【損保新提案、体感営業】【19卒】三井住友海上火災保険の冬インターン体験記（文系/総合コース）No.1831（明治大学/女性）（2018/2/9公開）

東京海上日動火災保険株式会社の営業同行5日間のインターンシップに参加し、損害保険のことを外回りを通じて学んだ。なので今度は損害保険について座学でしっかり学び、知識を習得したいと思ったから応募した。また、３メガ損保の雰囲気を比較したかったので、インターンシップを通じて知りたいと思った。

事前に就活会議やみんしゅうを使って、どのような選考フローがあるのかを確認しておいた。グループディスカッションでは、人の話をよく聞き、自分の意見もちゃんと言うこと、そしてチームとして一つの成果を出し切ることができるように心がけた。

ニューリスクに対応する新しい損害保険を立案せよ

前半にやったこと

前半は損害保険の基礎理解や社会人の基礎理解ワークを行った。損害保険について、また三井住友海上火災保険株式会社について、講義形式で説明があった。その後、社会人になるにあたって必要な考え方をグループワークを通じて学んでいった。

後半にやったこと

後半は主に営業体感ワークと最終プレゼンテーションの準備を行った。営業体感ワークでは、ビール会社の社員役や損害保険の社員役になり、営業のロールプレイを行った。プレゼンテーションの準備では、学生が全て１から考えて新規保険を立案する。

人事部の社員

なし

保険金サービス部門の体感ワークにて、自動車事故の被害者ご遺族に事故の責任割合を説明するプレゼンテーション課題があった。そのプレゼンテーションのフィードバックの時に、言葉の語尾についてアドバイスがあった。「事実」（〜です。）と「推測」（〜であるだろう。）と「考え」（〜だと思います。）を区別をつけて説明しなければ、ご遺族に反感を買う可能性があるということは、非常に納得した。

毎日ミニプレゼンテーション１〜２個があり、タイトな時間でプレゼンテーションを形にしなければならないことが大変だった。さらに模造紙を用いてのプレゼンテーションであったため、レイアウトを決める時間や書く時間も考慮してタイムマネジメントをしなければならなかった。

ミニプレゼンテーションは、全１７グループのうち各２グループ同士で発表し合い、その後立候補制で１７チームと社員さんの前でプレゼンテーションをする機会がある。そこでは、先ほど印象的なフィードバックでも書いたような損害保険の現場で働いたからこそ分かることをフィードバックとして社員の方から直接何度もいただく機会を得ることができ、参加してよかったと思った。

今後新しく出てくるもの（AIなど）に感度が高いとより有効だったと感じた。保険を立案する際に、まず今後様々な分野でどのようなことが起きるかを考えてから絞り込んでいくので、その候補が多ければ多いほど深みのあるプレゼンテーションになったと思う。（多くの班の題材がかぶっていたので）

今回のインターンシップは会議室から一歩も出ることがない完全な座学であった。なので、社員さんの1日の働き方やスケジュール、どのような取引先とどのような仕事をしているかまで把握することができなかった。業界理解や会社理解はなんとなくできたが、働くというイメージはあまりつかなかった。

参加人数が１回に100人を超えていて、それが何タームもある。参加学生人数は1000人を超えると予想する。インターンシップに参加したことで、面接で話すことに説得力は出るかもしれないがこれだけ大規模な人数が参加しているインターンシップで内定は出ないのではないか。

毎日内定者の方がグループに１人ついてくれて、1日グループの様子を観察した上で最後に個別に１０分ほどでフィードバックをしていただける。内定者の丁寧で親切さと、言葉の節々から感じる頭の良さにこのような人になりたいととても尊敬したため、志望度が高くなった。

先ほども述べたように、このインターンシップの参加学生人数があまりに多すぎる。参加するための選考も面接なし、ESと GDだけなので選抜された感じもあまりないことから大きく有利になることはない。

損害保険業界と商社業界を志望していた。具体的には、東京海上日動火災保険株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、五大商社の一般職と、鉄の専門商社（岡谷鋼機株式会社、JFE商事株式会社、阪和興業株式会社など）の総合職。年収にやりがいを感じるため、激務でも年収が高いところを志望している。

さらに損害保険業界に対する志望度が高まった。損害保険の「挑戦を支える」ことと「インフラのインフラ」という側面に大変惹かれた。前に、国際協力に携わりたいと思っていたので、損害保険のそのような要素がいつか発展途上国の支援にもつながるのではないかと考えた。国際協力と似た性質をもっていると座学で改めて認識して、年収以外のやりがいをみつけることができた。