【20卒】関西電力の夏インターン体験記（理系/技術職コース）No.6310（名古屋大学大学院/男性）（2019/6/25公開）

インフラ系、特に電力会社で就職したいと思っていた。電力会社は、各会社ごとに社風が異なることや単純に仕事内容を詳しく知りたいと思って参加した。関西電力は8月上旬と下旬にインターンシップを開催しており、参加しやすかったから。

事前に関西電力ホームページを確認して、関西電力の強み（他電力と比較して何が優れているのか）を勉強した。

応募 → WEBテスト → エントリーシート → 最終面接

なぜ関西電力なのかや研究内容について聞かれたので、学生の論理力や性格を重点的に見られていた気がした。ホームページなどで勉強済みであったので、本気度が高く評価されたと思う。

志望動機は何か。特に、関西電力のインターンシップになぜ応募したのか。

自分は地方から来ており、地元にも電力会社はある。現在、電力会社は東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故によって、社会における信頼性が下がってきていると言える。しかし、関西電力は、大飯や高浜原子力発電所を早期に再稼働させている実績がある。この他の電力会社にはない挑戦心が関西電力の強みであると考え、働く社員の方がどんなモチベーションで働いているのか見てみたいと考えたから。

研究内容を教えてください。

研究内容は、特定される可能性があるので詳しくは書きません。しかし、研究内容を相手に伝えるためのコツを記しておきます。まず、相手がどんなバックグランドを持っているのか判断し、専門用語を使ってよいのか判断する。次に、簡潔に目的と背景と現状の課題を述べる。相手から、疑問に思ったことについては必ず質問が来るので、そこに対して詳しく説明して理解を深めてもらう。とにかく、研究に対する姿勢が見られているので、研究内容はあまり関係ない。

関西電力の強みは何か。また、その強みを活かして、社会に新たに提供できる価値観・イノベーションを考えよ。

前半にやったこと

インターンシップ前半は、技術部門でもいろいろな配属先（火力、水力、配電など）があるので、その配属先の施設に行き、色々な知識を吸収する。施設見学、社員との懇談会がほとんど。

後半にやったこと

最終日以外は、施設見学であった。最終日は、関西電力本社近くの会場でプレゼンテーションを各部門ごとに行った。午前中にプレゼン資料作成、午後から発表であった。その後、本社で懇親会が行われた。

人事

マスコットキャラクターのハピタ君の人形

今後、電力会社だけでなく、他の会社も人口減少やエネルギー政策など様々な問題が蔓延る社会で、関西電力にしか生み出せない、提供できない価値観を絶えず生み出していくことが会社の成長につながる。この熱い挑戦心は、印象的であった。

インターンシップで大変であったことは、テーマに対する答えを配属先の仲間と考えることであった。やはり、1週間で知らなかった内容を知識として大量にインプットし、現実的な回答をアウトプットするのは大変であった。また、プレゼン資料作りの時間も短いので、予め最終日までに構想を立てておく必要がある。