【挑戦心と使命感】【20卒】中部電力の夏インターン体験記（理系/技術職コース）No.6022（名古屋大学大学院/男性）（2019/6/25公開）

インフラ企業、特に電力会社に就職したいと考えていた。電力会社といっても、具体的にどんな業務をしているのか、また、社風を知りたかった。そこで、地元企業でもある中部電力のインターンシップに参加して、就職に関しての疑問を解消しに行った。

電力会社のインターンシップで特に重要だと思うのは、電気の安定供給という人々の生活の根幹を支える使命感に共感できるかだと思う。そのために、各電力会社のエネルギー政策がどのような違いがあるのかを説明できることを予め勉強した。

中部電力の各部門における使命感や挑戦心は何か。

前半にやったこと

初日は、全部門の内容紹介。その後、各配属先（例えば、火力部門であれば火力発電所、原子力部門なら原子力発電所）に行き、座学や施設見学を行った。先輩社員の方とかなりお話をすることが出来る。また、人事の方が引率で来てくれる。夜には、各配属先で親睦会が開かれる。

後半にやったこと

1週間を通して、感じた挑戦心や使命感をプレゼンテーションで発表する。初日に、プレゼンテーションテーマが知らされるので、そのテーマを意識しながら過ごすと良い。全部門合同で行った。

人事/各配属先の課長やそれ以上の方々

なし

電力の安価で安定な供給をするためには、各部門だけで閉じるのではなく、資源調達からお客様の下に電気が届くまでのバリューチェーンを意識しなければならないということは、印象的であった。

インターンシップで苦労することは正直あまりない。強いて言うなら、座学で勉強するが、ほとんどの人が大学で学んでいる分野と異なるので、初めての内容で難しい部分が多いと思う。ある程度、事前に自分で勉強しておくと、質問も湧きやすくなり、人事の方にPR出来ると思う。

電力の安価で安定な供給をするためには、各部門だけで閉じるのではなく、資源調達からお客様の下に電気が届くまでのバリューチェーンを意識することで成立することは、大学で専門性が高くなり、その分野だけで閉じている自分にはなかった考えであった。また、参加して良かったところは、近くの他大学の学生と友達になれたことで、就職に関しての情報など多く入手することが出来るようになったこと。

学ぶことが出来る情報は非常に多いので、事前に企業ホームページを確認して、特に重要なことを予め把握しておくべきであった。そうすれば、より企業研究が捗ると思った。

インターンシップでは、自分が希望する部署のスケジュールを丁寧に説明してくれた。また、先輩社員との懇談会を何回か開催してくれて、幅広い年代層の方から仕事内容について聞くことが出来た。特に、自分の1個上、つまり新入社員と話は年代も近いこともあって、ざっくばらんに色々聞くことが出来たので、就職後の自分を想像する材料となった。

インターンシップに参加した学生に対して、交通費や宿泊費でかなりの投資をしているので、企業としても学生に期待するものがとても大きいと感じたから。また、企業の方からも何度か連絡があり、かなりの時間を自分だけに費やすことがあったので、期待されていると感じた。

志望度が上がった理由は、人々の生活基盤を支える電力の安定供給に対する使命感がとてもかっこよいと感じたから。懇談会で話をした社員の方々全員からそれを感じられ、自分もその一員として活躍するビジョンを持てるインターンシップとなったから。また、他のインターンシップにも参加し比較した結果でもある。

インターンシップ学生向けに施設見学会や自己研究の機会を提供してくれる。これによって、インターンシップに参加していない他の学生よりも企業研究が大幅に進んだから。また、就職解禁日あたりにインターンシップ参加者限定の企業説明会を開いてくれたため。

インターンシップ参加前から、インフラ系、特に電力系を志望していた。電力会社ごとに社風が異なることは知っていたが、実際自分に合う社風の電力会社については把握していなかった。そこで、志望企業として、中部電力以外にも関西電力や東京電力を志望していた。インフラ以外には、メーカー系である三菱重工業や東芝や日立製作所も志望していた。

実際インターンシップ参加することで、より志望度が高まり、電力会社のみに絞ろうと考えた。メーカー系は、自分にはあまり向かないと感じたためである。一方で、電力会社では、自分が活躍できるビジョンを具体的にイメージできたことが大きいと思う。また、人々により密接に携わることが出来て、貢献度が高い仕事がしたいと思った。