1次面接
【面接タイプ】オンライン面接【実施場所】オンライン【会場到着から選考終了までの流れ】マイナビに送られてくるZOOMIDから入室【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】ファンドマネージャー【面接の雰囲気】面接を始める時に「10万円あったらどうするか」等のアイスブレイクの意味合いを込めた雑談から入り、終始優しく話を聞いてくださる方だった。基本的にESで気になった部分を掘り下げつつ、人柄を見ているような印象を受けた。【クオンツが勝つことが難しくなる中、アルファを捉えるには何が必要と考えるか】ファンダメンタルズの分析が進み、市場へ影響を与えるデータの量が増加する中、伝統的なクオンツ分析だけではアルファの獲得が難しくなっています。よって、AIによって人間が取りきれないアルファを獲得することは必須だと考えます。ただ、AIの運用は、パフォーマンスとともに、説明責任と再現性の観点から「解釈性」を持たせることが重要です。その点で、扱えるデータ量などでは機械が優位性を持ちますが、パフォーマンスと解釈性双方を高いレベルで発揮するには、人間による人間に伝わるロジックの組み立てがしばらくは必要とされるのではないかと思います。そして、人間以上のパフォーマンスを発揮するモデルに人が理解できるよう解釈性を持たせるのは容易ではありません。現状は、AIに運用を一任する場合、解釈仕切れない部分があることから、コントロールに置くことが難しく、再現性も確保できないと考えます。【なぜセルサイドでなくバイサイドのクオンツを志望しているのか。】自分の働きと顧客の利益の繋がりを実感しづらいからです。デリバティブの資産価格やヘッジコストの計算は、顧客に最終的には貢献しますが自分のモデルの創意工夫などが顧客の利益にどうつながったかは実感しづらい側面があります。バイサイドは自分が考えたモデルの設計がリターンという形で直接結びつく点で魅力を感じます。私は、コンサルティングのベンチャー企業でインターンシップをしていた経験から、人への貢献度が直接目に見えるやりがいを感じつと同時に、そうした環境で緊張感を感じながら働きたいと考えています。また、ビジネス全体を俯瞰しても、手数料ビジネスのセルサイドではどうしても顧客と企業の利益のミスマッチが起きると思います。顧客の利益と自分の評価のベクトルが同じであることで、やりがいを持って働けると思います。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】現場社員の方の面接は、コミュニケーション能力はもちろんですが、「研究をしっかりやっていたか」や「クオンツに活かせるスキルがあるか」など、能力面についてある程度見られていたと感じる。逆質問を多く用意するのが大切かもしれない。
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