【未知の医療への挑戦】【22卒】富士フイルムメディカルの冬インターン体験記（文系/事務系）No.17742（上智大学/女性）（2021/9/27公開）

元々メーカー志望で、富士フイルムの説明会に参加している中で富士フイルムメディカルのことを知った。グループ会社とはいえ、富士フイルムのメディカル分野は業界の中でも存在感があるイメージだったので、興味を持ち応募した。

事前に富士フイルムメディカルの説明会に参加した。そのとき人事が言っていたことをメモしておいて、それをエントリーシートにさりげなく組み込んだ。エントリーシートだけの選考なので、会社への興味があることを示せるような文章を書くよう心がけた。

富士フイルムメディカルの事務系はまず間違いなく営業職をやることになるので、ガクチカでは営業で使えそうなスキルをアピールした。

グループワーク×２、座談会

①業界・仕事研究のポイントを理解するためのグループワーク
②会社の仕事の全体像を把握するためのグループワーク
③座談会

営業も顧客のアフターフォローに携わること。他部門との密なコミュニケーションが欠かせないこと。

①業界・仕事研究のポイントを理解 ②会社の仕事の全体像を把握

1日目にやったこと

①グループに分かれ1つの業界を担当し、企業のポジショニング分析をする。インターンというよりは就活支援に近い内容。
②ケーススタディのような資料を読み、1つの案件を体験する。グループメンバーそれぞれに職種が割り振られるので、仕事の大まかな流れがつかめる。
③座談会（人事1名・事業部1名）

人事1名、事業部1名

なし

2回グループワークがあるが、しっかりFBをもらえるというよりは発表して終わりという感じ。チームで対抗するようなものでもない。社員との関わりは最後の座談会。やりがいや求める人物像などを詳しく聞いた。

1つ目の業界研究のグループワークでは、ワークの内容をいまいち理解しないままスタートしてしまい、グダグダな発表になってしまった。時間が短いこともあり、どのチームもクオリティは高くない印象を受けた。わざわざ選考されて参加したインターンで、このような業界研究のグループワークをすることに疑問を覚えた。

グループワークが2回あったが、全体的に控えめな学生が多いように感じた。

2つ目のグループワークでは、案件の流れやそれぞれの職種での役割が理解できたので、これはインターンに参加したことの大きなメリットだったと思う。文系の場合は営業職にしかなれないが、他の職種とのかかわりも深いので、全体的な流れを知ることも大切だと感じた。

富士フイルムメディカルの業界での立ち位置や、富士フイルム本体のメディカル分野との違いなどを知っておけば、よりスムーズに参加できたかもしれない。

繰り返しになるが2回目のグループワークで仕事の流れを把握できたことで、富士フイルムメディカルでの営業職の役割がより理解しやすくなったと思う。また、座談会では実際に営業職経験のある人事の方から話を聞けたので、そのやりがいなどをリアルに聞くことができた。

インターンに参加した後に改めて自己分析した結果、私は営業職には向いていないと判断したから。自分には向いておらず受けても内定が出ないと感じたので、本選考も受けなかった。メディカル分野に興味があり営業マンになりたい人にとっては、良い会社だと思う。

事務系で受ける場合に、営業職にしかなれないという点が私にはデメリットに感じられたから。インターン参加前からわかっていたことではあるが、実際に営業を経験した人から話を聞いたことで、それがよりリアルに感じられて、自分の意思が確固たるものになった。

参加者は全員、早めに本選考の案内が来る。実質の早期選考ルート。実際に私は受けていないのでわからないが、インターンでの評価は本選考とは関係ないのではないかと思う。

この時期はあまり志望業界が定まっていなかったが、メーカーを中心に受けていた。富士フイルム、キヤノンなどの精密機器系と、パナソニック、ソニー、日立などの総合電機メーカー系を高く志望しており、ついでにそのグループ会社も見るようにしていた。しかしグループ会社は親会社に比べて採用数が少ないことや知名度が低いことから、やはり私の本命は親会社だった。他には通信やITも一応見ており、採用数の多い企業（ドコモ、KDDI、富士通、楽天など）を見ていた。

元から富士フイルムグループの人は温和で聡明なタイプが多いイメージだったが、そのイメージは富士フイルムメディカルも例外ではなかった。しかしインターンの完成度という意味では富士フイルム本体や他の大手企業と比べると、高くはなかった。しかしやはり少人数であることからアットホームそうな雰囲気も感じたので、一概にどちらのほうが良いとは言えないと思った。