【未来を創る挑戦】【22卒】日立製作所の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.17957（上智大学/女性）（2021/9/27公開）

もともと総合電機メーカーを一番に志望していたので、日立も参加しておくべきかなと思いインターンに応募した。半日のみの開催で、しかも日程の選択肢が複数あったため、応募しやすかった。選考が面接なしでエントリーシートだけだったのも、有難かった。

エントリーシートのみの選考だったので、大した対策はしていない。一応新卒採用サイトは一通り見て、事業内容は把握しておいた。

設問も基本的なものだったのであまり他社との違いは感じなかった。

日立の行っている社会イノベーション事業をゲーム形式で体験

会社概要説明→社会イノベーション事業　体験ワーク→ワーク振り返り・解説→Q＆A

日立で働く社員がいかに連携しプロジェクトに取り組んでいるか

日立の社員としてそのように社会課題にアプローチし解決策を生み出すのかを考える

1日目にやったこと

日立独自（？）のサイトを使ってゲーム形式で進める。それぞれ営業、システムエンジニア、資材調達、経理財務、人事総務のいずれかの役割が割り振られて、それぞれの立場で意思決定しながらゲームを進めていく。

なし

オンラインのサイトを通してゲーム感覚で進めていく方式であり、インターンに参加している社員も、学生100名に対し人事社員1名のみだったので、関わる機会はほぼゼロに等しかった。最後のQ&Aタイムで自ら関わりに行くことは可能。

参加学生の人数が100人ととても多く、1つのグループも8名くらいいたので、チームとしてのまとまりを出すのが難しかった。オンラインということもあり、初めはみんな意見を出しづらそうだった。また日立独自（？）のサイトの操作方法も最初は慣れず、大変だった。

ワークではそれぞれ与えられた職種に基づいて意見を言わなくてはいけないので、嫌でも交流することになる。

ワークを通じて、日立は常に壮大な社会問題と直面しており、それを解決できるようなプロジェクトを進めているのだということを肌で感じられた。一つ一つのプロジェクトのスケールが大きいので、何か１つのプロジェクトを終えた時には、相当な達成感を感じられるのではないかなと思う。

日立の会社説明などで何度も出てくる「社会イノベーション事業」という単語の意味を、もっと事前に知っておけばよかったと思った。

インターンに参加して、日立に対してなんとなく「スケールが大きく、社会貢献している」という良いイメージは持てたが、その中で自分がどんな役割ができるのか、どんな風に活躍できそうかというところまではイメージができなかった。もっと多くの社員の方と関わる必要性を感じた。

日立のやっている事業内容が壮大すぎて、少なくともこのインターンだけでは自分には理解できなかったから。もっと色々調べれば理解できるのかもしれないが、仮に事業内容を理解できたところで、自分が活躍できるイメージを持てなければ面接で自分を採るメリットをアピールしきれないので、厳しいかなと思った。

一つは、繰り返しになってしまうが、事業のスケールが大きすぎて理解しがたかったこと。直感的であっても、一度このように感じてしまうと今後改めて理解するのにも時間がかかるかなと思った。もう一つは、インターンの内容が人数のわりに大変で、あまり楽しくなかったこと。人事1名で運営することにも少し疑問を感じた。

大学OBの社員さんとの面談後、さらに次の面談に案内された。直接的な選考だったわけではないが、その後の本選考にかかわるような、評価の一環になっていることは間違いないと思う。

メーカー・通信・ITの企業を志望していた。メーカーが第一志望で、主に富士フイルム、キヤノンなどの精密機器系・パナソニック、ソニー、日立などの総合電機メーカー系を見ていた。色々あるメーカーの中でも上記の業界・企業を志望していた理由は、「モノづくり」と「最先端技術」の両者を融合した形で社会貢献ができると思ったからである。通信とITは「念のため」という気持ちで見ており、採用数の多い企業（ドコモ、KDDI、富士通、楽天など）に絞ってインターンに応募していた。

正直、人事社員1名の顔しか見ていないので、日立社員の全体としての印象は特になかった。その1名の人事社員の方の印象としては、賢そうで柔らかい感じの雰囲気で、いかにも日系企業らしい方だった。業務内容に関しては、想像以上にスケールが大きく、社会問題解決に対して高い関心を持っているような方には、とても良い会社だと思った。