。

役割分担と時間の調整が苦労した。限られた時間の中で最適な提案を練り、スライドを作ってプレゼンする機会が合計2回あったため、時間配分は最も大切であった。最終的には最後の詰めが間に合わなかったため優勝を逃してしまった。また、売上UPの施策提案が主のため、ある程度の算数もできなかった自分はかなりの時間をそこに費やしてしまい、大分時間を無駄にしてしまった。

半日程度のイベントではあったが、内容は非常に濃かった。数時間に及ぶグループでのディスカッションはそれまであまり経験がなかったため、以降の就活を考えると非常に良い体験をしたと思う。また、社員の方が10名程度参加していたため、社風をつかむのには非常に良い機会であったように思う。

特に事前準備は必要ないと感じる。最初に行われる講義で必要な知識は全て得られるため、あとはそれをいかにその場に導入して実践することができるかが大切であるように思う。

洗剤を売り続けることが楽しいと思わなかったため。社員の方々の雰囲気は非常に良かったし、身近な商材であるため、多くの人に影響を与えられるという点は非常に魅力的ではあった。しかし、それらの商材に心から情熱を注げるかどうかを考えた時に、おそらく無理だろうというのが自分が出した結論だったため。

社員の方々や優秀なインターン参加者を目の当たりにしてしまったため。コミュニケーション能力や議論の推進力等、圧倒的に敵わないだろうという学生がいたため、内定を取れる自信はなかった。経験値を得るために本選考には参加したがES提出後の1次面接で落選した。

社員の方が気さくな方ばかりで当初想像していた外資系のエリート社員とは大分異なる印象を受けたため。営業統括本部の仕事がある程度の負荷がかかる業務であることがわかったことに加え、優秀そうな社員の方々の存在により自己成長に直結すると感じることができた。

特別選考という名目で本選考には案内されたが、選考フロー自体は全く有利にはなっていないため。もちろんインターンシップを通して職種への理解は深まると思うが、面接においてもその点はあまり深掘りされなかったので、インターンが有利になると言い切ることはできない。

有名企業を業種問わず広く見ていた。IT大手やメガベンチャー、商社など、軸というものは一切なく、世間体などを重要視していた。とはいえ当時は自己成長を最も重視しており、比較的実力主義の企業を多く見ていたように思う。P&Gもその一つであり、世界有数の人材輩出企業であるという点に惹かれて選考を進めていった。

このインターンシップを機にメーカーへの就職を一度考えて様々なメーカーの選考を受けることにつながった。しかしそれらの選考を進めていく中で、やはりメーカーの商材に興味が持てなかったため、全ての選考を辞退して他業界を選んだ。そのため、最終的にはこのインターンシップを通じて志望業界が変わったということはなかった。