私がアセットマネジメント業界を知ったのは父から確定拠出年金の相談を受けた事がきっかけです。確定拠出年金の資料を実際に読んでみると、扱う資産や運用手法などの違いによって多種多様なファンドがあることがわかり、資産運用について興味を抱きました。そこで実際にアセットマネジメント関連の書籍やアナリストレポートを読んだり、資産運用会社のインターンシップに参加したりするなどして知識を身に付けていきました。そのような経緯を通じて、アセットマネジメント業界への関心度が高まった理由は「貢献性」と「専門性」という私の就職先を選ぶ上での軸に合致したからです。現在の我が国では「貯蓄から投資」へという風潮が強まり、資産運用のニーズが非常に高まっています。アベノミクス等の効果によりマクロ経済環境が改善する中、長期分散投資のための専門的ノウハウを有し、手軽な投資商品を提供していけるアセットマネジメント業界こそ、多くの投資家達の期待に応えていく使命を背負っているはずです。加えて資産運用の職務はどれも高い専門性と結果が求められるため、貪欲に学びつつ、「これについては絶対に他の誰にも負けない」と言い切れる能力や分野を築いていくことができると思い、大きな魅力を感じました。現在、日本においても年功序列制度は徐々に無くなりつつあり、自分自身に価値がなければ生き残れない時代になっていくと考えられます。私はそのような時代に高度な専門性を身に付け、第一線で活躍し続ける人材になりたいと思っています。
そして数ある資産運用会社の中で貴社を志望する理由は貴社が国内の新興市場関連のファンドで高い評価を受けている点に魅力を感じたからです。新興市場への投資は市場や会社の規模よりも成長性を重視して銘柄を選択していくことになるため、貴社は企業の成長性を見極めていくリサーチ力において他社よりも強みがあるのではないかと思いました。私は企業の戦略に正しい評価をつけ、市場に成長資金を流していけるような株式アナリストになりたいと考えているため、貴社でならこの思いを最大限に実現できるのではないかと感じました。加えて、メガバンクと大手生保の共同出資という形を取っている企業であるため、国内トップクラスの顧客基盤とブランド力を有していることも非常に魅力的でした。これらの理由から、多くの企業や投資家達に貢献していくことができると思い、志望に至りました。
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