【素材選定から発想へ】【20卒】豊島の冬インターン体験記（文系/総合職）No.7883（京都産業大学/女性）（2020/1/22公開）

海外に関われる仕事がしたいと思い、繊維商社に目をつけた。名古屋で働きたいと思っていたので、繊維商社の大手である豊島でインターンをすることに決めた。それまで繊維商社の他社のインターンには参加したことなかったので初めての繊維商社のインターンだったが、1dayだったのでそこまで気張らずに参加できた。

特にインターンをするに当たっての専攻はなかったが、繊維業界全体について調べたり、会社の概要についても少し調べた。

素材体感ワーク。実際に商社の営業のロープレ

1日目にやったこと

素材体感ワークとして、繊維商社の営業職社員が実際に行っている生地や服飾品の選定からメーカーとの打ち合わせや製作工場の選定などのロープレだった。また、繊維業界全体が抱える問題についての講義もあった。

一般社員

なし

｢一連の流れを組み立てて利益を生む｣という商社の商売の基本を教えてもらった。どのようにしたら客のニーズに応え、会社にとっても有利であるかという商社であればどの業界にも通じる基本的かつ重要なことを教えられた。

商社のロープレは初めてだったので、億単位の巨額なお金にもなれておらず、調達から販売までを行う商社の難しさを身をもって体験した。6人1グループのグループワークだったので、初めて会った人たちとやったことのないロープレをして大変だった。インターンに参加していた社員に役職者が少なくてもう少し上の人の話も聞きたかった。

繊維商社の大企業だったので、営業職の仕事の規模の大きさも感じられた。商社のビジネスモデルについてもよくわかったし、後半は講義だったが業界全体についてのこれからの課題や取り組んでいることについての話だったので、業界研究に役立つ情報がたくさん手に入れられた。

商社がどのように商売をして利益を上げているのかまずはそのビジネスモデルを理解することが重要だと思った。

グループワーク自体は仕事内容に関してよく理解できるプログラムであったと思うが、よくよく話を聞いていると営業として活躍している女性の数は男性と比べて圧倒的に少なく、実際会社に入ってもワークで行ったような大きい仕事ができないのではないかと感じた。

インターンの参加学生を見て、どの学生を見ても繊維商社を受けることに迷いがなく自分の意思をしっかりと持っている印象だったので、それに比べて繊維商社に絞り切れていない自分の意思を面接中のどこかで見抜かれると思った。また、webテストスタートだったのでテストが苦手な私には難しいと思った。

志望度が下がった理由は、まず女性社員が私が思い描いていたような仕事をするのが難しいということがわかったから。まだまだ男性社会で、成熟産業ということもあり、古い考えがまだ残っているような感じがしたし、これからの将来の伸びしろが余り感じられなかったため。

インターンに参加できる人は抽選で選ばれた人であったが、特に選考に有利になることもなかったから。ただ、講義があったおかげで、業界全体の理解は深まり、他社を受けるときの企業研究には訳だったと思う。

もともと外国語学部で何か外国語を使いたいという思いと、実家から会社に通勤できるようにということで名古屋の会社というこの2点で業界を探していた。特に気になる業界があったわけでもなかったので衣食住という安定感で繊維商社をみていた。そのなかで、タキヒヨー、瀧定、豊島という繊維商社のなかでも愛知の3大商社を見つけ、その中で豊島に参加しようと思った。

働き方的にどちらかというとベンチャー企業のような挑戦できる雰囲気のある企業を探していたが、働く場所的な希望で繊維商社を見ていた。話を聞いていてもなんとなくピンとこない感じがしていて、違和感を感じ繊維商社は自分には向いてないと思った。また、繊維商社の営業職は海外に行くことが多いと聞いてとても魅力的に感じていたが、よくよく話を聞くと東南アジアの国ばかりで、自分が本当にやりたいことではないのかなと感じた。