【交流と理解の探究】【22卒】大日本印刷の夏インターン体験記（文系/総合職）No.11844（上智大学/女性）（2020/11/20公開）

かねてから印刷業界に興味があり、面接等はなく書類審査のみで参加できるため気軽に応募した。ＤＮＰの開催しているインターンシップが3日間と1日間（3時間のみ）の2種類しかなく、３日間は面接審査があり負担が大きかったためこちらを選んだ。

採用ホームページを隈なく読み、それを反映させたＥＳを書くよう意識した。自分がＤＮＰで何がしたいのかを明確に述べた。

企業理解および社員との交流会

1日目にやったこと

最初にＤＮＰの強みを人事の方からご説明頂いた。一歩的に説明を受けるだけではなく、ＤＮＰの歩んできた歴史に沿って、ＤＮＰがどのような課題解決をしてきたのかをクイズ形式でたどった。その後3つのグループに分かれ、3人の社員の方との座談会があった。

なし

このインターンシップは、企業の強みを理解することと、社員の方々との交流することがメインのインターンシップであったため、特にフィードバックをもらう機会はなかった。

事前準備等は何もせずに臨んだが、社員座談会での社員さんへの質疑応答タイムが長めに設定されており、その場で質問を準備するのに苦労した。事前に、いくつか質問を用意しておくべきだったと感じた。全員が一人一回質問しても時間が余るほどであり、ありがちな質問だけでは時間が余ってしまった。

ＤＮＰは幅広い事業を手掛けており、実際に社員の方がどのようなお仕事をされているのかのイメージが付かないという点が難点であった。しかし社員座談会を通して、具体的な業務内容をお聞きすることができ、なんとなくのイメージが付いた。3人の社員さんそれぞれのお話しを伺えたことがすごくよかったと思う。

社員座談会で聞きたいことをもっと準備しておくべきだったと感じた。想像以上に時間がたっぷりと用意されていたため、具体的な業務内容まで聞くチャンスがあり、事前に準備をしておけばより深い内容の質問をできていたのではないかと思う。

社員3人の方からお話を伺い、それぞれの部署で働く具体的なイメージがついた。例えば出版イノベーション事業部では、自動販売機の紙広告をデジタル化して広告収入をアップさせた、と伺った。また出版社とコラボし、自動販売機に「三月のライオン」の広告を採用したというお話も大変興味深かった。

社員の方から感じ取ったハツラツとした雰囲気と自分はあまり一致しないのではないかと感じたため、現時点で内定が出る自信はない。お話を伺った社員の方が営業職だったことも原因かもしれないが、本選考を受けるにあたっては少し会社の雰囲気に寄せていかなくてはいけない部分もあるのではないかと感じた。

もともと色々な事業を行っているというイメージがあったが、それをより具体的にイメージすることができるようになり、志望度が上がった。ＤＮＰの歴史からもうかがえるように、ＤＮＰは様々な顧客のニーズをつかみ取り、それに対するソリューションを提供しているため、魅力的だと感じる。

特に学生が審査されるような場面は無かったため、有利にはならないのではないかと思う。こうしたインターンシップに参加しているという履歴から志望度の高さをくみ取ってくれる可能性はあるのかもしれない。

自分が将来何をやりたいのか全く分からない状況であったため、とりあえず興味を持てる業界全てをみて、インターンシップに応募していた。印刷業界をはじめとしたメーカーや、通信、ＩＴ、メディア等幅広く見ていた。色々なインターンシップに参加する中で、会社のミッションや風土、社員の方々の雰囲気をみて、自分に合った会社を見つけたいと考えていた。

ＤＮＰのように変化をし続けている企業が魅力的だと感じるようになった。変化の激しい今の時代には、「変化に対応しつづける能力」がもっとも大切なのではないかと思う。そのため、ＤＮＰのようなソリューション提案型の企業は未来があるのではないかと感じる。今後の就職活動においては、「変化への対応力」を1つの軸にして、企業選びを進めていきたいと思った。