【19卒】Ｐ＆Ｇジャパン合同会社の冬インターン体験記（理系/ファイナンス職）No.3910（大阪大学大学院/女性）（2018/10/17公開）

インターンシップで応募した際、社員の方のお話が非常に面白く社風を魅力的に感じたため。外資系企業であり、社員の方が魅力的であり、数年で得られるスキルが明確なこと、ジョブで得られる知見が多いと見込まれるところを重視して選んだ。

選考経験者からの話は非常に貴重なため、頻繁にお話を伺って選考での雰囲気をつかむようにした。また、面接での選考にあたっては模擬面接などを通して突っ込まれそうなところなどをフォローしていた。とにかく非常に鋭いポイントまで突っ込まれるので、必要に応じて細かく説明するスキルや、きちんと相手を納得させる説明ができるようにした。

WEBテスト → 筆記試験 → グループディスカッション → 説明会・セミナー → エントリーシート → 最終面接

・国語
・算数
・英語
・GAB似図形問題　　　のマーク式

特になし。国語は英語からの翻訳のせいか多少言葉が硬いが落ち着いて読んで回答すれば問題ない。算数は単位が英式なので少しややこしい程度。英語が不安な人はTOEICなどで対策するのが良いだろうが、TOEICよりもレベルは低いので簡単。制限時間も大してきつくないし見直しもできた。

P&Gの柔軟剤の市場開拓において、売り上げ目標などの前提に鑑みると重点的に売り出すべき商品は三つの候補のうちどれか？

売上や利益計算が必要なため、持ち物として電卓持参が認めらている。事前に役割分担はしないように言い渡される。市場規模、競合他社と自社の商品の特徴、客からのアンケートの声などが記載された資料を読み込み、売上や利益率の目標条件を達成できる商品を選ぶ。

予想外の質問に対しても、わかりやすく説明を心がけたこと
課題への克服に対してどこまで自身が全体を俯瞰した上で行動していたのかを定量的、かつ定性的に説明できていたこと。

学生時代に頑張ったことの深ぼり

女子中高生向けの3日型合宿において、実行委員として携わったエピソードについて
課題に対する克服の具体的な手法について聞かれた。
(例)
1. なぜ、時間短縮の手段としてゲーム数を減らすことを提案したのか？それによって中高生の満足度が減ってしまうとは思わなかったのか？本当に時間が伸びる原因はそれだけなのか？
---例年のアンケートからの声を拾い上げ、ゲームの数よりも質を上げることを優先した。120人いる中で数人が挙げた声はもっと多くの人が抱いている感情ではないかと思ったので優先して取り組む必要があると考えた
2. ゲームの予算として与えられていたのはいくら程でその内訳は？
---１万円。当日の景品、飲み物、施設賃貸料、資料印刷代、一部ゲーム品

文系の私にもわかりやすいようにあなたの研究内容を説明してください。

体の中にはたくさんのタンパク質があり、日々の代謝に関与している。人によって背の高い/足の速い人などがいるように、タンパク質にも相手にくっついて新しいものを作り出したり、相手を切るハサミの役割を持ったものがある。この構造について知る研究を行なっている。
手段としてはレントゲンに使われているX線を使用。全く同じ原理という訳ではないが、骨の部分の構造から異常がわかるようにタンパク質の構造がわかるようになっている。

(誓約書の関係で具体的な言及はできない) アジア各国におけるP&Gの一製品の市場の特徴を踏まえ、〇〇年後に〇〇億の利益を達成するためにどのような手段を講じるべきか。

1日目にやったこと

午後から開始。必要な専門用語や概念のインプットがあったのちに資料が渡されてワークに入る。2チームに別れて作業を進める。
各国の市場でのP&Gの立ち位置やとりうる施策、それをとった場合の効果を定量的に計算するなどの細かな作業。適宜社員の方に質問したりアドバイスを頂く。
夕食付きでお弁当を食べながら作業。ホテルに戻ったのちも深夜までワークを行っていた。

2日目にやったこと

午前中は発表に必要なパワーポイントや模造紙の作成にかかりっきり。
お昼にはお弁当の支給あり。午後から社員の前で発表し、その後質疑応答が行われる。
終わるとレストランで懇親会。

ファイナンス社員

特になし

自身が数字が示す傾向などの把握が苦手であった(細かいところに目がいってしまう)ため、普段の生活からそれを意識した考え方をするようにというアドバイスを受けた。(普段から新聞内容を要約するなど)

とにかく考慮すべき点がたくさんあり、どこから攻めて行くべきかを常に俯瞰しつつ考えなくてはいけなかったことが大変だった。数字のデータが多く与えられるため、それに飲み込まれずに必要なデータをピックアップして傾向を判断する必要があるし、その数字を用いた新たな計算をする必要もある。