【数字を読み解く魔法】【19卒】Ｐ＆Ｇジャパン合同会社の冬インターン体験記（理系/ファイナンス職）No.3910（大阪大学大学院/女性）（2018/10/17公開）

インターンシップで応募した際、社員の方のお話が非常に面白く社風を魅力的に感じたため。外資系企業であり、社員の方が魅力的であり、数年で得られるスキルが明確なこと、ジョブで得られる知見が多いと見込まれるところを重視して選んだ。

選考経験者からの話は非常に貴重なため、頻繁にお話を伺って選考での雰囲気をつかむようにした。また、面接での選考にあたっては模擬面接などを通して突っ込まれそうなところなどをフォローしていた。とにかく非常に鋭いポイントまで突っ込まれるので、必要に応じて細かく説明するスキルや、きちんと相手を納得させる説明ができるようにした。

(誓約書の関係で具体的な言及はできない) アジア各国におけるP&Gの一製品の市場の特徴を踏まえ、〇〇年後に〇〇億の利益を達成するためにどのような手段を講じるべきか。

1日目にやったこと

午後から開始。必要な専門用語や概念のインプットがあったのちに資料が渡されてワークに入る。2チームに別れて作業を進める。
各国の市場でのP&Gの立ち位置やとりうる施策、それをとった場合の効果を定量的に計算するなどの細かな作業。適宜社員の方に質問したりアドバイスを頂く。
夕食付きでお弁当を食べながら作業。ホテルに戻ったのちも深夜までワークを行っていた。

2日目にやったこと

午前中は発表に必要なパワーポイントや模造紙の作成にかかりっきり。
お昼にはお弁当の支給あり。午後から社員の前で発表し、その後質疑応答が行われる。
終わるとレストランで懇親会。

ファイナンス社員

特になし

自身が数字が示す傾向などの把握が苦手であった(細かいところに目がいってしまう)ため、普段の生活からそれを意識した考え方をするようにというアドバイスを受けた。(普段から新聞内容を要約するなど)

とにかく考慮すべき点がたくさんあり、どこから攻めて行くべきかを常に俯瞰しつつ考えなくてはいけなかったことが大変だった。数字のデータが多く与えられるため、それに飲み込まれずに必要なデータをピックアップして傾向を判断する必要があるし、その数字を用いた新たな計算をする必要もある。

参加したインターンの中で一番数字と向き合ったものとなった。そう言う意味ではコンサルのように概念だけでなくて実際のビジネス目線というものが大きく実感できたものとなった。また、学生のレベルも参加した中で一番高かったので、自身もおいて行かれないように常に果たせる役割を考慮して行動するようになった。

統計などの知識が軽くでもあれば数字に対する扱いのなれがより増して取り組みやすかったのかもしれないと思った。

インターンシップで応募した際にはまず、社員の方のお話が非常に面白く社風を魅力的に感じた。実際にインターンで仮想的に行った仕事内容は非常に面白かったし、社員の方との交流も用意されており、尖った面白い人が多いと感じ、非常に魅力的に思った。一方で女性社員に関しては少なくともファイナンスは少々きついと感じる人もいた。

インターン参加人数がまず相当に絞られること、ワークが非常に緻密さだけでなくあらゆる点での成熟の高さが求められる点からして内定が出る人は多くないと踏んだ。リーダーシップはもちろん、数字に対する強さ、行き詰まった際の打開策などの発想力、全てにおいて非常に高いものが求められており、それをバランスよく満たす人はそういない。

社員に対しての印象はプラスもマイナスも両方あった。学生の頃から行動力の高さのある方が目立ったと思う。懇親会では様々な社員のいらしたため緊張して話せないこともあったがその場面も審査に入っていたので、みなさんが一緒に働きたいと思われる学生という意味でうまくアプローチできなかったし、気後れは感じた。
ただ、業務内容が本当に面白そうだったので、上記のマイナスを差し置いて志望度は非常に高まった。

これは本選考に直結するインターンであることは、事前からONECAREERや去年受けた方などから把握していたため。実際、インターンした学生の中でそのあとに最終面接に呼ばれた学生がいた。懇親会でも学生は非常に見られている。

外資系企業であり、社員の方が魅力的であり、数年で得られるスキルが明確なこと、ジョブで得られる知見が多いと見込まれるところを重視して選んでいた。ここ以外には外資系や日系のコンサルティング会社などを受けていたが、当時はまだ業界がはっきりと定まっていたわけではなかったため、幅広い業界を見て受けるようにしていた。

特に志望業界や企業で変化したということはなかったが一企業としてP&Gの魅力は非常に高まったため、(P&Gは転職者があまりいない印象であることは承知の上で)今後のキャリアの中での1選択肢となりうると自身の中での考えが固まった。また、社風の面では上下関係が激しくなく、率直な意見を言う環境を好むことが再度認識できた。