【驚きを提供し笑顔に】【23卒】ニトリの総合職の本選考体験記 No.25295（非公開/女性）（2022/5/9公開）

接続開始から軽い自己紹介を行い、面接開始

とにかく笑顔ではきはきと答えること。ロマンの深堀をされた際に上手く答えられなかったときもあったが、基本的なコミュニケーションができていれば通ると思う。30分という短い時間なので、できるだけ端的に答えると更に良いと感じた。

和やか。こちらの話を笑顔で相槌を打ちながら聞いてくださったので、面接に不慣れでもスムーズに話すことが出来た。

志望動機を話した際に、ロマンの深堀をされた。フィードバックではガクチカなどの過去のエピソードは評価されたが、ロマンの設定背景やどのような場面でそのロマンを提供したいか、もう少し抽象的な部分を具体化してみると良いとアドバイスを頂いた。

onecareer

学生時代に力を入れたこと

サークルでの技術の継承に尽力しました。コロナ禍の実地練習が減少した状況で、いかに技術を継承するかが課題でした。私は知識と体力の充実が必要と考え講習会の実施、レベル別トレーニングの導入、の二つを実施しました。講習会に関しては経験がなく、イメージが持てない新入生にアンケートを取ることで、より不安に寄り添ったものにするよう工夫をしました。2については、従来は全員が同じメニューをこなしていたものを、３段階のレベル別へと変更しました。これにより以前より密度が濃く、また一人ひとりに目が行き届くように変化しました。また、当初は部員の意欲に差があったが、これらの一人一人に向き合う体制を構築することで改善できました。この経験から自分だけでなく周りの環境に対しても向上心を持ち、一丸となって挑戦することのやりがいを感じました。

上記の質問に対して、なぜそれに取り組もうと思ったか

取り組もうと思った理由は、伝統を自分たちの代で途絶えさせてはいけないという危機感が一番大きかったです。というのも自分たちのサークルは創部50年を超える歴史ある団体で、それだけ続いてきた理由として、他団体と比べて厳しいけれども充実した経験による成長や、団結感が味わえるからだと考えています。もしもここで技術継承を怠り、緩い雰囲気になってしまえば、このサークルの根幹が揺らぐことになり、存続の危機に陥ると考えました。もう一つ大きな理由をあげるなら、自分自身も過去にこのサークルの活動で大きく精神的に成長した経験があり、それを味わってもらうことで、後輩も更なる成長の機会につなげてほしいという気持ちも大きかったです。

受付から電話をすると会場へ案内される。待機時間で性格検査を行い、その後面接。

前回同様、明るくコミュニケーションを取れるかは見られていると感じた。二次面接も過去のエピソードの質問が多かったが、前回より更に深堀されるので、なぜ？を繰り返して自己分析を徹底すると良い。前回のフィードバックを踏まえて、しっかり改善した部分が評価されていたと感じる。二次面接の面接官がリクルーターになるので、面接時から明るく、会話のキャッチボールを行うと、その後もいい関係が築けると思う。

前回同様和やか。初めての対面面接で緊張していたが、緊張しないよう軽いアイスブレイクを含めた自己紹介を行ってくださった。

ロマン設定の背景や過去のエピソードを論理的に話せており、芯の通ったロマンだと言っていただけた。一方で、そのロマンに向けてどんなスペシャリスト像、そしてスキルを身に着けたいかを細分化して考えてみてほしい、という次回選考のアドバイスを頂いた。

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今まで自分の価値形成に最も大きな影響を与えたエピソード

最も価値形成に影響を与えたエピソードは中学時代のテニス部での経験です。私の所属していたテニス部は創部したばかりで他の強豪に比べて恵まれた環境とはいえませんでした。しかし、そんな中で私は部で初の県大会出場者になるべく練習を重ねました。そこで大きな課題となったのが、自分が有利な状況から、相手が追い上げてくると焦って、普段はしないようなミスを連発してしまうことです。そこで私はメンバーの協力のもと、相手にポイントを与えた状態で試合を行い、そこでも攻めの姿勢を貫く練習を行ったり、基礎トレーニングを男子メニューに参加させてもらうといった練習を行いました。これによってプレッシャーの中でも自分のペースを崩さない安定感を身に尽け、本番の大会では予選であるブロック大会で５回勝ち上がり、ベスト４に入賞。所属していたテニス部で初めて県大会に出場することができました。この経験から、どんな状況でも最後まで諦めずに結果を追い求め続ける、ということの大切さを学び、現在でも自身の価値観に大きな影響を与えています。

社会に出て成し遂げたい目標はなにか

私は将来、「驚きを提供することで人々を笑顔にする」という目標を実現したいと考えています。所属するサークルで自身の体力的な苦手を克服し、自身へと繋げられた際に大きな喜びを感じ、社会に出てもそのようなマイナスをプラスへと変えることで生まれる「驚き」を多くの人に与えられる人間になりたいと思っています。そして、この「驚き」には商品という「驚き」を作り出す開発職などでのアプローチと、商品という「驚き」を広める営業職などの二つの立場からのアプローチがあると考えています。将来は「広める」立場を経験した上で、「作る」という仕事を行い、より多くのお客様に机上の空論ではない、地に足のついた「驚き」を提供していきたいです。

会場到着から数分待機、その後面接場所に案内される

三次面接が鬼門だと聞いたので、念入りに準備をした。特にキャリアプランはそれぞれの部署でスペシャリスト像に近づくため、どんなスキルが身に着くかを細分化して答えられるようにした。ニトリでは入社後に7～8年ほど店舗での勤務をすることになる。そのため、店舗勤務の重要性を理解し、それに耐えられるかどうかも見られていると感じた。他に選考を受けている企業のメリットデメリットなどかなり細かい部分まで聞かれたのが予想外だったが、それぞれ冷静に回答できた点も評価されたと思う。

これまでの選考に比べてやや緊張感があった。だが、緊張感がありながらも和やかに話を聞いてくれたので、話しやすかった。

常に笑顔ではきはきと答えていたことから、素直で店舗で働いても貪欲に吸収して成長していく様子がイメージできたと言って頂いた。また、キャリアプランがスキルから逆算して考えられた点も良かったとのこと。

onecareer、二次面接後に配布された紹介冊子

4c主義の中で最も自信がある部分、逆に自信のない要素はなにか

Challngeに最も自信があります。所属するサークルでもコロナ禍における後輩への技術を行うなど、自分のみでなく、周囲の環境に対しても自責思考を持ち、向上心を持ち、実際行動に移せる点には自信があります。最も自信がない部分はcommunicationの要素です。私は自分の短所として、自分で抱え込んでしまい、他人に素直に頼ることが出来ない点があると考えています。この短所の原因は、物事を考えるときに、抽象的なまま捉えるのではなく、自分なりに落とし込んで、具体的な意見として固まるまで考え続ける姿勢です。なので、周囲と連携する際には、自分の思考のプロセスを相手にも伝えることで、お互いの意思疎通をスムーズにするコミュニケーションを心がけています。

自身のロマンを達成するために、どんなキャリアプランを立てているか

まず店舗で三年間の勤務を経て、直接お客様に接することでヒアリング力を身に着けたいと考えています。そしてそののちに、法人＆リフォーム事業部での勤務を希望します。これは法人向けという店舗とは異なるお客様を相手にすることで、より幅広いお客様からのヒアリングスキルを身に着けられると考えたためです。そして、その後は店舗で副店長やマネージャーを経験したいと考えています。これによって今まで培ったミクロな視点と、より経営的な視座の高さというマクロな視点を深めるとともに、両方を身に着けたいです。そして、最終的には営業企画室において、よりマクロな視点を深め、部署横断での仕事を通して行動力を持ち合わせた人材になりたいです。

会場到着から数分待機。その間に人事部の方が緊張をほぐすために色々と雑談をしてくださった。その後面接場所に案内される。選考終了後、内々定が出た場合はイベントや今後の流れの説明がある。

質問事項は事前のロマンプレゼンを含め４つほどだったので、面接前からある程度合格が決まっていたように感じた。とはいえ、ロマンプレゼンはある程度論理的に分かりやすく話せるようにしておいた。プレゼンは資料などを作成しても良いが、私は口頭のみで行った。逆質問の時間が想像以上に長かったので、IRなども読み込んだ上で、いくつか質問を用意しておいて良かったと思う。

これまでと変わらず和やか。自己紹介から軽い雑談を交えながら、自然な流れで面接が始まったので、やりやすかった。

最後の自己PRに対し、あとは配点教育の特性を理解した上で、偶発的なキャリアに前向きである姿勢をアピールすることが評価された。

onecareer、ニトリのIR情報

ファーストキャリアである店舗でどんな挑戦をしたいか

私は店舗で、自分がいなくてもお客様に手に取ってもらいやすくなるような仕組み作りに挑戦したいと考えています。そのために最初は自分の担当する売り場や製品のプロフェッショナルを目指したいです。そして、製品の特性やお客様へのヒアリングを通してニーズを理解したのち、売場の利益とお客様のニーズの両方を満たし、それを最大化できる売り場作りを行うことに挑戦したいと思っています。具体的には、店舗での勤務を終えた後にも、他の店舗にもその仕組みを波及できるほどの影響を与えられるようになりたいです。そのために、目先の定性的に感じた事柄だけでなく、データなど定量的な視点から物事を見る癖をつけ、周囲を納得して巻き込んでいく姿勢を心がけたいです。

最後になにか伝えたいことはあるか

私は強みの一つとして、与えられた状況に対し、自分なりの意味を見出し、そこから「好き」を広げていけることがあります。中学生時代のテニス経験から、辛い状況でこそ自分の強みを発揮できる場所を探し、そこから「好き」を広げていくことの重要性を学び、以来その考えを大切にしています。大学時代では、フルマラソンの大会で、この強みを発揮できました。この大会の参加にあたって、三カ月前に骨折をしてしまい、一か月間の運動停止という事態に陥りました。しかし私は休止期間中だからこそ、今まで疎かにしていた部分に目を向け、柔軟性を高めるストレッチ、食事面の改善、装備の軽量化などに取り組み、休止期間中でも出来る範囲での成長を楽しみました。結果。モチベーションを保ったまま練習に復帰し、本番の大会では女子3位入賞という記録を残すことができました。このどんな状況でも楽しみを見出せる強みは、御社の配転教育でも生かせると考えています。