18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 神戸大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要
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A.
少ない副作用と高い効果が期待できる抗体医薬の需要が増す一方、その膨大な製造コストが招く高額な医療費が問題となっています。 抗体医薬生産では、抗体にのみ結合する吸着剤を用いて目的抗体と夾雑物を分別する必要があり、この吸着剤の性能が抗体医薬の製造コストを大きく左右することから、多くのメーカーが高性能吸着剤の開発に取り組んでいます。 私の研究の目的は、吸着剤内の拡散・吸着特性を定量的に把握し、その性能向上に向けた課題を明確にすることです。研究結果に基づき、当研究室ではより高性能な吸着剤の開発を試みています。抗体医薬の製造コストが減り、より多くの方が抗体治療を受けられることを目標に研究を行っています。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代にエネルギーを注いだことで、創意工夫したこと、挑戦したことなど、具体的にあなた自身がとった行動について説明してください。
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A.
私自身が高校時代にこの予備校で働く先輩に支えられた経験から働き始め、朝から晩まで勉強に励む生徒の姿を見る度、アルバイトに注がれる熱量も増していきました。 新規開校校舎のリーダーを任されて働く中で、当時の校舎別の模試成績が最下位だったため、生徒の学力向上が最重要課題でした。私は、一人ひとりの特徴に応じた適切な指導が何より大切であると考え、生徒の個性や考え方、悩みなどを理解することに努めました。 数学が苦手な生徒には詳細な解説を入れたオリジナル解答を作成しました。勉強に意識が向いていない生徒に対しては、時に厳しく学習を促しました。「頑張って」「お疲れ様」といった小さな会話から大切にし、生徒のほんの少しの変化も見逃さないようにしました。 「先生によって言うことが違う」という生徒の声を受け、講師が各生徒の学習状況を素早く把握できる進捗表を新たに作成しました。講師仲間にはその表の更新を呼びかけたほか、彼らと勤務時間外も多くコミュニケーションをとり、皆の意見を聴くことに努めました。 現在、成績は年間を通して1位を維持しており、校舎の成長に自身が貢献できたことを嬉しく思っています。 続きを読む
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Q.
現在の自分を形成する上で大きな影響を受けた出来事は何ですか? (成功・失敗体験、感動したこと、出会い、人から言われた言葉、環境変化、乗り越えた壁など)
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A.
小・中学校時代 中学生の頃、友人との関係がこじれた時期がありました。その頃の私は、自慢するタイプではなかったものの、その分自分が努力していることもあまり周りに言わない性格でした。幼いながらにそうした姿勢が反感を招く原因ではないかと思い、少しずつ、「自分が頑張っている」ことを周りに伝えていく中で、自分への理解が回復するのを感じました。こうした経験から、「言葉で表現して、相手に伝える」ことの大切さを学びました。 高校 部活動で伸び悩んでいた際、仲間が何を考え、私に何を求めているのかを理解しようと努める中で、周りとの連携が日に日に良くなっていくことに気が付きました。自分のことに集中してしまいがちなときこそチーム全体をみることに努め、プレー内外で仲間を支えることで、我が校史上初の近畿大会勝利という快挙達成に貢献しました。部活動での経験から、自らに求められる役割を意識しながら活動に取り組む習慣が根付きました。 大学 深夜よりも日中に活動したかった私は、周りの友達の時間の使い方に違和感を覚えました。しかしながらその他の点では彼らと共に過ごす時間は楽しく、非常に有意義でした。そこで私は深夜の遊びには加わらない代わりに、日中の遊びの提案を色々と企画し、彼らと充実した時間を過ごしました。何事も自ら働きかけ、周りの気持ちを汲み取りながら行動すれば、自分の主張も受け入れられることをこうした経験から学びました。 続きを読む