
23卒 本選考ES
技術系
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Q.
学生時代最も力を入れたこととそこで得た成果は何ですか(400字)
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A.
私は社会人サッカークラブでパス技術の向上に力を入れた結果、チームの地区リーグ優勝に貢献したことです。兼ねてより私の課題は狙った場所にパスを通せないことで、それによってチームの攻撃が停滞し負けてしまうことがありました。自分のプレーを客観的に見つめ直し、原因を明らかにするためにプレーを動画で撮影してプロ選手と比較したり、仲間からアドバイスを求めたりしました。その結果、原因はボールの蹴り方が悪いことで体全身を使ってボールを蹴ることが狙った場所にパスを通す秘訣だとわかりました。その後、反復練習を毎日行い、技術を定着させることで、どんな場所でもパスを正確に通すことが可能になりました。このように仲間の助言をもらいながら客観的な視点で弱点を見つけてアウトプットを徹底することで弱点を克服することができました。その結果、勝利に直結するアシストを記録して優勝に貢献することができました。 続きを読む
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Q.
研究テーマ(50字)
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A.
ゾルゲル法を用いた積層型マルチフェロイック薄膜の作製 続きを読む
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Q.
研究テーマの内容を簡単に説明してください。また、研究を進める過程で工夫した点とその研究がもつ意義・将来展望について説明してください(400字)
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A.
近年、強磁性体と強誘電体を併せ持つマルチフェロイック材料は、電場によって磁化が生じる電気磁気効果という現象を利用して磁気記録デバイスの小型化、省電力化に応用されることが期待されています。また、磁化の変化によって光の偏光面が回転する現象があります。私の研究では、この2つの現象を利用して電場によって光の偏光面を制御することで新規電子デバイスの構築への応用を目指しています。私は簡便なゾルゲル法で強誘電体を作製し、スピンコート法で強誘電体と強磁性体を積層させた薄膜の作製を行っています。しかし、文献を参考に作製した薄膜で電気磁気効果が発現しないことが課題でした。自分一人で原因を見つけることに限界を感じたため、教授や研究室のメンバーと自ら積極的に意見の交換を行いました。その結果、自分では気付かなかった様々な考え方を得ることができ、電気磁気効果が発現する可能性を見出すことができました。 続きを読む
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Q.
技術者として①ご自身にどのような特性または専門性があるとお考えですか。 ②それを活かしてどのような仕事を行っていきたいですか。具体的に述べてください。(500字)
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A.
私は研究室で強誘電体と強磁性体を使った新機能デバイス作製の研究を行っているためこれらに関する専門性があると考えています。また、社会人サッカークラブで培った現状を正しく把握し、仲間と協力して問題を解決する特性があると考えています。私はこれらの専門性と特性を活かして貴社の製品設計・開発職において、カーボンニュートラルやデジタル社会化のような社会のニーズに応えるセラミックス製品開発に携わりたいです。設計職は社内のリソースから顧客と共に新製品を実現させる仕事です。私が研究している強誘電体や強磁性体はセラミックスの一種であり、貴社の製品はセラミックス技術が根底にあることから親和性が高いと考えています。そこで、この親和性を活かして研究職の方と話し合う際により明確に要望を理解し、顧客に伝えることができると考えています。また、顧客と相談する時は私の専門性と現状を把握し仲間と協力して問題を解決する特性を活用して顧客のニーズを深く分析します。そして、他部署の方たちと課題や現在の製作状況などを共有しながら顧客のニーズに合わせたセラミックス製品の開発に携わりたいです。 続きを読む