【未来への挑戦、成長への一歩】【17卒】日本航空（JAL）の冬インターン体験記（自社養成パイロット）No.662（早稲田大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

パイロットの本選考に直結するものであり，パイロットの職種の理解も深まると思ったから．また，ほかの航空会社は1dayの短期インターンしかなかったから．

面接の前に，パイロットの方とお会いしたり忙しい方とは電話して3名の方から仕事内容などの話を伺い理解を深めた．他社の航空会社の方とも話し，企業の特色を客観的に見るよう努めた．また，自分が働いているイメージを明確にできたことが面接での自信につながったと思う．

インターンシップという名の自社養成パイロット0次選考

前半にやったこと

副操縦士の方との座談会と適性検査を行った．また，個人面談を行い，後半のインターンシップに参加できるかの選考を兼ねていた．

後半にやったこと

飛行適性検査と心理適性検査，語学研修，グループディスカッションを行った．語学研修は社員の方々が日々行っている話し方などの研修プログラムを体験した．グループディスカッションでは6人一組で20分ほどの軽い内容だった．

パイロット採用担当人事/副操縦士

なし

パイロットは2度と同じフライトはなく，いつまでも成長できるししなければならないものである．機内ではパイロットがトップであるのでお客様に満足してもらえるフライトにするためにやれることは非常にたくさんある．

飛行適性検査が大変だった．3時間ほど休憩なく極度の集中力が必要であった．また，言語が英語であるため普段からもっと英語力を磨いておけばよかったと思った瞬間でもあった．

パイロットは安全第一であり，そのための危機管理能力などを日々磨く必要がある．航空機が飛ばせるのも多くのプロフェッショナルの集まりであるチーム力があってこそなしえるものであるので適度な勾配を使い分けられる必要がある．

航空大学校卒のパイロットの方ではなく，自社養成でパイロットになった人の話しをもっと聞いておくべきだった．また，日本だけでなく海外の航空会社の事情なども知っておくとより座談会などでも深い話や今後の航空業界の話も盛り上がったのではないかと思う．

以前からパイロットの話を聞いていても実際の訓練でのシミュレータなどは見たことも触ったこともなかったので，実際に体験できたことで苦手な一面や得意な部分を再認識することができたから．また，副操縦士の方の学生時代の考えていたことと自分の今の考えが非常に共感できたから．

周りの学生よりもパイロットになりたいという気持ちが間違いなくあると感じたから．また，泥臭く取り組む社風にはあっていると感じた．さらにインターン内でも面接でもパイロットのことを理解しているというフィードバックをもらえたから．

実際のパイロットの方の話を聞くと，全員が全員楽しそうに仕事の話をするので，自分もその一員になりたいと思ったから．また，一緒にインターンに参加していた人たちも，パイロットへの志望度が高かったので，切磋琢磨して一緒にパイロットになろうというモチベーションの向上につながった．

インターンシップで優秀だと本選考において，身体検査以前の選考をパスできるから．また，本選考でインターンシップでの経験を背景に説得力のある回答ができたから．

高校生のころから興味を持っていた航空業界を志望していた．日本航空・全日本空輸どちらも志望していた．大学・大学院時代での航空機の研究を通して改めて航空業界の伸びしろを感じた．また，モノづくりではなくよりエンドユーザーに近いところで働けるのが魅力的だった．

第一志望は圧倒的にパイロットであったが，身体検査など対策しきれない部分があるので，パイロットを除いた志望業界をしっかり探そうと決意した．また，パイロットは自由応募であり，選考結果が出るのが遅いため，学校推薦はとらないで就職活動をすることを決めた．